おぼえた日記

2014年7月29日(火)

Die Weiße Rose. das 6. Flugblatt (白バラ、6 枚目、最後のビラ) (1/2)
(http://www.bpb.de/geschichte/nationalsozialismus/weisse-rose/61028/flugblatt-vi)

このビラを 2/14, 2/16 に引き続いて撒いた 1943/02/18 にハンス・ショルとゾフィー・ショルは逮捕され、翌日にはクリストフ・プローブストも逮捕された。3 人は、2/22 死刑判決を受け即日斬首された。 (その他のメンバー 3 人が処刑されるのは数か月後。)
くしくも、2/18 は J. ゲッベルスが総力戦演説をベルリンでおこない、「君たちは総統とともにこの戦争を戦い抜くか」の問いに怒号のような Ja でサクラたちがこたえ、全ドイツ人がそのラヂオ中継に深く共鳴した日でもあった。

<quote>
Kommilitoninnen! Kommilitonen!

志を同じくする学生諸子に訴える!

Erschüttert steht unser Volk vor dem Untergang der Männer von Stalingrad. Dreihundertdreißigtausend deutsche Männer hat die geniale Strategie des Weltkriegsgefreiten sinn- und verantwortungslos in Tod und Verderben gehetzt. Führer, wir danken dir! Es gärt im deutschen Volk: Wollen wir weiter einem Dilettanten das Schicksal unserer Armeen anvertrauen? Wollen wir den niedrigsten Machtinstinkten einer Parteiclique den Rest unserer deutschen Jugend opfern? Nimmermehr!

我々はスターリングラードにおける第 6 軍の壊滅に慄然としている。 先の大戦の伍長あがりの天才的戦略、無意味で責任感のかけらもない戦略が三十三万のドイツ人を死と Verderben (破滅) へと追いたてた。 総統閣下、われわれはあなたにどれほど感謝しても足りない。人々は Es gärt (激高している)。我々は、一人の Dilettanten (軍事愛好家) に我々の軍隊を委ね続けるのか? 我々は、Parteiclique (屑ども) の最悪の権力本能を充たすために、ドイツの若者をこの上犠牲として捧げるのか? そんなことはごめんだ。

Der Tag der Abrechnung ist gekommen, der Abrechnung der deutschen Jugend mit der verabscheuungswürdigsten Tyrannis, die unser Volk je erduldet hat. Im Namen der ganzen deutschen Jugend fordern wir vom Staat Adolf Hitlers die persönliche Freiheit, das kostbarste Gut der Deutschen zurück, um das er uns in der erbärmlichsten Weise betrogen hat.

清算すべきときだ。わが民族がこれまで erduldet (忍従してきた) 専制の中でも、最もおぞましいそれとドイツの青年は決着をつけなければならない。 ドイツの青年の名において、我々は、ヒトラーの私物である国家から、あれが我々から陋劣極まりないやり方掠め取った persönliche Freiheit (個人の自由) という最も大切なドイツ人の美徳を取り返すことを要求する。

In einem Staat rücksichtsloser Knebelung jeder freien Meinungsäußerung sind wir aufgewachsen. HJ, SA und SS haben uns in den fruchtbarsten Bildungsjahren unseres Lebens zu uniformieren, zu revolutionieren, zu narkotisieren versucht. "Weltanschauliche Schulung" hieß die verächtliche Methode, das aufkeimende Selbstdenken und Selbstwerten in einem Nebel leerer Phrasen zu ersticken. Eine Führerauslese, wie sie teuflischer und zugleich bornierter nicht gedacht werden kann, zieht ihre künftigen Parteibonzen auf Ordensburgen zu gottlosen, schamlosen und gewissenlosen Ausbeutern und Mordbuben heran, zur blinden, stupiden Führergefolgschaft.

あらゆる自由な意見の表明に仮借なく Knebelung (猿轡をかませる) ような国家のなかで我々は成長した。 ヒトラー・ユーゲントが、突撃隊が、親衛隊が、我々の Bildungsjahren (人間形成期) を fruchtbarsten (最悪な) ものとすべく注力した。 我々を画一化し、revolutionieren、narkotisieren (叛逆させ、次いで眠り込ませる) ことによって、 Selbstdenken und Selbstwerten (自らに由り思考し、評価しようとする) 最初の始動を、空疎な文句の Nebel (得体のしれないもやもや) の中で窒息させることによって。 この軽蔑すべき Methode (組織だてられたやり方) は自らを "Weltanschauliche Schulung (ナチ的世界観の刷り込み)" と自称した。 Führerauslese (指導者選抜) がー これ以上に teuflischer (悪魔的) で bornierter (狭溢極まりない) やり方がかってあっただろうかー 幹部候補生を auf Ordensburgen (騎士団的な装いのもとに) gottlosen, schamlosen und gewissenlosen (神を恐れず、恥を知らず、良心を欠いた) Ausbeutern und Mordbuben (国民の搾取者にして殺戮者) へと zieht hinan (引き上げていったのだ (ファウストのパロディ))、盲目で痴呆の Führergefolgschaft (総統の従者たち) へと。
</quote>

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