Radio English Conversation
説明ルール
Week 3 Lesson 113
動詞句修飾 ⑦ to不定詞で説明(結果)
Target Forms
Key Sentence
Did you always know you would grow up to be
a famous writer?
あなたは、自分が大人になったら有名な作家になるとずっと
わかっていたのですか?
動詞(句)の後ろに to不定詞を並べた、すでにおなじみの形。
「説明ルール:説明は後ろに置く」によって、動詞(句)の説明
となります。ここでは would grow up の説明ですから、
「育ってどうなったのか?」という「結果」の説明が最もピッ
タリですね。
Practice
would grow up の「結果」を説明する意識で to不定詞を並べ
ていきます。「結果」を表す to不定詞にはいろいろな言い回しが
あります。
①
We got to know each other quickly.
私たちは、短い時間でお互いのことを知るようになりました
get to 〜 は「〜するようになる・〜する機会を得る」。get の
「動き」と to の「到達」が組み合わされたフレーズです。「結果」
を表している。
②
We opened the box to find it was empty.
私たちはその箱を開けて、それが空だとわかりました
結果の to不定詞には find(見つける=わかる)が使われ、予期せぬ
(しばしば悪い)出来事との遭遇を表します
③
She applied for a job only to be rejected.
彼女は仕事に応募しましたが、不採用になっただけでした
落胆を表す only to 〜(〜しただけだった)もよく使われる
④
I left my hometown, never to return.
私は故郷を離れ、二度と戻りませんでした
never to 〜(そして二度と〜しなかった)といった言い回しも
「結果」を表します。
Grammar in Action
1
私のいとこは、大人になって外科医になりました。彼女は子ども
もころはとても不器用だったのですよ
My cousin grew up to be a surgeon. She used to be
so clumsy as a kid.
grew up の「結果」を説明するのが to be a surgeon は
「外科医」。次の文の used to は「(かつて・以前は)〜した
もの・〜であったものだった」。現在とのコントラストを表す
助動詞相当のフレーズです。
2
年を取るにしたがって、私はいい姿勢の重要性を理解しつつあります
As I get older, I'm getting to understand the
importance of good posture.
am getting to 〜 で、to以下の状態になりつつある、as は
「=(イコール)」。どうじせいを基調とする表現。as I get older
は「年を取るにつれて」。posture は「姿勢・態度」。
3
私たちは午前5時に家を出ましたが、どのみち交通渋滞に引っかかっ
ただけでした
We left the house at 5 a.m., only to get stuck in
traffic anyway.
「がっかり」の only to 〜。get stuck in traffic は日常的
に使う機会のある表現。stuck は stick(動けなくする)の過去分詞