Radio English Conversation
説明ルール
Week 4 Lesson 118
形容詞修飾 ③ 難易を表す形容詞とto不定詞
Target Forms
Key Sentence
The movie is a bit hard to follow □.
この映画は、理解するのがちょっと難しいです
hard(難しい)、easy(簡単な)など難易を表す形容詞も、
「何が難しいのか・易しいのか」について to不定詞で説明
することができます。この文の特徴的な形に注目しましょう。
follow(~についていく)の目的語が空所(□)になってお
り、その空所が主語の The movie と一致して follow the
movie(映画についていく)という意味関係を作っています。
「この映画はどういった映画なのか」に焦点が当たる文。
It is a bit hard to follow the movie. と言っても似た
ような意味となりますが、こちらは単に「この映画について
いくのは大変だ」。映画の性質を述べたキーセンテンスとは
ニュアンスがかすかに変わります。
Practice
The movie is a bit hard と言ってから、何が難しいのか
to不定詞で説明しています。「空所である follow の目的語
と主語が一致」することに注意します。
①
He's easy / difficult / tough / impossible to please □.
彼は、喜ばせるのが簡単な/難しい/大変な/不可能な人です
難易を表す形容詞の例。please(~を喜ばせる)の目的語の
位置に空所があり、主語と一致することに注意。
②
She is pleasant to talk to □. 彼女は話していて感じがいい
That's good to hear □. それを聞けてよかった
主語と toいかに空所が一致するこの形は、難易形容詞に限る
わけではありません。印象を表す形容詞にもみられる形です。
③
He's annoying to be around □.
彼は、近くにいてうっとうしい人です
He's boring to be with □. 彼は、一緒にいて退屈です
この形は、動詞-ing形から派生した形容詞とも相性がいい形。
感情を表す動詞の動詞-ing形は、annoying(いらいらさせる
ような)、boring(退屈させるような)のように、印象を表す
形容詞だから。
Grammar in Action
1
この機械は、使うのが本当に簡単です。「スタート」ボタンを
押すだけです
This machine is really easy to use □. Just press the
"start" button.
This machine と use の目的語位置の空所が一致
2
ライアンと話すのは不可能です。彼は、私の言うことを何も
聞きません
Ryan is impossible to talk to □. He doesn't listen to
anything I say.
Ryan と talk to の後ろの空所が一致することを意識して、
続く文が現在形なのは、「いつも・ふだん・習慣的に」と
広く一般的な状況を表している。
3
あなたのご両親は、話していてとても面白いですね。彼らは、
どちらもとても興味深い方です
Your parents are really fun to talk to □. They're both
very interesting people.
印象を表す fun を使っています。やはり Your parents と
talk to の後ろの空所が一致することを意識してください。