It was very cool in the morning.
今朝はとっても涼しかったですね。窓を開けると冷たい風が吹いてきました。でも日中になると気温も上がってきました・・・。
昨日の夕方、アラビア文字を書く練習をしました。ノートと参考書を出して例文を書き写す・・・というシンプルなものです。でも、これがすごく面白かったというか楽しかったです。書きにくい文字もいっぱいありましたが、文字と同時に単語も辞書で調べてやりました。
少しずつではありますが、アラビア語の文法が身についてきているような気がします。
《アラビア語の対格》
一昨日、昨日と主格、属格について見てきたので、今日は最後に仮定法を詳しく見ていきましょう。
〈対格とは〉
語尾がファトハおよびそのタンウィーンで示され、その単語が目的格として働いていることを表す。
◎ファトハのタンウィーンで終わるときは必ず語尾にアリフを書き加えなければなければならないので注意。ただし、限定名詞や固有名詞などにタンウィーンをつける必要はない。
今日はこの例文を使います。いきなりシャクルをつけてみます。
「彼はたくさんのアラビア語の本を欲しがっています。」
.يُرِيدُ كُتُبًا عَرَبِيَّةً كَثِيرَةً
さて、対格というのは目的格のことなので、探すのはそんなに難しくありません。「欲しがっています」という動詞を修飾している「たくさんのアラビア語の本」が対格です。見てみると、すべてがファトハのタンウィーンで終わっています。
〔まとめ〕
格語尾が対格になるのは次の場合です。
○動詞の目的語
(例)يرسل كتابًا「彼は(1冊の)本を送ります」など
○副詞的に用いられる場合
(例)هذا لذيذ جدًا「これはとてもおいしい」
تذهب إلى القاهرة اليومَ「彼女は今日、カイロに行きます」など
★動詞と関わる名詞、形容詞は主語でない限り、すべて対格になります。ちなみに、名詞を形容詞が修飾する場合、その名詞と形容詞の格は常に一致させます。
~おまけ~
今日の文章で使われている「彼はほしい」の活用をみてみましょう。これはyuの音で始まっていますが、يسكنと違って語頭の母音が「a」ではなく「u」になるだけです。
〈動詞「ほしい」の主な変化〉
*三人称
彼は欲しい:يريد
彼女は欲しい:تريد
彼らは欲しい:يريدون
*二人称
貴男は欲しい:تريد
貴女は欲しい:تريدين
あなたたちは欲しい:تريدون
*三人称
私は欲しい:أريد
私たちは欲しい:نريد
「私は欲しい」というのはよく使いますね。例えば、旅行先で「コーヒーが欲しい」といいたいときは・・・
.أريد قهو(ウリードゥ・カハワ)
これだけでいいのです。英語と同様、非常に簡単です!
他にyuで始まる動詞はيشاهد(見る)、يحب(愛する、好む)、ينظف(きれいにする)、يسافر(旅行する)など結構たくさんあります。これらの活用はすべて上に挙げたパターンです。