<スーパープレゼンテーション 1月28日放送>
The silent drama of photography
「写真という静かなドラマ」
今回のスピーカーSebastiao Salgadoは有名な写真家である。ブラジルの左翼活動団体に所属し、投資銀行を経て、世界の出来事を映し出す報道写真家になった。しかし、ルワンダの虐殺を取材した時に、体に異常を来たし、故郷に戻る。失われた熱帯雨林に失望したが、妻の助言で熱帯雨林の再生を実現するという、彼の生涯が話されていた。
著名な写真家を廃業に追い込んだ大虐殺の恐ろしさを改めて認識する。大虐殺の記憶はいつまでも人の記憶に残る。死者が何万人か何十万かというのは問題ではない。被害者は果てしなく広がる。
What we want with these pictures is to create a discussion about what we have pristine on the planet and what we must hold on this planet.
これらの写真の狙いは、議論を巻き起こすこと。
地球上の何を自然のまま残すべきか、という議論。
<2015年フランス語講座応用編> Amour sans frontiére
Leçon6 Appel surprise
★ ポイント解説
Je m’apprêtais à prendre une douche.
シャワーを浴びるところだった。半過去形であることは完了していないことを示す。 s’apprêter à + inf で~の準備ができている
comme
次に来る名詞に冠詞があれば~のような
★ 語句
ordi パソコン ordinateur の略
innée うまれつきの
certe 確かに
★くだけた表現
De tout et de rien
どうでも良いこと
ルワンダの虐殺を映像でご覧になるのであれば、映画「ホテル・ルワンダ」がお勧めです。大虐殺の一端を垣間見ることができるヒューマンドラマです。
Sebastiao Salgado氏の写真は、ものすごい迫力で観る人の心に迫ってくるものがありますね。テレビ画面でも圧倒されてしまいましたから、ロサンジェルスの会場の大スクリーンではもっと迫力があったでしょうね。
私はルワンダの大虐殺は恥ずかしいことに今まで知りませんでしたが、戦争のような恐ろしい数の死者が出たんですね。
一度写真家を廃業した彼が森林の再生を試みるうちに、別の角度から撮った写真で世界平和に貢献するようになられた過程、原始の地球を撮影されるようになった話にはとても感動しました。
ブラジル出身の彼の英語はピケティ教授よりは聞き取りやすいですね。^^