Wrong person to ask(聞く相手を間違えているよ)
直訳で「間違った人に尋ねる」となるこの表現は、相手の質問に対して、その分野における知識や経験が自分にはない、という状況で使われ、日本語の「聞く相手を間違えているよ」に相当します。
一般的には“You’re asking the wrong person.”の形式で使われ、今日の会話のようにテレビを全く見ない人にオススメの番組を尋ねた時や、パソコンが苦手な人にパソコンの使い方を聞くような状況で使われます。
I’m terrible with computers. You’re asking the wrong person.
(僕はパソコンが苦手なんだ。聞く相手を間違えているよ。)
I’ve never studied abroad so I don’t know what it’s like. You’re asking the wrong person.
(私は留学をしたことがないので、どんな感じなのかが分かりません。聞く相手を間違えています。)
I failed the Eiken three times in a row. I can’t give you any advice. You’re asking the wrong the person.
(私は英検に3回連続で落ちたので、何のアドバイスもできません。聞く相手を間違えています。)
Hype(誇大に宣伝する、話題となっている)
hypeは「誇大に宣伝する」を意味する単語です。
特に新しい商品やサービス、映画やテレビ番組、イベントやレストラン、スポーツ選手などについてマスコミが大げさに報道したり、大々的に宣伝したり、SNSで大きく話題にして多くの人を引きつけ夢中にさせることを表します。
「〜は大々的に宣伝されている / 〜について大騒ぎしている」は「There is a lot of hype about/surrounding ____」、「〜は期待通り凄い」は「____ live up to the hype」と言います。
There’s been a lot of hype about the new ramen shop that opened up by the train station.
(駅前にオープンした新しいラーメン屋さんが話題になっていますね。)
That movie was awful. It didn’t live up to the hype.
(あの映画はひどかった。宣伝の割には大したことなかったね。)
Shohei Ohtani is the real deal. He lived up to the hype.
(大谷翔平選手は本物だ。彼は期待通りのすごい選手だ。)
Train(〜に乗っかる)
trainは「電車」や「列車」を意味しますが、日常会話では「ブーム」の比喩表現として使われ、「流行に乗る」ことを意味します。
正式にはjump on the hype trainやjump on the bandwagonと表現し、話題になっているものに乗っかることを意味します。
“Demon Slayer train(鬼滅の刃ブームに乗っかる)”のように、trainの前に具体的に流行っているものを入れることができます。
People are quick to jump on the hype train.
(人はすぐに話題になるものに飛びつきます。)
He’s not a true Dodgers fan. He just jumped on the bandwagon because they won last year.
(彼は真のドジャースファンではありません。ドジャースが去年優勝したから、単に人気に便乗しているだけです。)
Demon Slayer is super popular in Japan. Everyone jumped on the Demon Slayer train.
(「鬼滅の刃」は日本でとても人気があり。みんなが「鬼滅の刃」ブームに乗りました。)
For a second(ちょっと)
for a secondは直訳すると「1秒間」ですが、日常会話では「一瞬」や「ちょっと」という意味で使われます。
for a momentと意味と使い方は同じで、相手にちょっと待って欲しいと伝えるときや、「ちょっといい?」と相手に話しかけるような時に使えます。
ちなみに、日常会話ではsecondを略してfor a secと言うこともよくあります。
Can you hang tight for a sec? I’ll be right back.
(ちょっと待ってて。すぐに戻ってくるから。)
I thought I mixed up the time for a sec.
(一瞬、時間を勘違いしたかと思った。)
Do you have a second? I need to talk to you about something.
(ちょっといいですか?相談したいことがあります。)
Catch up(追いつく)
catch upは「追いつく」や「遅れを取り戻す」を意味する日常表現です。
仕事や学校の勉強などの遅れを取り戻したり、録画していた好きなドラマやアニメのエピソードを全部見て、最新のエピソードまで追いつくような状況で使われます。
I have to catch up on some work this weekend.
(今週末はたまっている仕事を仕上げないといけない。)
I’ve finally caught up on Demon Slayer. I binge-watched all the episodes yesterday.
(やっと「鬼滅の刃」の最新エピソードまで追いつきました。昨日、全エピソードを一気に見ました。)
I’m a little behind on my studies. I need to catch up.
(勉強が少し遅れているので、遅れを取り戻さないといけません。)
p.s. 写真は神代寺植物公園のしろがねよし(パンパスグラス)
南米(ブラジル・アルゼンチン)原産。高さは2~3mにも及びます。
羽毛のようにやわらかい花穂をつけます。
名前の由来は、英名で南米の大草原(パンパス)に生えている草(グラス)という意味です。
『狙われやすい家の10の特徴』
「闇バイト」で集められた即席集団であったとしても、犯行グループは強盗に入る前に下見をしていると思われる。大体の狙いを定めた地域で、水道や屋根の修理業者を装って民家の中に入り、その家庭の情報を集めてターゲットを決めているのです。
1. 家が目立たない位置にあり、周囲が雑然としている
2. 周囲に高い塀やフェンス、木が多く、隠れやすい場所がある
3. 門やフェンスの施錠がされていない
4. 照明が少なく、夜間は真っ暗
5. 家の構造が入りやすい作りである(ドアや窓が多い)
6. 玄関の鍵が古い・ドアの立て付けが悪いなどで、防犯性が低い印象がある
7. 高級車がつねに駐車されている
8. 家族構成がわかりやすいものが目につきやすい場所にある(洗濯物など)
9. 住人が高齢者や一人暮らしだと周囲に知られている
10. 近隣との交流が少ない
言わずもがなだが、強盗は外から見えにくい家を好む。ポツンと一軒家のように、周囲から断絶された場所にある民家が危険なのはもちろんだが、住宅街にあっても、周囲から隔離されたような印象の家は注意が必要なのです。
たとえば、防犯やプライバシー保護のために高い塀やフェンスを設置する家は多いですね。
確かに犯行グループが下見する際には家の中を見られずに済むだろうし、侵入の際には乗り越える手間ができるという点では、防犯になるかもしれない。
だが、いったん塀の中に入ってしまえば、絶好の隠れみのとなるわけで危険は増してしまうのです。 上記に挙げた3以降も当てはまる家は、その高い塀やフェンスが逆効果となるのです。
我が家は年寄りの二人暮らしなので、毎日ニュースを見ては不安でいっぱいです。
実家は住宅地にあり、北側だけが隣家と接しており、三方が道に面しています。年寄り1人だとわかって狙われたら嫌だなあと思っているのですが、開けているという点では安心かもしれません。でも油断は禁物ですね。
高い塀は一度中に入ってしまうと密室と同じですね。
「不用品買い取ります。」、「屋根瓦ゆるんでますよ」、「外装塗装しませんか?」とかありました。
家族の行動をチェックし、何時ごろに家にだれもいないという情報を得ていたようです。
そして入るこむと外からは見えないし、ちょっと時間はありますね。