今日は和歌山県に旅行です!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
アドベンチャーワールドでパンダ見てきます(*^-^*)
楽しみ~(*´▽`*)
même
même には主に 3 つの意味がありますが、どの位置に来るかによって、外見的に見分けがつきます。
(1)形容詞「同じ」(英語の (the) same)
普通、名詞の前に置いて、「定冠詞(le, la, les) + même + 名詞」という順で出てきます。ただし、冠詞は不定冠詞のこともあります。
また、前置詞 de や en の後ろでは無冠詞になることもあります。例えば、
de même ordre (同じ種類の)
en même temps (同時に)
(2)副詞「~さえ」(英語の even)
通常は強調したい言葉の直前・直後に置きます。例えば、
Même un enfant peut le comprendre. (子供でさえそれを理解することができる)
「enfant」は「子供」。「peut」は pouvoir (~できる)の現在(3人称単数)。「le (そのことを)」は何か一語ではなく文脈全体を受けるので中性代名詞です。「comprendre (理解する)」は pouvoir の後ろなので不定詞になっています。
要するに、「子供だってそんなことくらい分かる」という意味です。
(3)「まさに~」「~そのもの」
強調したい言葉〔=名詞または副詞〕の直後に置きます。これは形容詞とも副詞とも取れます。
ici même (まさにここで)
ce soir même (まさに今夜)
Le style est l'homme même. (文は人なり)
最後の文はビュフォンという人が残した名言で、逐語訳すると「文体は人間そのものだ」ですが、伝統的に「文は人なり」と訳されており、「文章には書き手の人柄が滲み出る」というような意味に解釈されています。「style」は「スタイル、様式、文体」、「homme」は「人間」です。
また、
moi-même (私自身)
toi-même (君自身)
lui-même (彼自身、〔男性名詞を受けて〕それ自身)
elle-même (彼女自身、〔女性名詞を受けて〕それ自身)
など、人称代名詞の強勢形と même をハイフンで結んでできる言葉も、この(3)の意味に由来します。
フランス語の習い始めでは、何でも「同じ」と訳してしまう傾向にありますが、「~さえ」の意味になることがかなり多く、出てくる頻度は、(1)が 5 割、(2)が 4 割、(3)が 1 割ぐらいのつもりでいたほうがよいでしょう。
その他、même を使った熟語としては、
de même (同様に)
de même que... (...と同様に)
などが重要です。
きっと一日中見ていても、あきないと思います。
ハリーポッターの写真をいつも楽しませていただいています。ありがとうございます。