おぼえた日記

2018年8月10日(金)

東日本大震災、福島第一原発事故から7年と5カ月、生命に危険なほどの暑い夏です。原発事故による被害は続いています。避難者は全国で 59,573人 (as of July 12th)。うち、福島県の方は 44,728人、県内に11,211人、県外に33,517人。戻ることを諦めた人はこの数字に含まれていません。
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Lesson 90 今週のREVIEW
限定詞のない名詞は「~というものは」と「一般・全体」を表します。
可算名詞は複数形にします。単数形にすると、形のない不可算名詞のイメージになります。

では、次の文でおかしいのは?
 ①I like the chicken.
 ②I like chicken.
 ③I like a chicken.
 ④I like chickens.
 ⑤Chicken is tasty.
 ⑥Chickens are not able to fly.

おかしいのは③だけです。「不特定の(どれかわからないけど、ある1羽の) ニワトリが好き」という意味不明の文です。
①は例えば話し手が飼っているニワトリでしょうか?話し手と聞き手の間で特定されていれば成り立つ文です。
②は「鶏肉」、チキンが好きということ。形のない不可算名詞のイメージです。
 ちなみに I want to eat some chicken. はOKですが、I want to eat a chiken.はよっぽどの大食漢です。
④鳥として「ニワトリが好き」という人もいるでしょうね。
⑤鶏肉はおいしいです。形のない不可算名詞のイメージです
⑥ニワトリは飛べません。限定詞のない名詞「一般・全体」を表す文です。

形容詞の位置
(1) 前に置いて、後ろの名詞を「指定する」「種類を指定する」
(2) 後ろに置いて、前の名詞を「説明する」
 everything/anyone/nobodyのように、-thing、-one/ -bodyなどで終わる名詞は、『それ自体で意味が完結している』ので前に形容詞を置いて種類を指定することができません。同じように、there構文の名詞、最上級を伴う名詞などは、前から指定することができません。形容詞を後ろに置いて、後ろから説明するしかないのです。

 I’d like a cold drink. 冷たい飲物が欲しいです。
     指定⇒
 I’d like to drink something cold. 何か冷たい物が飲みたいです。
              説明

英語で表現してみよう

SIMPLE ANSWER
かわいらしいひなを公園の木の下で見つけたの。できることは全部やったけど、最後には死んでしまった。こんなに悲しいことを経験したことはないわ。

「かわいらしいひな」a cute baby bird 形容詞の順番、主観は最初にきます。
「できることは全部」は everythingと言い切ってからpossibleで説明していく語順。形容詞に限りません。everything that I could doなど、どういった修飾語でも後ろに置かれます。
「こんなに悲しいこと」は anything so sad. anythingも後ろから説明していくべき単語です。

I found a cute baby bird under a tree in a park. I did everything possible, but in the end it died. I have never experienced anything so sad.

ADVANCED ANSWER
地元の公園でジョギングしているとき、偶然巣から落ちたかわいくてフワフワしたひなを見つけました。世話をすることができる人を見つけようとしたんだけれど、ひどくけがをしていてすぐに私の手の中で死んでしまいました。とても悲しく思いました。

While jogging in my local park, I came upon an adorable, fluffy baby bird that had fallen out of its nest. I tried to find someone capable of nursing it, but it was too badly injured and soon died in my hands. I was so sad.

whileは「~している間」。2つの出来事が同時進行。ここでは「ジョギングの間に見つけた」ということ。
come uponは「(偶然)出会う・見つける」です。
an adorable, fluffy baby birdと指定を重ねていることに注意しましょう。adorable(〈小さくて〉かわいらしい)、fluffy(ふんわりした)も覚えてください。
try to ~は「~しようとする」。toに矢印(→)を感じてください。「これから」が感じられるフレーズです。
someoneは後ろに修飾語を置き説明していきます。
capable of ~は「~できる」。
nurseは「看病する・世話をする・育む」。
tooは「~すぎる」。否定的な成り行きを予想させます。too badlyがinjured(けがをして)を指定する位置にあります。ただのinjuredではなく「ひどいレベルで」けがをしていたのです。
I was so sad. これは説明型の文。soがsadの前に置かれて、「とても」と悲しみのレベルを指定しています。

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