2010年11月 8日 (月)

「みんなの体験談」投稿ありがとうございました!
「みんなの体験談」の受付を終了いたしました。
このブログを読んで下さったみなさま、投稿をお寄せいただいたみなさま
そして、『EURO24』を見て下さったみなさま・・・。
どうもありがとうございました。

引き続き、外国語番組をどうぞよろしくお願いいたします。





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2010年11月 1日 (月)

「みんなの体験談」締め切り間近!
10月30日に放送いたしました「EURO24 卒業 新たなわたしと出会う旅」
ご覧いただいた方、ありがとうございました。

みんなの体験談」は11月8日(月)午前10:00まで投稿受付しております
(投稿いただいた方の中から、抽選で10名様に番組特製クリアファイルを差し上げます)
みなさまの投稿、お待ちしております!





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2010年10月28日 (木)

EURO24の特番を放送します
ユーロ24シリーズの放送が終了してから、1か月が過ぎました。
10月からのシリーズも、引き続きご覧いただいていますでしょうか?

さて・・・。
久しぶりのお知らせです。
ユーロ24ナビゲーターの4人、萬田久子さん、原沙知絵さん、知花くららさん、片瀬那奈さんが半年間の学習成果を披露する特別番組を放送します。
結果は見てのお楽しみ♪

「EURO24 卒業 新たなわたしと出会う旅」
10月30日(土) 教育テレビ 午後4:00~4:59放送予定
euro_1030.jpg

そして、「みんなの体験談」は、11月8日(月)午前10:00まで投稿可能です。
みなさまの投稿、お待ちしております!






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2010年9月26日 (日)

マライさんインタビュー
g_marei_1.jpg 今回はテレビでドイツ語に出演のマライ・メントラインさんのインタビューです。
「え?いまさら?」と突っ込まれそうですが、5月に「テレビでイタリア語」にゲスト出演された感想もあわせてお伝えします。
「イタリア語の番組づくりは、すごく刺激的でした。ドイツ語は原さんを含めて全員で細かいところまで打ち合わせをしてから収録に臨みます。それが普通だと思っていたけど、イタリア語は違ったんですよ!打ち合わせは全体の流れを確認するのがメイン。収録が始まったら、イタリア人店員がいるレストランに、萬田さんが本当に遊びに行っているような感じで、アドリブありのとても自由な雰囲気でした。あの陽気なリアクションやエネルギーは、こういうところから生まれているんですねぇ・・・。とても勉強になりました。
私はイタリア語を勉強したことはありませんが、ドイツ語と似ている言葉もあるので、ジェスチャーも見ながら聞いていたら話の内容が理解できました。もし通じなくても、お互いが理解しようとして近づくのは、とてもいいことだと思います。ジェスチャーでも通じ合える!言葉が完璧じゃなくても大丈夫!言葉の壁を乗り越えて、きっと思いは伝わります。」
イタリア語のゲスト出演は、マライさんにとっても、新たな発見があったようです。良かった、良かった。『かわいい子には旅をさせろ』ですね。

では、話題を変えて。
マライさんのドイツおすすめスポットはどこですか?
「ライン川沿いやケルンかな?ケルン大聖堂はとてもすばらしいので、一度実物を見ることをおすすめします。あと、日本人のみなさんには、デュッセルドルフにも行ってみて欲しいですね。ここは日本企業が多く進出しているので、日本人街があります。あえて、外国にある自分の国をイメージした街を見るのも面白いんじゃないかなと思います。
ドイツでもマンガ、アニメ、J-POP、ビジュアル系などが人気なので、日本ブームです。
日本人街にはコスプレしているドイツ人が集まっていることもあるので、ドイツの日本好きな若者とお話してみると面白いかもしれませんよ。」

ところで、なぜ日本にいらっしゃったのですか?
「私は北ドイツのキール出身です。日本とはあまり縁のない街でしたが、子供のころにたまたま図書館で借りた絵本の中に、アジアがテーマの本がありました。私はその絵本が大好きで、おさな心に「私にはアジアが合っているかもなぁ」と思ってしまいました。中国にも興味はあったのですが、日本に行ったことのあるおばさんや友達から、日本のおみやげをもらったり、話を聞くうちに『日本に行かなきゃ!』って思ったのが始まりです。その後、キールの市民学校で日本語コースを見つけて、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に勉強をはじめましたが、クラスのみんなはそんなに真剣じゃなかったんですよね。そんなときに、学校で見つけた留学案内に日本があったので、16歳のときに1か月間、留学しました。電子辞書や教材も持っていなかったので、萬田さんのように暮らしのなかで日本語を学びました。自分ひとりでがんばっても、あまり効果的じゃないんです。他人に教えてもらうことも大切だと、実感しました。」

今ではすっかり日本語ペラペラのマライさんですが、外国語勉強の秘訣は?
「語学の勉強は『勉強を始めたときの情熱』を維持することが大事だと思います。文法が難しいと思うと、どんどんイヤになるけど、その国の好きなものを見つけて勉強に取り入れるのが大事だと思います。そうすれば長続きするんじゃないかな?
私は日本にいながら日本語漬けの生活を送りましたが、主に活用したのはテレビです。字幕を見ながら言葉を聞いて、内容を把握しました。字幕は漢字の勉強にもなるので、とても便利ですよ。でも、他の国のテレビは日本のように字幕が出ないので、聴覚障害者用の字幕つきDVDが役に立つと思います。」

では、ヨーロッパ旅行の必需品は?
「折りたたみ傘かな?日本のようにコンビニはないし、ヨーロッパの人は雨が降ってもあまり傘をささないから、日本のようにすぐ買えません。濡れたくなかったら、ぜひ」
飛行機でのすごし方は?
「時差ぼけにならないために、飛行機ではしっかり寝たいと思うけど、いつも失敗します。眠れなくて気づいたんですけど、起きている人達がキッチンのそばにたまって、アイスクリームを食べたり、会話をしている場合があります。これは外国人と会話するいいチャンスかもしれませんよ。」

では、最後にワンポイントレッスンを!
「Macht nichts!(大丈夫ですよ)
これは、英語だとNever mind.という感じかな?たとえば、足を踏まれて謝られたとき『気にしてないよ!』と言いたいときに使います。
Nah?(やあ!)
親しい人に対して『やあ、元気?』というニュアンスで使います。」

大きな瞳をクルクル動かしながら、インタビューに答えてくださいました。
マライさんは本格的に来日してから1年半くらいなのですが、そうは思えないくらい日本語がペラペラで、言葉遣いもとても丁寧なので、日本人として頭が下がる思いです。
そして、マライさんはイラストもとても上手!4月から9月号の「テレビでドイツ語」テキストのコラムに、マライさんのイラストも掲載されていました。テキストをお持ちの方はぜひ見てみてくださいね!
10月からの「ベルリン再発見」にも、マライさんは出演中です!





カテゴリー:ドイツ語

2010年9月25日 (土)

くまっちとくまっこの母ご紹介
blog_g_9_sasaki.jpg 単語コーナーに出てくる、くまっちとくまっこ。どんな人が書いているのか、気になりませんか・・・?
というわけで、ついにくまっちの生みの親を公開しちゃいます!
CGデザイナーの佐々木あゆみさん。実は、こんなに素敵なかわいらしい方が生みの親なのでした。もちろん、単語コーナーのくまっちとくまっこのイラストも佐々木さんの手書きです。
「NHK技研が開発した、声に合わせてリアルタイム3DCGで 動かせる"TVML"キャラクターを制作して、収録現場ではコトバにあわせてキャラクターを動かす作業もしています。くまっち以外にも『シャキーン』のジュモクさんなども担当しています。
CGの仕事がメインなので、普段と違う『単語コーナー』のイラスト制作は、とても楽しみながら描いています。
まず、毎回のテーマに沿って、線画を描きます。ディレクターさんと打ち合わせをして、方向修正をします。掃除機や洗濯機などの電化製品など、日本とデザインが違うものはドイツの製品を参考にして描くようにしていますが、そういうところも確認してもらいます。OKがでたら、原画をスキャンして、CG上で色をつけて仕上げます。

『料理をするkochen』という単語で私が書いた原画がこれ。
blog_9_sasaki_kochen_1.jpg

  ↓ こちらが修正後の『料理をするkochen』 blog_9_sasaki_kochen_2.jpg
『料理する』だけど、実際には『煮る』というニュアンスが強いので、最終段階でお魚を小さく、お鍋を大きく修正しました。CGで描くと、こういうサイズの変更がすぐできるので便利ですね。

最初はおとなしくしていた妹のくまっこですが、回を追うごとにどんどん大胆になり・・・。最近のくまっちは、相当痛い目にあっています。ディレクターさんたち意向をとりいれながら描いているのですが、おてんばなくまっこを面白がってもらえるので、どんどん女王キャラに成長してしまいました。時々、これでいいのかな?って不安になることもあるほど、好きに描かせてもらっているので、感謝しています。今まで書いた中で、好きなのは料理シリーズかな?」

インタビュー中、通りかかったマライさんは「私も佐々木さんのイラスト、大好き!色使いがすごくかわいいし、なごみます。でも、放送だと数秒しか見えないからすごくもったいないと思う。よく見ると、『あ、ここにもくまっちがいた!』っていう楽しみもあるんです。すごく細かいところまで描いてあるんですよ!冷蔵庫のと、あとは食べ物シリーズが大好き。」
と、佐々木さんが持ってきてくださった、たくさんの原画を見て大喜びでした。
blog_g_9_genga.jpg

マライさんが好きなイラスト
blog_9_sasaki_kuehlschrank.jpg
『冷蔵庫 der Kühlschrank』

blog_9_sasaki_mikrowelle.jpg
『電子レンジ die Mikrowelle』


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2010年9月22日 (水)

「テレビでドイツ語」最終回
blog_g_9_last_kuma.jpg 「テレビでドイツ語」も最終回を迎えました。
最終回の収録日、くまっちも寂しそうでした・・・。

最終回の収録を終えた原沙知絵さんに、
半年間の感想をうかがいました。

「本当にあっという間の半年でした。ドイツ語はとても難しかったです。半年たって、やっとドイツ語学習のスタート地点にたどりつけたのかな?というのが正直な感想です。
また、今回コトバを通してドイツの文化や習慣にも触れましたが、異国を知ることで自分自身が日本人であることを強く感じました。
半年かけていろいろ発見することができて面白かったです。
ドイツ語が始まる前の特番で、萬田さんが『語学を習得するには努力が必要』とおっしゃっていましたが、『好き』なのはあくまでも前提。それに努力をプラスしないと語学は絶対に身につかないと実感しました。ドイツ語をマスターできるかどうかは、これからの自分次第。ノリで上達する言語ではないので、基礎的なことをもっと勉強しなくては!と思っています。基礎をマスターして、聞き取りができるようになったら、ドイツに足を運びたいですね。
地に足をつけて、視野を広げていきたいと思っています。
そして、吉満先生、マライ、ベンヤミン、くまっち、タニアさん、そしてスタッフのみなさん。
とてもハートフルな人たちとじっくり番組を作ることができたのは、大変有意義な経験でした。
またいつかご一緒できたらいいですね。」
blog_g_9_last.jpg

そして、吉満先生から原さんへのメッセージです!
「原さんの耳の良さ、天才的とも言えるひらめきとするどい質問には、いつも驚かされています。それに『ドイツとドイツ語大好き!』という気持ちがあふれていて、本当に教えがいのある生徒さんです。今後もぜひ続けて勉強していただきたいと思います。」

来週からは、2009年4月~9月に放送したシリーズ、「LIZAと一緒にベルリン再発見!」を再放送します。EURO24でご紹介したのとはまた一味違うベルリンを、LIZAさんと一緒に再発見してくださいね。
マライさんとくまっちは、このシリーズにも出演していますので、どうぞよろしくお願いします!






カテゴリー:ドイツ語

2010年9月20日 (月)

吉満たか子先生インタビュー
g_yoshimitsu.jpg 今回は、テレビでドイツ語の講師、吉満たか子先生をご紹介します。吉満先生は広島大学外国語教育研究センターの准教授です。
(←マライさんとの仲良し2ショット写真)

海外留学経験もある先生に、外国語勉強法や海外旅行でのお役立ち情報など、色々な質問にお答えいただきました。
*ご趣味は?
温泉旅行(アルカリ性の温泉が好き)
見仏(仏像を見学すること。みうらじゅんさんを師と仰いでいます。一番好きなのは阿修羅像。特に向かって左側のお顔がラブ!)
料理(旅行先でおいしいものに出会ったら、レシピを仕入れて再現します)
*好きな言葉、座右の銘は?
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
*勉強した外国語、勉強歴、勉強することになったきっかけは?
英語は学校とNHKのラジオ(高校3年間、毎日「英語会話」を聞きました!)で勉強 しました。今でも時々教育テレビの英語番組は難易度に関わらず見ています。
ドイツ語は大学に入ってから専攻語として学びました。大学時代、第3外国語でフランス語をかじりましたが、1学期間で挫折。社会人になってから週に1回、語学学校で再チャレンジしましたが、やっぱり物にならず...。
3年ほど前からは韓国語を勉強しています。韓流ブーム(もちろん冬ソナ)がきっかけでしたが、実際に韓国へ行ってみて、興味がより高まりました。こちらはなんとか続いています。
*留学経験は?
専攻していたにも関わらず、ドイツ語の成績が悪かったので、大学2年生の夏休みに3か月間、ドイツのケルンにある語学学校に通いました。大学4年生の時にはケルン大学に1年間留学。その後、大学院生の時には半年間、ミュンヘンのゲーテ・インスティトゥートでドイツ語教員になるための教育を受けました。
*留学中や海外旅行中のエピソードを何かひとつ。
初めてドイツに滞在した時、語学学校で様々な国から来た同世代の人たちと知り合うことができました。当時の私は、クラスで一番ドイツ語が下手でしたので、とにかくみんなと同じようにドイツ語で話がしたいという一心で勉強しました。その当時仲良くなった友人を訪ねて、イタリア、フランス、スペイン、ノルウェーなどにも旅行をしました。ドイツ語を介してドイツ以外の国の文化にも触れることができたのもそうですが、20年以上経った今でも交流が続いている友人が出来たことは、ドイツ語を勉強して良かったと思う大きな理由です。
*外国語の勉強方法は?
勉強した単語や文法が使えるようなシチュエーションに遭遇したら、頭の中で作文したり言ってみたりするのがおすすめです。例えば、「今晩は何を食べようかな?」と思ったら、それを頭の中でドイツ語にしてみる。(余談ですが、今は時々韓国語で夫に話かけています。自分で逐次通訳するので、コミュニケーション上は問題ないのですが、韓国語に興味のない夫はちょっと迷惑しているかも...)
*好きな国や都市は?
ケルンとミュンヘン(留学時代の思い出が沢山あるので)
留学中に旅行をしたイスタンブール(まさに異文化と出会うことができました)
*好きな国や都市のおススメとその理由を。
ケルンの地ビール「ケルシュ」:留学前はビールが苦手だったのですが、ケルシュを飲んでその味に目覚めました。いろいろな銘柄があり、お気に入りの味を見つけるのも楽しいと思います。
ミュンヘンのドイツ博物館:自然科学や技術に関するありとあらゆるテーマの展示があります。一日いても飽きません。特に地下にある鉱山をテーマにした展示は必見です!
*海外旅行に行くときに必ず持って行くものは?
ウォーキング用の靴と服装(朝起きて散歩します)
*飛行機機内での快適な過ごし方は?
機内は乾燥しているので、マスクを付けて過ごします。水分を多く摂り、コンタクトレンズは外して、メガネをかけ、お化粧も落として乗ります。
*時差ぼけ攻略法は?
あまり時差ぼけを感じたことがないのですが、機内でも現地でも、帰国後も眠ければ寝て、そうでなければ寝ないようにしています。
*では最後に、視聴者の方へのメッセージを!
語学は長続きさせることが一番です。仕事や他の勉強でブランクが出来てしまっても、気にしないでください。勉強した分だけ必ず前に進むことができます!






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2010年9月 8日 (水)

魅惑のアブサン
blog_9_absinth.jpg 今回は、スキットでマライさんが飲んでいたリキュール「アブサン」のお話。
なんだか、おじさんのあだ名みたいですが、ヨーロッパで有名なハーブ系リキュールのひとつです。アブサンの主成分はニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどの薬草。
18世紀ごろにフランス人医師によって作られ、薬として用いられてきたとのことですが、ニガヨモギを使った薬用酒は古代からあったそうです。
一方、アブサンは19世紀の芸術家たちをはじめ、多くの人たちが身を滅ぼし、禁止になったお酒としても有名です。ニガヨモギに含まれる「ツヨン」という成分が依存症の原因といわれているのですが、当時のアブサンはワインなどに比べて安価で、粗悪品も多く出回っていたため、アルコール度数の高い安価な酒を大量に飲んだため、依存症を引き起こしたのではないか?ともいう説もあります。
手前のグラスに入っているのが、そのままの状態のアブサン。透き通った薄いグリーンの液体です。奥のグラスが、マライさんが飲んでいたのと同じく、水で割った状態。白濁しています。白濁するのはアブサンに含まれる精油成分が水に溶けにくく、膜を作って乱反射して白く見えるからなのです。(含まれるハーブの種類によって、白濁しないアブサンもあります)
当初、アブサンには糖分が含まれておらず、とても苦くてアルコール度数も高いので、お砂糖と水を入れて飲むのが一般的だったようです。「クラッシックスタイル」と呼ばれる飲み方は、グラスに「アブサンスプーン」(アブサン専用の穴があいたスプーン)を渡して角砂糖に置き、水をたらして白濁させます。後には「ボヘミアン・スタイル」という、角砂糖に火をつける飲み方が流行しました。このほかにも、氷を入れたり、水で割らない、お砂糖をいれないなど、いろいろな飲み方があるようです。
20世紀初頭に製造・流通・販売禁止になったアブサンですが、現在はハーブの種類や割合を調整したものが再発売されています。お店の方は「アブサンは二日酔いしない」とおっしゃってはいましたが・・・。くれぐれも飲みすぎにはご注意を!






カテゴリー:ドイツ語

2010年8月14日 (土)

門倉タニアさんインタビュー
今回は「タニアのドイツ流シンプルライフ」にご出演の門倉タニアさんのインタビューです。

「ドイツ語の出演は7年ぶりです。前回はお料理だけでしたが、今回はドイツのライフスタイル全般について、自然な流れでご紹介できているのではないかと思います。
日本とドイツのライフスタイルの違いをしいてあげるなら・・・。ドイツ人のほうが、シンプルに暮らす人が多いですね。たとえば、自宅への来客は、日常よくあることなので、いつも作らないようなご馳走を作ったりせず、家族の一員のように通常と変わらないおもてなしをします。特別なテーブルセッティングもしませんし、食器類も大皿を数枚とディナーセット(ディナー皿、サラダ皿、スープ皿)とケーキセット、それぞれ普段使いとお客様用を揃えておけば十分。『いつもと同じものを同じように』あくまでも自然体でお客様をお迎えするのがモットーです。

ドイツ料理はたまねぎやベーコンがベースの味で、変わったハーブやスパイスも使わないので日本人でも食べやすいと思います。お菓子はフルーツを焼きこんだケーキが多いですね。6月にご紹介した「りんごのケーキ」は定番中の定番。こういったシンプルなケーキに生クリームを好きな量だけつけて食べるのがドイツ流。ドイツのケーキに生クリームは欠かせません。生クリームをつけたバランスを考えて作っているので、「太っちゃうかも?」と思わずに、
ぜひmit Sahne (生クリームつき)で食べてください。

ベルリンのお勧めは、博物館島そばの国立オペラ座のカフェですね。ベルリンに行くと必ず訪れます。ここのケーキはすごく種類が多くて充実しているので、ぜひ行ってみてください。あとは、地元の雰囲気が楽しめる朝市もいいですよ。露店に季節の食材がたくさん並びます。しぼりたてりんごジュースやレンズマメのスープなど、その場で食べられるものも売っているので、是非立ち寄ってみてください。

tania_1.jpg 5~6月頃なら、イチゴ売りのスタンドが駅にでるので、イチゴのにおいでいっぱいになります。とてもかわいいイチゴ形のスタンドなので、一目瞭然!この季節はイチゴのかごを片手に出勤するビジネスマンを多く見かけます。
そして、白アスパラガスのスタンドも出ます。白アスパラガス(Spargel)はドイツ人が大好きな春の訪れを告げる食材。滞在先で調理ができるなら、市場かスタンドで買って調理してみてください。茹でてホランデーズソース(卵黄とバターのソース)をかければ、ドイツの春を堪能できますよ!」
(写真:タニアさん提供)


tania_2.jpg tania_3.jpg こちらはドイツの暮らしを取り入れるべく、タニアさんが一から手探りで完成された鹿児島のお宅です。

鹿児島の自然素材と、タニアさんがじっくり選んだ骨董の照明や家具がとてもマッチしたステキなおうちですね。自分もいつか家を建てるときは参考にしよう・・・なんて、全く予定もないのに思ってしまいました。

tania_4.jpg そして、これは原さんも懐かしがっていた鹿児島名物の「けせん団子」。とてもおいしかったです!
お団子をはさんでいるのは、けせんの葉(けせん=肉桂=シナモン)です。スティック状のシナモン(皮)はよく見かけますが、葉ははじめて見ました。もちろん、葉もとてもいい香りがします♪

原さんも大好きなタニアさんですが、もちろん私たちも大好きです!タニアさんとお話していると、とても穏やかな気持ちになり、癒されました。まさに、一石二鳥のインタビューとなりました。








カテゴリー:ドイツ語

2010年7月20日 (火)

EURO24・文化交流の巻2
4か国のリポーターが、同じ予算で同じ課題に挑戦するEURO24『比べてみれば』も、もう4回目。今週は200ユーロで1泊2日の小旅行!です。
イタリア語は「アグリツーリズモの街、モンタルチーノへ」アグリツーリズモとは、農家が経営する宿に泊まって田舎暮らしを体験できる新しい形の旅行のこと。最近ちょっとしたブームです。観光地めぐりでは決して出会えない楽しさが味わえます!そして、モンタルチーノは第11課でご紹介した高級赤ワイン「ブルネッロ」の産地としても有名な街。
というわけで、キアーラさんはばっちりワインのテイスティングもしていました♪
そして、ドイツは「歴史の街、ドレスデンへ」教会や磁器見学もとても面白そう。ドイツの観光には自転車が便利だと聞いたことはありますが、自転車旅行者用のペンションがあるなんて...。さすがドイツです。
フランスは「馬とお城の街、シャンティへ」馬とお城も興味深かったのですが、レオさん同様、クレールさんがウェイターさんのお誘いにどう答えるのか?すごーく気になっちゃいました。フランスでナンパされた時の断り方が、よくわかりました!詳しくは『テレビでフランス語』のテキストにも載っていますので、参考にしてみてください!
ここでちょっと豆知識。17世紀に実在した、ある宮廷料理人、フランソワ・ヴァテールが考案したのが、今回登場したクレームシャンティイです。ルイ14世を驚かせようとして生クリームにお砂糖をいれて泡立ててみたんだそうです。ヴァテールが思いつかなかったら、フランスのお菓子の歴史も変わっていたかも...。
スペインは「中世の雰囲気たっぷりのホテル滞在」マルタさん、本物のお姫様のようにステキでした♪お城や修道院、貴族のお屋敷などを改装して作られた国営の宿泊施設をパラドールというそうです。200ユーロのほとんどをパラドールの宿泊に費やしてしまいましたが、お姫様気分が味わえるなら安いもんです!
そして、今回はイタリア語のスタジオにマルタさんが飛び入り参加!ドイツ語のマライさんに続き、二人目です。現在、スペイン・マドリード在住のマルタさんですが、たまたま来日中とのうわさを聞きつけて、お招きしました。
レオさん、ルカさんに圧倒されちゃったのか、ちょっと緊張気味のマルタさんでしたが、お菓子の話になったら、突如スイッチが!本当に甘いものが大好きなんですね。先月の『比べてみれば』で、夜中にホットチョコレートとチュロスを食べていたマルタさんをみんなで心配していましたが、心配ご無用!お肌ツルツル、しかもとてもスリム!美ぼうとスタイルを保つ秘訣は、マルタさんへのインタビューで!後日公開予定です。

blog_7_i_marta.jpg










カテゴリー:イタリア語

2010年7月14日 (水)

だいすき!マウス
maus_1.jpg 今日の文化コーナーに登場した『だいすき!マウス』
旧東ベルリンに住んでいたベンヤミンさんにとって、子供時代の唯一の楽しみ。毎週こっそり見ていたんだそうです。
マライさんも子供の頃に一番好きだった番組とのこと。一番印象に残っているのは「シールの作り方」を紹介した回。実際にシールを作って番組に送り、ご褒美に『番組オリジナルシール』をもらったとのこと。すごくうれしくて、そのシールをずっと大事にしていたんだそうです。マライさん情報によると、『マウス』の人気で、同じような『実験系』の番組が始まったんですって。(マライさんのお父さんは生化学の研究者なので、マライさんも研究や実験が大好き。この手の番組は、かなりツボなんだとか・・・)

maus_2.jpg ドイツでは誰もが知っている『マウス』なので、いろいろなグッズが発売されています。私もドイツの友人からもらった歯磨き粉を持っています!(使うのがもったいなくて、未使用です)
真ん中がネズミのマウス。左にいるのが、ぞうのエレファント、右があひるのエンテ。
みんなでいろいろな謎を解いていきます。
と、ここで!
並んでいる絵を見て何か気づきませんか?そうなんです。マウスが一番大きくて、エレファントが一番小さいのです。
なぜ、なぜ?
マライさんもベンヤミンさんも、このサイズについては、昔から不思議に思っているそうです。
マウスは、ネズミなのにチーズやベーコンには興味なし。大好きなのは、疑問を解決すること。大きな目をパチパチさせているときは、疑問を解決すべく考えているんだとか・・・。
ぞうのエレファントはマウスの親友。寝ること、遊ぶこと、そしていたずらが大好き。ちょっと子供っぽいところのあるエレファント。そそっかしいので、マウスを助けるつもりでしたことが、逆に困らせて、時々ケンカしたり・・・。
あひるのエンテは、ちょっと怖がりで意地っ張り。ケンカっぱやいので、行く先々で、いつも問題が起こるトラブルメーカー。エンテの特技は泳ぐこと。実は、まだ飛べないのでエレファントに吹き飛ばしてもらって、飛ぶ練習をしているそうです。
マライさんもベンヤミンさんも、この『だいすき!マウス』のアニメが大好き!
実は、マライさんも失敗しちゃうところがかわいくて、エレファントが一番好きなんですって!

maus_3.jpg maus_4.jpg





←おまけ:マウスのうしろすがた







カテゴリー:ドイツ語

2010年7月13日 (火)

おめでとう スペイン! 
6月11日に開幕したワールドカップも、いろいろな波乱がありながら、7月12日に幕を閉じました。終わってしまうとさみしい気もしますが、これでやっと寝不足から解放された方も多いのでは?
ユーロ勢、健闘しました!
優勝 スペイン
2位 オランダ
3位 ドイツ
おめでとう スペイン!
¡Enhorabuena! Espana

そして、今回有名になったドイツの水族館にいるタコ『パウル君』。
ドイツ全戦の勝敗を的中させたのは、びっくりしましたよね!ドイツ以外の試合の勝敗も予想して欲しかった気もしましたが・・・。
水族館の方のお話によると、パウル君は高齢のため、これで占いから引退させるそうです。これからはのーんびりと、長生きして欲しいです。





カテゴリー:スペイン語

2010年7月 7日 (水)

原沙知絵さんインタビュー②
hara_2.jpg 原さんインタビューの続編です。
「次にドイツに行くとしたら、やっぱりベルリンに行きたいです。ベルリンを把握したあとに、いろんな地方の比較を楽しめるくらいまで、ドイツを知りたいと思っています。
4月の「比べてみれば」で、家を借りていましたが、私も家を借りて短期滞在してみたいですね。自転車に乗って、地元の人と同じお店に行って、同じ暮らしをしてみたいです。そうすれば、一気に上達するかな?

旅先で便利だったフレーズはこの2つ。
Ach, so!(ああ、そうですか!)
Tschüs!(じゃあね!)
Ach, so!って、日本語でも同じような意味というのが、かなり面白いと思います。Tschüs!も手軽に使えるフレーズなので、便利ですよ。
旅の必需品は・・・。
旅先で困るのがいやなので、いつ何があっても対処できるようにいろいろ持っていきます。健康グッズ、虫除け、スポーツ飲料の素、使い捨てカイロ・・・。どんな国でも旅立てる自信はあります。基礎化粧品は、使い慣れたものをコンパクトにして持っていきます。ヨーロッパなど、乾燥したところに行くときは、ちょっと高価なクリームもいざというときに役に立ちますよ。飛行機内での必需品はマスク、パック、ユーカリのオイルなどですが、香りのものは周りの方に迷惑かけないように気をつけて使います。ヨーロッパでしか買えないハーブやオイルは、まとめ買いをします。」
旅行の際は、参考にしてみてください。
インタビュー、いかがでしたか?原さんの意気込みが、みなさんにも伝わったと思います。前回のインタビューでご自身がおっしゃっていたように、ドイツ語にどっぷり浸っていただけているようです。「休憩時間も、なるべくドイツ語で話しかけて!」とマライさんたちにもお願いしているんですよ。皆さんも、原さんと一緒にドイツ語の勉強を続けてくださいね!





カテゴリー:ドイツ語

2010年7月 7日 (水)

ベンヤミンさんインタビュー
ben.jpg 今回の滞在ミニ情報は、ドイツの自転車事情。ベンヤミンさんが自転車に乗って、颯爽(さっそう)と現れました。
というわけで、今回はベンヤミンさんのご紹介です!
「話題になった自転車もそうですけど、他にも旅行、温泉めぐり、山登り、パンやケーキつくりなど、趣味はいろいろあります。
話せる外国語は、英語、日本語、イタリア語、ポーランド語。でも、最近使わないイタリア語とポーランド語は、ちょっと忘れてしまいました。それぞれの言葉は、メロディやリズムが違うし、メンタリティのバリエーションがあるところがとても面白いと思います。言葉を勉強すると、その国のメンタリティも把握できるから、私自身もそれぞれの国のメンタリティをちょっとずつ持っているんじゃないかな?
外国語を勉強するときは『箱』を使って覚えます。これは、ドイツの日本語学校で教わった方法。新しい単語をカードに書いて、覚える。覚えたら『明日の箱』に入れる。翌日復習して、ちゃんと覚えたら『来週の箱』に入れる。『来月』『3か月』と続き、『半年』の箱が最後。ここで覚えていたら、そのカードは捨てる。こうやって覚えました。無理は良くないから、1日に覚えるのは7単語までね。
日本語は漢字と読み方を覚えないといけないし、玉虫色の表現、敬語の使い方や似ている言葉が難しいです。たとえば『涼しい』と『図々しい』は、音は似ているけど、意味が全然違う。そういうところがちょっとね・・・。」と、おっしゃっていましたが、"玉虫色"なんて表現は、日本人でもなかなか出てこない言葉・・・。脱帽です。
ドイツのおススメスポットも聞いてみました。
「ベルリンは、緑も豊かな、夏が一番綺麗な季節です。ベルリン・フィルのWaldBühneは有名ですが、夜10時まで明るいので、野外での映画やコンサートなど、イベントが盛りだくさん。ベルリンの夏の夜は、とても楽しいです。
ヴァンゼー湖沿いに、ベルリンからポツダムまでサイクリングするのも、とても気持ちがいいし、シュプレー川クルーズもいいですよ。世界遺産にも指定されている博物館島、連邦議会議事堂、ベルリン大聖堂などを川から見学できます。
そして、『ベルリンの壁博物館』も是非行って欲しい場所です。悲しい歴史を物語る、興味深い資料がたくさん展示されています。
あとは、ベルリン郊外になりますが、私の両親が住んでいるBrandenburgのNeuruppin。ここは自然がいっぱいでとても綺麗な街です。隣のRheinsbergでは、夏の野外コンサートも開催されていますので、行ってみてください!」と、たくさん紹介していただきました。
そして、ベンヤミンさんからのメッセージ
「みなさん、がんばってドイツ語を楽しく勉強してくださいね!」





カテゴリー:ドイツ語

2010年6月30日 (水)

原沙知絵さんインタビュー①
今回は『テレビでドイツ語』のナビゲーター、原沙知絵さんのインタビューです!
hara_1.jpg 「私は、以前ドイツに短期間ホームステイしたことはありますが、仕事でしたし、全くと言っていいほどドイツ語を勉強して行きませんでした。でも、それ以来ずっとドイツ語には興味があったので、今回勉強することができてうれしいです。収録が毎回とても楽しみなんです♪
ドイツ語は発音や文法が難しいです。とは言っても、努力するしかないと思うので、地道にがんばります。発音は、音だけ聞いているとよくわからないので、マライやベンヤミンの口の動きを見ながら、目と耳から覚えようと思っています。二人ともこちらからストップを言うまで、とても丁寧に教えてくれます。彼らは日本語がわかるので、こちらに歩み寄ってくれていますが、負担をかけないように、私がもっとがんばらなくちゃ。
最近は常にドイツ語の本を持ち歩いて、仕事の合間にちょっとでも待ち時間があれば、ドイツ語読みの訓練をしています。ドイツ語読みで読めないと話せないので、意味を勉強する前に読みをマスターしようと思っています。わからないことは吉満先生にも質問すると教えてもらえるので、とてもありがたいです。
ドイツ語はまだまだ未知の世界。ちょっとかじったところですが、必死で勉強しようと思っています。
ユーロ24のナビゲーターは、それぞれの国の国民性にあっているのかな?私はまじめで、討論好きだから、ドイツが肌にあっていると思います。他の3か国も興味はありますが、私はなぜかドイツ語が一番耳に入りやすいんです。不思議ですよね!
『テレビでドイツ語』は収録前と収録後、毎回しっかり打ち合わせをします。打ち合わせはすごく楽しいし、きちんと内容を把握して、収録にのぞめるので、とても有意義な時間だと思います。とても満足しています。
萬田さん、知花さん、片瀬さん、楽しんでいますか?」
次回は、原さんの旅の必需品などをおしえちゃいます!





カテゴリー:ドイツ語

2010年6月24日 (木)

夜を楽しもう
今月の「ユーロ24 比べてみれば」は、『50ユーロで夜の街に繰り出そう』でした。各国、それぞれ楽しそうでしたね♪
紹介方法も各国様々。イタリア語のレオさんとルカさんのナレーションは若干暴走気味・・・。あれはアドリブなのか、原稿通りなのか・・・?気になる方もいらっしゃいますよね。もちろん、原稿はあります!が・・・、始まると二人のテンションが上がり『ナレーションの神様』が降りてきて言わせているそうです。ちなみに、ドイツ語のマライさんは、あのナレーションが『ツボ』にはまり、大好きなんだそうです。
スペイン語のマルタさん。イタリア語のレオさんたちも心配していましたが、夜中の1時にホットチョコレートとチュロスなんか食べて、翌日のお肌に影響ないのかしら・・・?私なら、確実に翌日大変なことが起こりますけどね。

blog_f_6-1.jpg そして、フランス語のクレールさんは、スキットにも登場しているアレクサンドラさんとお出かけでしたね。彼とのお出かけもいいけど、女友達との夜遊びも気楽でいいですよね♪(え?負け惜しみだって?)

今回、番組でご紹介したコメディー・フランセーズの演劇鑑賞も、もちろん面白いのですが、パリの夜遊びといえば忘れちゃいけない有名なキャバレーがあります。
「え?女二人でキャバレー?」と、お思いでしょうが、それはちょっと違うキャバレー。

blog_f_6-2.jpg 『ムーランルージュ(Moulin Rouge)』って、聞いたことありませんか?第4回パリ万博が開催された年、1889年創業の由緒あるキャバレーです。ロートレックが手がけたお店のポスターは有名なので、ご覧になった方もあると思います。そのロートレックをはじめとして、多くの芸術家が愛した社交場です。「レビュー」や「フレンチカンカン」などのショーやお食事が80ユーロくらいから楽しめるので、オトナの夜遊びにはぴったりです!みなさんも是非行ってみてくださいね。
(ロートレックが、彼独自の視点から、踊り子を描いた作品は、現在「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」で見ることができます。また「愛のことば」と彼の人生について、7月29日の「テレビでフランス語」で放送予定。こちらも、どうぞお楽しみに!)




カテゴリー:フランス語

2010年6月 9日 (水)

りんごのケーキ Apfelkuchen
apfelkuchen.jpg 材料生地
バター(室温) 125g
砂糖 125g
バニラエッセンス 少々
塩 少々
レモンの皮 少々
卵(室温) 3個
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ2
レーズン(好みで) 20g
牛乳 大さじ1-2
飾り用
紅玉 2-3個
アーモンドスライス 少々
粉糖 適量
ホイップしたクリーム

作り方
1.24cmの型にバターをぬり、粉をはたき、底にベーキングペーパーをしく。オーブンを180度に余熱する。
2.薄力粉とベーキングパウダーをあわせて2回ふるいにかける。
3.バターと砂糖とあわせて白っぽくなるまで泡だてきで泡だて器で混ぜる。バニラエッセンス、塩、レモンの皮を加えて混ぜる。割ほぐした卵を一個ずつ加え、その都度しっかり混ぜ合わせる。
4.ゴムベラに持ちかえ、粉を2-3回に分けて生地に混ぜこむ。生地がかたいようであれば牛乳を大1ずつ加えて混ぜる。湯通ししたレーズンを混ぜ込む。生地を型に流し入れ、表面を平らにのばす。
5.りんごは皮をむき、4-6当分に切り、芯を切り捨てる。りんごの表に縦に15-20の切り込み(0.5cm位)を入れ、生地に並べる。アーモンドスライスを散らす。
6.オーブンで40-50分焼く。竹串をさしてみてきれいであればできあがり。
7.ケーキは網にのせて冷まし、粉砂糖をふるってできあがり。ホイップしたクリームをたっぷり添えてどうぞ。

Zutaten
Rührteig
125g Butter (Zimmertemperatur)
125g Zucker
3 Tropfen Vanilleessenz
1 Prise Salz
etwas abgeriebene Zitronenschale
3 Eier
200g Mehl
2 Teelöffel Backpulver
20g Rosinen
1-2 Esslöffel Milch
Belag
2-3 Äpfel (Kogyoku)
gehobelte Mandeln
Puderzucker

Zubereitung
1.Eine 21-24cm Backform mit Butter ausfetten, mit Mehl bestreuen und den Boden der Kuchenform mit Backpapier auslegen. Den Ofen auf 180℃ vorheizen.
2.Das Mehl und Backpulver mischen und zweimal sieben.
3.Die Butter und den Zucker geschmeidig rühren.
4.Vanillessenz, Salz und Zitronenschale unterrühren.
5.Eier einzeln unterrühren.
6.Das Mehl und das Backpulver nach und nach unterheben.
7.Falls der Teig zu fest ist, etwas Milch hinzufügen. Die Rosinen auch unterheben.
8.Den Teig in die Form füllen und glatt streichen.
9.Die Äpfel schälen, vierteln, entkernen, mehrmals der Länge nach einritzen und kranzförmig auf den Teig legen.
10.Die Mandeln auf die Äpfel streuen.
11.Im vorgeheizten Ofen 40-50 Minuten backen. Mit einem Hölzchen eine Garbackprobe machen. Bleiben keine feuchten Krumen daran haften, ist das Gebäck fertig.
12.Den Kuchen auf einem Kuchenrost abkühlen lassen. Mit Puderzucker bestäuben.




カテゴリー:ドイツ語

2010年6月 9日 (水)

ローテ・グリュッツェ Rote Grütze
rotegruze.JPG 材料
いちご・さくらんぼ・ラズベリー・ブルーベリー・ブラックベリーなど 合わせて 350g
オレンジ果汁 100ml
砂糖 30~50g
キルシュ(さくらんぼの蒸留酒) 大さじ1
コーンスターチ 大さじ1.5
ミントの葉 適量
バニラソース
牛乳 125ml
バニラビーンズ 1/4本
卵黄 1個
砂糖 25g

作り方
1.いちごとさくらんぼ, ベリー類は洗って水気を切る。いちごはヘタを取って半分に切る。さくらんぼは種を取り除く。
2.オレンジ果汁, 砂糖, (1)の半量を鍋に入れて沸騰させる。砂糖が溶けたら火を止めてアクを取る。
3.コーンスターチを同量の水で溶いて(2)に加え, 中火にかけてとろみをつける。(1)の残りを加えてひと煮立ちさせる。好みでキルシュを混ぜ, 冷蔵庫で冷やす。
4.バニラソースを作る。バニラビーンズを縦半分に切って牛乳と一緒にゆっくり沸騰させ, 火を止める。
5.ボウルに卵黄と砂糖を入れ, 泡立て器で混ぜる。(4)を徐々に加えながらよく混ぜて, 鍋に戻し入れ, 弱火にかけながらとろみをつける。ダマができないように絶えずゴムべらまたは泡立て器で混ぜる。途中でバニラビーンズを取り出す。温めすぎに注意。ボウルに移し, 膜ができないようにラップをかけ, 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
6.器に盛った(3)に(5)のバニラソースをかけ, ミントを飾る。

Zutaten
350g gemischte rote Beeren (Erdbeeren, Kirschen, Himbeeren, Heidelbeeren (Blaubeeren), Brombeeren)
100ml Orangensaft
30-50g Zucker
1 Esslöffel Kirschwasser
1.5 Esslöffel Maisstärke
Minze
Vanillesoße
125ml Milch
1/4 Stange Vanille
1 Eigelb
25g Zucker

Zubereitung
1.Die Beeren waschen oder putzen. Die Erdbeeren halbieren. Die Kirschen entkernen.
2.Orangensaft, Zucker und die Hälfte der Beeren zum Kochen bringen. Dann Herd ausschalten.
3.Die Stärke mit 1.5EL Wasser glattrühren, in den Orangensaft einrühren und noch einmal aufkochen. Die übrigen Beeren jezt hinzufügen und kurz aufkochen lassen. Kirschwasser einrühren und im Kühlschrank kaltstellen.
4.Vanillesoße zubereiten. Die Vanilleschote halbieren und das Mark heraus kratzen. Mit der Milch langsam zum Kochen bringen.
5.Eigelb und Zucker mit einem Schneebesen verrühren. Die Milch langsam unterrühren, mit einem Teigschaber ständig weiter rühren und langsam kochen lassen bis die Soße sämig wird. Schließlich die Vanillestange herausnehmen, die Soße in einen Behälter füllen, mit Folie bedecken und im Kühlschrank kaltstellen.
6. Die Rote Grütze in eine Schale füllen und die Vanillesoße darüber gießen. Die Grütze mit der Minze dekorieren.


カテゴリー:ドイツ語

2010年6月 9日 (水)

タニアのドイツ流シンプルライフ
今回は、スタジオにタニアさん手作りのりんごのケーキとローテ・グリュッツェが登場しました!みなさん、あっという間に平らげてしまいました。
blog_g_6-1.jpg ブログ執筆のために、私もちょっとだけ試食。これもお仕事、お仕事・・・。
りんごケーキはしっとり、ふんわり、とてもやさしい口当たりです。口の中でしゅわっと溶けちゃう感じの優しい生地を、リンゴのさわやかな酸味が、キュッ!と引き締めています。生クリームをたっぷりつけて食べるのが、タニアさんおすすめの食べ方だそうです。
ローテ・グリュッツェは、煮たとは思えないくらい、ベリーのみずみずしい香りが初夏を感じさせます。甘みと酸味のバランスも絶妙で、やみつきになる味。食欲がないときや、肉料理など、味の濃い料理のあとに食べると、さっぱりしていい感じですね。
どちらも、とっても美味しかったです♪タニアさん、ごちそうさまでした。

blog_g_6-2.jpg 実は今回、タニアさんご自身がスタジオまで持ってきてくださったんです。収録の様子もスタジオの隅でご覧になっていました。
blog_g_6-3.jpg そして、原さんは憧れのタニアさんとご対面!「タニアさんの笑顔に癒されました!初対面でしたが、やさしく話しかけてくださったので、とてもうれしかったです♪デザートも、とても美味しかったです。本場のレシピはやっぱり違いますね。私も早速、タニアさんのレシピで作ってみたいと思います。」とおっしゃっていました。
原さんも興味津々の『りんごのケーキ』『ローテ・グリュッツェ』のレシピも掲載しています!みなさんも、是非♪

blog_g_6-4.jpg ~おまけ~
これがさくらんぼの種抜きと、さくらんぼの種で作った、タニアさんお手製のネックウォーマーです。





カテゴリー:ドイツ語

2010年5月25日 (火)

EURO24・文化交流の巻
4か国のリポーターが、同じ予算で同じ課題に挑戦するEURO24『比べてみれば』。今週は、10ユーロで昼食を作ろう!です。
イタリア語のリポーター、キアーラさんは「トマトソースパスタと牛肉のカルパッチョ」イタリアっ娘らしい、ボリュームある豪華なランチを作ってくれました♪私のランチのボリュームから考えると「あ、あんなには一人で食べられないかも・・・。」と弱気になってしまいますが(本当です!)、キアーラさんはモリモリ食べていました。市場の食材は安くて新鮮だから、10ユーロであんなにおいしそうで豪華なランチができちゃうんですね!
お買い物しすぎてお金がなくなってきたときや、外食に飽きたときに自炊ができるといいですよね。みなさんもプチ留学の際には、ミニキッチン付きの宿に泊まってお料理してみてください。おススメです。
そして・・・。ドイツ、フランス、スペインのダイジェスト版もご紹介しました。それぞれお国柄が出ていておいしそうです!
ドイツ語は屋外でピクニック♪エコがテーマのドイツらしく、オーガニックのおいしそうなサンドウィッチだけど・・・。ちょっと量が少ないかも。マライさん、おなかいっぱいになるのかしら・・・?と、出演者のみんなが心配しているところに、ご本人が飛び入り参加!
でも、心配無用!マライさんにはちょうどよい量だったみたいです。というわけで、EURO24、記念すべき第1回文化交流の巻でした! レオさん、ルカさんも他の番組のスタジオに遊びに行きたくてウズウズしています。いつか実現するかも?!
マライさんお手製のオーガニックサンドウィッチは、今夜の『テレビでドイツ語』を見てくださいね!そして、マライさんのイタリア語ゲスト出演の感想は後日じっくりと!
キアーラさんやマライさんが作ってくれた「10ユーロランチ」のレシピはそれぞれのテキストに載っています。是非こちらもご覧くださいね♪
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カテゴリー:イタリア語

2010年5月12日 (水)

のみの市のお楽しみ!
今回のドイツ語は「値段を聞く」。
前回に引き続き、のみの市(Flohmarkt)に出かけたマライちゃん。お気に入りの椅子を見つけて、おまけに値段交渉にも成功しました!
Wie viel kostet ~? で、値段を聞くことができるんでしたよね!とても大事な表現なので、しっかりマスターしましょう!
でも・・・。数字も聞き取れるようにならないと値段がわかりません!みなさんも再放送で原さんと一緒に復習してみてくださいね。

「滞在ミニ情報」では、旧東ドイツ製の製品をご紹介しました。もう一度、よーく見たい!という方のために大サービス!
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blog_g_5-2.jpg 左の赤とピンクのニワトリ型と、その前のチェックの器はエッグスタンドです。
実はこれ、「タニアのドイツ流シンプルライフ」にご出演の門倉多仁亜さんからお借りしたものです。(多仁亜さんが実際にベルリンののみの市で手に入れたものです!)
ドイツ人はゆで卵が大好きなので、かわいいデザインのエッグスタンドが、たくさんあるんですよ。
その隣の黄色い器はボウルです。洗面器じゃありません!ケーキの生地を混ぜたり、卵白を泡立てたりと、お料理には欠かせない一品です。
そして、赤い服を着たお人形は「サンドマン」。ドイツでとても有名な童話のキャラクターなのですが、西側と東側ではデザインが違ったなんて、不思議ですよね。ちなみに、これは東側のデザインです。
シンプルで飽きの来ない、北欧っぽいデザインの旧東ドイツ製品。のみの市で人気を集めているのはナットクですよね。
みなさんも、のみの市で旧東ドイツ製品を見つけてみてくださいね!


カテゴリー:ドイツ語

2010年4月 7日 (水)

今回はドイツ語!
今回は、「テレビでドイツ語」をご紹介します。
テーマは『今日から私、"ベルリーナー"宣言!』

東西統一20周年を迎えた首都・ベルリンが舞台。大きな変ぼうを遂げる街で、エコの精神を忘れず、古いものを自分流にとりいれて生活を楽しむ「ベルリーナー(ベルリンっ子)」の暮らしを追体験しながら、役立つフレーズを学んでいきます。

blog_g_4.jpg 左から、ナビゲーターの原沙知絵さん、マライ・メントラインさん、ベンヤミン・ラインさん、吉満たか子先生。

ナビゲーターの原沙知絵さんは、ハーブを用いた自然療法やドイツ流エコライフに興味津々!実は、ドイツに短期ホームステイされたこともあって、今でもステイ先のご家族とは交流があるそうです。是非、ドイツ語をマスターしてドイツにどっぷりと、はまっていただきたいです!

『EURO24(2)感想を言う』のDas ist sehr gross! (とても大きいですね!)など、「これはとても・・・です」を学んでいるワンシーンですが、収録の合間に原さんが先生やネイティブの出演者にドイツ語の発音の仕方を和気あいあいと教わるなど、収録2回目にしてチームワークはばっちりなんですよ♪
原さんもリラックスムード。リラックスして学ぶほうが、上達も早い!・・・はず。

テレビでドイツ語は、毎週水曜0:30~(火曜深夜)放送しています。是非ご覧ください。


カテゴリー:ドイツ語