◇ラジオ英会話2023.6月 Week4
L56 アドバイスする③:使える意外な表現
あなたはこれまでに歴史学の教授になろうと思ったことがありますか?
Have you ever thought of becoming a history professor?
もし私があなたの立場だったら、大学で歴史を専攻しようかと考えるでしょう。
If I were in your shoes [place] I’d consider majoring in history in college.
もし私があなただったら、もっと倹約するでしょう。
If I were you, I’d be more frugal.
もし私なら、もっと大きな家を買うでしょうね。
If it were me, I’d get a bigger house.
もし私があなたの立場だったら、昇給を要求するでしょうね。
If I were in your shoes, I’d ask for a raise.
もし私があなたなら、私のキャリアの次のステージについて考えはじめるでしょうね。
If I were you, I’d start thinking about the next stage in my career.
もし私なら、街の中心部のもっと近くの引っ越すことを考えるでしょうね。
If it were me, I’d consider moving closer to the city center.
L57 約束する①:約束の基本表現
こうしたことは二度と起こりません。
This will not happen again.
私は決してあなたと別れません。
I’ll never leave you.
私はあなたに倍返しします。
I’ll pay you back double.
私に何ができるか考えてみますが、何も約束はできませんから。
I’ll see what I can do, but I can’t promise anything.
私があなたの秘密を墓場まで持っていきますよ。
I will take your secret to my grave.
私はもう二度とあなたにうそはつきません、約束します。
I will never lie to you again, I promise.
午後7時までには終わると思いますが、何も約束できませんよ。
I think I’ll finish by 7 pm, but I can’t promise anything.
L58 約束する②:固い約束
彼は約束を守る人だ。
He is a man of this word.
私は誰にもあなたの秘密を言わないと誓います。
I swear I won’t tell anyone your secret.
私は正直に話すことを誓います。
I swear [vow] to be honest with you.
指切りげんまん。
I cross my heart (and hope to die).
私は今日ここで起こったことを誰にも言いません。
約束します。
I will not tell anyone what happened here today.
You have my word.
あなたのタブレットは明日の朝までに返します。
約束します。
I will return your tablet by tomorrow morning.
I give you my word.
私は一生あなたのそばにいることを誓います。
I swear to be by your side for the rest of my life.
L59 約束する③:保証する
あなたはこれよりよい条件を得られないことを保証します。
I guarantee you that you won’t find a better deal.
夕暮れ時までには必ず着きますよ。
For sure we’ll arrive by nightfall.
私があなたに保証します。
I (can) assure you.
当てにしていいですよ。
You can bank [count / depend / rely] on it.
保証しますよ。
I guarantee it.
私たちの製品は市場で最も高い品質です。保証します。
Our products are the highest quality on the market.
Take my word for it.
私たちは問題の原因を見つけるまで調査を続けることを、あなたに保証します。
I can assure you that we will continue searching until we find the source of the problem.
◇NatsuoとGeorgesの映画ア・ラ・カルト samedi 19 août
N6 『緑の光線』 (1986) 監督: エリック・ロメール
Le Rayon Vert (1986) d'Éric Rohmer ①
◎あらすじ
秘書のデルフィーヌは夏休みに友達とギリシャに行くのを楽しみにしていたが、バカンスの直前にキャンセルされてしまう。当てが外れ、突然ひとりで夏を迎えるはめになった彼女は、理想の休暇と出会いを追い求め、右往左往するが...。
◎この映画の見どころ
夏生 : ヌーヴェルヴァーグの代表的な作品 『緑の光線』は、1986年にヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞しています。本作は、1981年から1987年の間に撮られた、女性が中心的な役割を担う『喜劇と格言劇』シリーズの6つの作品のうちの1つで、1882年に出版されたジュール・ヴェルヌの同名の小説から着想を得ています。緑の光線とは、日の出または日没時に、太陽の頂に一瞬見える光線です。映画でも小説でも、この視覚にまつわる現象は象徴的な意味を持っているのです。
Natsuo:Film représentatif de la Nouvelle Vague, Le Rayon Vert a été récompensé en 1986 d'un Lion d'Or à la Mostra de Venise (Festival international du Film de Venise). Il fait partie d'un cycle de six films réalisés entre 1981 et 1987, «Comédies et Proverbes», qui mettent en avant principalement des personnages féminins. Le film est inspiré du roman de Jules Verne du même nom, publié en 1882. Le rayon vert est une ligne verte que l'on peut observer pendant quelques secondes au sommet du soleil, lorsque ce dernier se lève ou se couche. Dans le roman comme dans le film, ce phénomène optique a une signification symbolique.
ジョルジュ:エリック・ロメールは緻密なシナリオや登場人物の動きを細かく指示することで有名な監督ですが、『緑の光線』に限って言えば、俳優や女優の即興の演技に大幅に頼り、介入も最小限に留めたようです。最初の設定だけ決めておき、その制限の中で撮影する方法により、自由に創造性を発揮することが可能になったのです。
Georges: Si Éric Rohmer est connu pour écrire généralement avec précision ses scénarios et indiquer rigoureusement les déplacements des personnages, pendant le tournage du Rayon Vert, il a eu massivement recours à l'improvisation des acteurs et des actrices et essaye d'intervenir le moins possible. Cette manière de tourner confère au film une grande liberté créatrice, au sein des contraintes fixées par le canevas de départ.
夏生 : 主人公のデルフィーヌは、バカンスをキャンセルされ、何をしていいのか分からなくなってしまいます。口では出会いを求めていると言いつつも、世話を焼こうとする友人の誘いを断り、周囲の空疎な会話に参加するのも嫌、かといって浮いてしまうのも嫌、という宙ぶらりんな状態です。愛のように対象に向かう分かりやすいベクトルがない「退屈」、そして孤独。現代人なら誰でも味わうであろうこれらの状態にどう向き合うべきか、この映画は問うているようです。
Natsuo : Le personnage principal, Delphine, ne sait plus quoi faire après l'annulation des vacances. Elle dit vouloir faire des rencontres, mais refuse les invitations de ses amis qui veulent la soutenir. Elle ne veut pas participer aux conversations quelque peu plates de son entourage, mais ne veut pas être mise à l'écart non plus et se retrouve dans l'indécision. Elle doit faire face à «l'ennui», qui n'a pas d'objet clair comme l'amour, et à la solitude. Comment faire face à ce problème ? Nous sommes tous concernés par cette question que pose le film.
☆美しい森や海沿いで孤独と向き合おうと奮闘する主人公。映画冒頭で引用されている詩人ランボーの言葉は、そこからの難しい解放を示唆しているのでしょうか。
"Ah! Que le temps vienne / Où les coeurs s'éprennent"
「時よ来い、心と心が夢中になる時よ」
☆上野不忍池の蓮のお花です。先日暑さが若干和らいだ日に立ち寄りました。見頃のピークは過ぎていたと思いますが、こちらは広いので、次から次へとお花が咲いて長い間楽しめますね。
しっかりきれいに咲いていますね。
緑の光線(green flash)という気象現象について聞いたことがありましたが、高山や離島でしか見ることができない珍しい現象なのですね。地球を感じる一瞬の出来事には心惹かれますが、映画の主人公も緑の光線を追い求めるのでしょうか?
今、咲こうとしている蓮の花、とてもよい時期ですね。
フランス人の一番の趣味は映画鑑賞だそうです。
美術や音楽、スポーツをぬいてだそうですね。
それだけの伝統を感じます。
映画を通して心の世界を表現しているのでしょう。
姉の影響でロメール監督の映画を観ました。場面も素敵ですし、 心に残る素晴らしい映画ですね。
いつも綺麗な写真ですね。🪷蓮のお花が可愛いです。