Is true 'time off' possible in a technological age? Saturday, November 12
この科学技術の時代に「完全オフ」は可能か?
I'm a psychiatrist, but I rarely think of my work when I'm with my family or friends. To put it more precisely, I'm accustomed to automatically switching my mind out of work mode when I leave my clinic. This is why when I'm consulted about medication outside work, say at a dinner with my old classmates, and they say something like, "My husband is taking this drug for his depression," I sometimes can't even recall what it is. "Aren't you a professional?" they say, obviously disappointed. But I believe allowing myself time to completely forget about work is necessary to reduce stress.
●put it more precisely より正確には ●accustomed 慣れている
●depression うつ
私の職業は精神科医だが、家族や友人といるときは、ほとんど仕事のことを忘れている。というより、病院を離れると自動的に頭が切り替わる習慣がついているようで、昔の級友との食事会などで突然、「夫がうつ病でこの薬を飲んでいるんだけど」などと相談されても、すぐにその薬が思い出せないことさえある。「え、あなたプロなんでしょ」とあきれられるが、自分としてはそうやって完璧に仕事のことを忘れる時間は、ストレスを減らすためにも必要なのだと考えている。
My late father, on the other hand, was the director at a small OB/GYN clinic next to our home, and it was almost like he was glued to work 24/7. Because our home and his clinic were separated by a single door, even when he finally returned to the living room, he would be called right back to the clinic when someone said from behind the door that a patient had a fever. My father would not complain at all and tell the person, "I'll be with you in a minute, after I drink my tea," take a sip of tea my mother made, and go back to his clinic. He must have lived under enormous stress.
●on the other hand 一方 ●director 院長
●OB/GYN 産婦人科 obstetrics and gynecology ●enormous 相当な、巨大な
一方、亡くなった私の父親は自宅に隣接した小さな産婦人科医院の院長で、大げさに言えば24時間、仕事から離れることができなかった。自宅と医院はドア1枚で隔てられているだけなので、居間にようやく戻ってきても、すぐにドアの向こうから「発熱している患者さんがいるので来てください」などと呼ばれる。もちろん父は不平ひとつ言うことなく「お茶を一杯飲んでからすぐ行く」と、母のいれたお茶で急いでのどを潤して、またドアの向こうに戻って行く。おそらく相当なストレスを受け続けていたことだろう。
It's the same with a monk who lives next to a temple they work at, or a pastor living next door to his church. They can't just close their business for the day when their hours are up, nor can they really leave their workplace. I don't think it's an ideal lifestyle from a physical and mental health standpoint.
●nor …もまた…ない ●physical and mental 心身 ●standpoint 見地
他にも、お寺の隣に住宅があるお坊さん、礼拝堂の隣に住む牧師さんなども同じ。時間が来たから店じまいというわけにはいかないし、職場を完全に離れることもできない。本人の心身の健康にとっては決して良い生活スタイルとは思えない。
A friend of mine told me that they also pretty much work 24 hours a day. The person works for a foreign company where overtime is kept to a certain number of hours, and workers are allowed to choose what time they come into the office. I said, "That sounds nice. I envy you," but they shook their head, saying, "But being able to work from anywhere means you're expected to work anytime of the day." This person was fed up with checking work emails and doing work-related tasks on their computer when at home or out and about, even in the middle of the night or on holidays.
●I envy you. あなたがうらやましい ●be fed up ほとほと嫌になる、うんざりする
●out and about 出歩く
ある知人が「私も24時間労働のようなもの」と話してくれた。その人が勤める企業は外資系なので残業時間などは抑えられ、朝も好きな時間にゆっくり出社することもできるのだそうだ。「いいね、うらやましい」と言うと、その人は首を横に振った。「でも結局、どこでも仕事をしていいということは、いつでも仕事をしなさいということなんだよね」。知人はパソコンひとつ抱えて深夜でも休日でも自宅や出先で仕事のメールなどをチェックする、という生活にすっかり疲れきっているのだそうだ。
I realized that this is not an age where we can get away from work just by leaving the office. It is a serious problem if an increasing number of people are living lives in which they are constantly tied to work due to progress in technology. How can we take true time off work? Do we have to purposely leave our computers and smartphones behind? That would be a challenge. (By Rika Kayama, psychiatrist)
●tie 縛る ●due to … …の結果 ●purposely わざと、故意に
●That would be a challenge. それは困難であろう
そうか、職場から離れさえすれば仕事から離れられる、という時代ではないのだ。たとえ職場にいなくてもIT技術の発展により常に仕事に縛られながら暮らしている、という人が増えているとしたら深刻な問題だ。人は一体どうやって「完全にオフ」という時間を作ればよいのだろう。パソコンもスマホも持たずネットもつながらない、という状況を作り出すしかないのか。なんともやっかいな話だ。(香山リカ 精神科医)
challenge 挑戦・チャレンジではない
challengeと聞けば、瞬間的に「挑戦」や「チャレンジ」という日本語を想像すると思います。しかし、英語で「challenge」と出てきたときは、「難しい課題」「困難」という意味で使われていることが圧倒的に多いのです。大きな困難を伴うような「挑戦」、生死や勝敗を分けるような「挑戦」というニュアンスです。
日本語のチャレンジ・挑戦は try だ。
〇美容のために、ヨガにチャレンジする ☓ I want to challenge yoga.
〇英会話に挑戦する。 ☓ I’m going to challenge English.
ネイティブには通じません。この場合は「try」を使うべきです。
動詞 challenge は「戦いにいどむ」
動詞で「challenge」といった場合は、「(難しいことを)やってみる」(tryがこの意味)という意味ではなくて、「(人に)挑戦する」「(人や意見に対し)異議を唱える」という意味になります。
〇反論してもいい。 Can I challenge you?
反論すると
〇おまえはおれにくってかかる数少ない一人だ。
You are one of few people who challenge me.
名詞で「難しい課題」「困難」という意味で使われることが圧倒的に多い
〇最大の課題は資金調達です。
The biggest challenge we face is fund-raising.
〇これは思っていた以上に難しいかも。
This may be more of a challenge than I thought it would be.
マガモが飛ぶ
マガモが11羽ほど飛んでいます。右下の一羽はオオバンです。マガモはとんでいると白黒の鳥ですね。びわ湖には数万羽のマガモが来ていると思われますが、びわ湖を見てもあまり見かけません。公園の池、城の堀やびわ湖に流れ込んでいる小さな河川、デパートの横の河川にいます。マガモが編隊で飛ぶときは、かなりのスピードです。車より遥かに早いので時速70キロ以上で飛びます。
オオバンはびわ湖特に大津附近では一番多い水鳥です。近年びわ湖では3万羽以上来たとい言われています。渡り鳥では一番多いです。外来の水草を食べてくれるのでまあいいだろうということです。この鳥は他のシベリア方面から来た鳥とは違い、中国から来ていると言われています。びわ湖に集中している理由はよくわからいそうです。それの影響かびわ湖の鳥であるカイツブリが極端に減りました。k403さんに教えていただいて、今年初めて確認しました。マガモが20羽いたらカイツブリは1羽、オオバンは50羽、ユリカモメは15羽ぐらいの割合だと思います。この前名古屋に行ったとき一杯カイツブリが川にいました。よく潜る鳥です。びわ湖以外では普通の鳥なんですね。逆がオオバンです。
本当にうらやましいです^^
オオバンも見たことがないのですが、
バンの仲間は あの足でよく泳げるもんだなあと
感心します^^
風鈴の仕事場が比良山のふもとにあります。近くに犬と泊まれるので有名な小ささなホテル?があります。このあたりのびわ湖はとても大きなびわ湖です。大津市内附近のびわ湖は南湖と言いましてとても小さいびわ湖です。ここにも野鳥はたくさんいますがスケールはまったく違います。コハクチョウもいます。野鳥観察の小屋もあります。双眼鏡は必須です。干潟がたくさんあり、野鳥の天国みたいです。大津市内の方のびわ湖は護岸工事がされていて風情がありません。
この写真は大津の対岸の草津から撮った写真です。かなり距離があります2キロぐらい、超望遠です。超望遠ですのでどうしても手ぶれになります。それでとても不鮮明な写真です。びわ湖に浮かんでいるマガモが飛ぶと白黒の鳥になるなんてことは、全く知りませんでした。ネットで教えてもらいました。ベンチの下の方を飛んでいる1羽がオオバンであるとうなんて、全く分かりませんでした。ネットの専門家はスゴイです。こんな写真で鳥の種類がわかるのです!マガモは飛んでいる姿と水面に浮かんでいる姿はまったく違います。これは白黒の鳥ですが、青い鳥に見えるとこもあります。その写真も実は撮っています。
風鈴も鳥の名前は知りません。セキレイもツバメの仲間だと思っていました。ゴガク友のk403さんに教えてもらって少しだけわかるようになりました。本当に最初1年ほど前までは鳩とカラス、トンビ、スズメ、ユリカモメ、カモメ、だけでした。鳥の写真を撮るといっても散歩がメインですからほんの数分も立ち止まることはありません。びわ湖は野鳥のとても多い所みたいです。本当に数十人の人がものすごい装備のカメラで鳥の写真を撮っている場所があります。鳥はとても敏感なので写真を撮るのは本当はとても難しいです。風鈴の写真はいつも奇跡の一枚です。(自画自賛)
そのときは マガモに気がつきませんでした。
今度琵琶湖に行くときは 絶対双眼鏡を持って行きたいと思います。
池でのんびりしているイメージですが、そんなに早く飛ぶなんて知りませんでした。
「完全オフ」ってこういう時代には難しいですね。
コンビニもあるし電波も繋がるし。「便利」の副作用ですね。
香山リカのお話なのですね。興味深く読ませていただきました。
たしかに「完全オフ」は難しいです。
私は、朝、近くの池のある公園で、ウォーキングをすることがあるのですが、そこには鳥がいます。それが何の鳥なのかわからないので、風鈴さんのように詳しく観察できるといいなと思いました。