EURO24女子Dのココだけの話

2010年9月19日 (日)

『美術からひも解くスペイン』撮影の舞台裏
今回は「テレビでスペイン語」の『美術からひも解くスペイン』撮影の舞台裏をご案内!
blog_9_art_1.jpg 時は17世紀。このコーナーでも何度かご紹介したスペインバロック絵画の巨匠、ディエゴ・ベラスケスの作品、「ラス・メニーナス(女官たち)」が舞台。
片瀬さんが演じるのは、スペイン美術が大好きで、好奇心いっぱいのお姫様。たくさんの作品が見たくていつもウズウズしています。そんなお姫様の好奇心を満たすべく、作品を紹介するのは宮廷官吏役のフリオさんと侍女役のマリアさん。そして、スペインの美術と文化に精通した専門家役の貫井先生が作品の解説をします。

役作りに余念がない片瀬さんとフリオさんは、このコーナー以外の打合せ中でも、「これフリオ!」「はい!姫様!!」と呼び合っていることも。その甲斐あって、片瀬さんはワガママなお姫様を見事に演じていらっしゃるのです。しかし、お友達から、「あれ、いつも通りの感じだよね。」と言われたことがあるとか、ないとか・・・。フリオさんは、「はい!姫様!!」というセリフをお友達からからかわれたそうですが、どんどん板についている気が・・・。
blog_9_art_2.jpg そして、当時のスペイン宮廷のドレス(レプリカ)も見所のひとつ。出演者のみなさん、とても似合っていらっしゃいますよね。ご本人たちも昔の衣装を着るのは結構楽しいとおっしゃっていますが、横に広がったスカートがなかなか大変のようで・・・。つい「うらやましい!私も着てみたい・・・。」と安易に思ってしまうのですが、スカートを広げるペチコートが邪魔になってとても動きづらく、椅子に座れないのです。だから、休憩中も立ったまま。片瀬さんもマリアさんも、とても素敵に着こなしていらっしゃいますが、実は衣装を着るだけでも一苦労。
しかし、当時の人たちはあのドレスを毎日着ていたんですよね。一日中立ったまま・・・?やっぱり、今の時代に生まれてよかったかも。
このコーナーもあと1回ですが、「そうだったのかぁ・・・」と思いながら、最終回も是非ご覧ください!





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