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.ادرس اللغة العربية اليوم
今日はアラビア語の主格についてちょっとフォーカスしてみることにします。
《復習~主格とは?~》
語尾がダンマおよびそのタンウィーンで示され、その語が主語や述語として働いていることを示す。
※ちなみに語尾につくファトハ、カスラ、ダンマを「格語尾」と呼びます。
今日はこの例文を使います。
「彼女の姉はシリアで有名な詩人です。」
.أختها شاعرة مشهورة في سوريا
では、母音記号(シャクル)をつけてみましょうか。するとこうなります。
.أُخْتُهَا شَاعِرَةٌ مَشْهُورَةٌ فِي سُورِيَا
この文の主語はأُخْتُهَا(「彼女の姉は」)です。述語はشَاعِرَةٌ مَشْهُورَةٌ(「有名な詩人」直訳:詩人、有名な)です。これらは主格となります。そのため、述語は両方ダンマのタンウィーンで終わっています。
一方、主格であるはずのأُخْتُهَاはダンマのタンウィーンやダンマで終わっていません。実はこれ、تُが主格を表しているのです。主格はダンマかそのタンウィーンなので、格語尾は「u」の音です。
أُخْتُهَا['ukhutu-haa ウフトゥハー]「彼女の姉」という語の構造を見てみると「姉」という単語أُخْتْに格語尾の「u」の音を表すダンマと「彼女の」という意味を表す人称接辞ها(ハー)がくっついているわけです。
【格語尾が主格となるとき】
○文の主語である場合
.نبيلٌ طالبٌ
「ナビール(男性の名)は学生です。」
○動詞のない文に於ける主語である場合
.هذا نبيلٌ
「こちらはナビールです。」
○文と関係ない単独の場合、呼びかけ、雑誌名などの場合
الجامعُ 「そのモスク」
الجزيرةُ 「アル=ジャジーラ」(カタールの放送局。)