まいにちイタリア語 「めきめき上達!初級イタリア語」 Lezione10
Lezioni 1-3 のおさらい
<Ripasso1>
○トレーニングの第1歩は動詞の活用から
イタリア語を話せる、つまり自分で0から文を組み立てることができるということ。
そのための基本中の基本が動詞の活用。
イタリア語で一番よく使う動詞 essere の活用は上の表参照。
動詞の活用を覚えたら、次に「主語は誰か」を考えながら文を作ってみる。
イタリアで仲良くなった人に「どこの出身?」と尋ねるなら
相手が1人のときは
Di dove sei?
相手が複数いるときは
Di dove siete?
イタリア語で文を作るときは、何はともあれまず「主語は誰なのか」を考えて、それに合わせて動詞を活用させる、これがトレーニングの出発点。
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○名詞は冠詞とセットが基本!
動詞と並んで文を作るのに欠かせないのが名詞。
ただひとことに名詞と言っても、冠詞には何を使うのかや、複数形にするのかしないのか、などとても奥が深い。
例えば、「する」という意味の動詞 fare を使って「私は昼寝をする」と言うなら
Faccio un pisolino.
使うのは不定冠詞 un 。
一方、同じ fare でも「私は宿題をする」は
Faccio i compiti.
定冠詞 i をつけた複数形。
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<反復トレーニング1>
動詞を活用させて文を作る。
1) 1人の友人に「どこにいるの?」 [dove essere]
Dove (sei)?
2) 独り言で「お腹すいたなぁ」 [avere fame]
(Ho) fame.
3) 友人に「一緒に朝ご飯食べない?」 [fare colazione insieme]
(Facciamo) colazione insieme?
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<Ripasso2>
○形容詞と副詞
動詞と名詞で基本の文を作ったら、今度はそこに形容詞と副詞で情報を加えてみる。
形容詞は名詞に説明を加えるのがその役割で、名詞の性・数に合わせて形が変わる。
例えば、
Compro le mele.
「私はリンゴを買う」
に rosso 「赤い」という形容詞を加えるなら
Compro le mele rosse.
「私は赤リンゴを買う」
副詞は動詞に説明を加えるのが最も大事な役割。
形容詞と違い形は常に同じまま。
Compro le mele rosse.
に sempre「いつも」という副詞を加えるなら
Compro sempre le mele rosse.
「私はいつも赤リンゴを買う」
動詞に説明を加えるときは、普通動詞のすぐ後ろに置く。
どんなに複雑なフレーズも、最初に動詞と名詞で
Compro le mele.
と基本の形を作り、そこに形容詞と副詞で
Compro sempre le mele rosse.
肉付けをする、という順番で作っていくのが基本。
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<反復トレーニング2>
次の文に形容詞または副詞を入れる。
1) Compro una maglietta. [rosso]
「私はTシャツを買う」
→ Compro una maglietta rossa.
「私は赤いTシャツを買う」
2) Prendo un caffè. [sempre]
「私はコーヒーを注文する」
→ Prendo sempre un caffè.「私はいつもコーヒーを注文する」
3) Non conosco questa città. [bene]
「私はこの町を知らない」
→ Non conosco bene questa città.
「私はこの町をよく知らない」
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<Ripasso3>
Luca : Piacere! Sono Luca. Siete giapponesi, vero?
Haruka : Sì, siamo giapponesi. Sono Haruka. Piacere.
Takeru : E io sono Takeru, suo marito.
L : Io voglio andare in Giappone un giorno. Voi di dove siete?
H : Io sono di Okinawa. Takeru è di Tokyo.
ル カ:初めまして、僕はルカ。君たちは日本人だよね?
ハルカ:うん、日本人だよ。私はハルカ。初めまして。
タケル:で、僕はタケル。彼女の夫だよ。
ル カ:僕はいつか日本に行きたいんだ。君たちはどこの出身なの?
ハルカ:私は沖縄出身。タケルは東京出身だよ。