冠詞の de
1. 否定文では直接目的語には de をつけるのが原則
肯定文の簡単な例を挙げると、
J’ai une voiture. (私は一台の車を持っている)
「J’」は後ろに母音がきたときの形で、「Je」と同じ。これがこの文の主語(S)です。
「ai」は「持っている」という意味の avoir の現在(1人称単数)。これが動詞(V)です。
「voiture (車)」は女性名詞で単数形なので、その前の不定冠詞「une」は女性単数の形になっています。この「une voiture」が直接目的(OD)です。
つまり、この文は S + V + OD の第 3 文型になっています。
さて、この文を ne と pas で挟んで否定文にすると、次のようになります。
Je n’ai pas de voiture. (私は車を持っていない)
肯定文で直接目的(OD)についていた冠詞 une が、 de に変わっています。
このように、否定文では直接目的には冠詞 de をつけるのが原則です。
冠詞 de の代わりに不定冠詞や定冠詞をつけることも可能ですが、この場合は特定のニュアンスがつきます。
定冠詞を使った場合:
Je n’ai pas la voiture. (私はその車を持っていない)
不定冠詞を使った場合:
Je n’ai pas une voiture. (私は一台も車を持っていない)
このように否定の後ろに不定冠詞がくると、「1 つも... ない」という強調になり、発音もわざと pas un で「バザン」、 pas une で「パズュヌ」となります。
なお、「非人称の il 」を使った否定文では、原則として「意味上の主語」にこの冠詞の de がつきます(そう頻繁には出てきません)。
2. 「複数の形容詞+複数の名詞」の前では、不定冠詞 des は de になる
一般に、フランス語では形容詞は名詞の後ろに置くため、「名詞+形容詞」という順序になることが多いわけですが、一部の形容詞は名詞の前に置きます。この場合は、不定冠詞の複数 des は自動的に de になる、という規則があります。
des hautes montagnes → de hautes montagnes (高い山々)
des grosses larmes → de grosses larmes (大粒の涙)
フランス映画、いいですよね!
これからよろしくお願いします!!!!!!
Grazie mille per commento!
コメントを有難う御座います。
私はフランス語は殆ど判りませんが、フランス映画は大好きです。
最近買ったDVDはRoger Vadim の "Et mourir de plaisir"です。(但し、買ったのはイタリア語版なので "il Sangue e la Rosa")
今後とも、宜しくお願い致します。
『キミスイ』見てきました!途中まで、ほんとに泣けるのかな?と思っていたら最後でめっちゃ泣きました(; ・`д・´)
膵臓の病気で死ぬはずが、まさか旅行前にあんな死に方するなんて・・・|д゚)
(これは言っちゃっていいのかな?)
そうなんですよ!こいつ一人じゃ何にもできないのにいつも威張ってるドラコ・マロフォイです!!!!!!