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Leçon 61
lundis 4,11 mars 2019
電話する
[Au téléphone]
Le serveur : Crêperie « Le Kouign-amann ». Bonjour !
La fille : Allô. Bonjour, monsieur. Je voudrais réserver une table pour quatre personnes.
Le serveur : Pour aujourd'hui, c'est déjà complet. Je peux prendre la réservation pour demain à la place.
La Non. Demain nous allons visiter Versailles.
[電話で]
男性の店員 : クレープ店「クイニーアマン」です。こんにちは!
女性: もしもし。こんにちは。4名掛けのテープルを1つ予約したいのですが。
男性の店員 :今日はもう満席です。代わりに明日の予約ならお受けできます。
女性 : 無理です。明日はヴェルサイユを見学するんです。
crêperie(f)クレープ専門店
à la place:代わりに
[カタカナさようなら]
[crêperie] [réserver]
これらの単語に入っているeの読み方
o復習
1.語末のe crêperieの最後のe : 単語の最後のeは発音しない。
2.つつり字記号アクサンテギュがついていたら,r狭いエ」で発音。
réserverの最初の部分[ré]を発音してみる。
3.不定詞でerで終わる単語のとき,この最後の部分はr狭いエ」で発音。réserver だったら, 最後の部分(ver)は狭いヴェの発音。
o今日の学習
1. crêperieの最初の部分crêのêはr広いエ」で発音。
2. réserverの真ん中の部分serもr広いエ」の発音です。
フランス語の単語の読み方には規則がある。
réserverは, ré-ser-verのように, 3つの部分に分かれる。それぞれが音の最小単位になっていて,r音節」と呼んでいる。
音節はたいていréのように子音と母音の組み合わせ,あるいはserのように子音と母音と子音の組み合わせ,あるいはrどこどこへ」と言うときの前置詞àのように母音だけ,あるいは女性名詞単数形につく不定冠詞uneのように母音と子音の組み合わせなどがあります。
英語では,単語の読み方やアクセントを置く位置が決まっていて,その知識がなければ, 単語を発音できないが,フランス語では,単語の音節の切り方がわかり,つづりと発音の規則を知っていれば,その単語の意味がわからなくても,だいたい発音できる。
crêperieつづり字のうえでは3つの音節から成る。crêとpeとrie。ただし,単語の中に入っているeの中には,無音になる傾向のものもあり, crêの後のpeのeはここでは発音しない。したがって, crêpeは子音の音pで終わっていることになりる。ただ,人や地方によってはpeをrプ」と,はっきり母音の音を加えて発音することもある。(rもっと知りたいフランス語」参照)
[お宅におじゃまします!]
Perrine : Qu'est-ce que nous allons faire ?「これから何しようか?」
Aki :おなかすいてる?
Tristan : Oui,j'ai faim.「はい,おなかがすいています」
Perrine: Nous allons manger à la crêperie ? 「クレープ屋さんで食事しない?」 Tristan : On va manger des crêpes ! / Aki :クレープを食べましよう!
Tristan : C'est une bonne idée.「いい考えです」
Aki :じゃあ,駅の近くにあるレストランに行きましよう。
Tristan・Perrine: D'accord !「了解!」
Aki :トリスタン,電話で予約してもらえますか?
Tristan : OK. [トリスタンが電話をかけています]
Allô. Bonjour, madame. Je voudrais réserver une table pour trois personnes. 「もしもし。こんにちは。3人掛けのテープルを予約したいのですか」
Oui, c’est pour aujourd'hui, (... ) hmm, Ah d'accord. Eh bien, au revoir, madame. 「はい。今日です。(・・・)ええ,はい,わかりました。それでは,さようなら」 Perrine : Alors?「どうだった?」/ Aki :予約できましたか。
Tristan : Ah, c'est dommage. Pour aujourd'hui, c'est déjà complet ! 「残念です。今日はもう満席です!」
〔解説〕
Qu'est-ce que nous[allons]faire ? Nous [allons] manger à la Crêperie? On [va] manger des crêpes !
allerの現在形の活用の後に不定詞が続くと,「~するつもりである」,あるいは,「~しに行く」となります。
[文化コーナー]
「今日の会話」の店名「クイニーアマン」は,ブルターニュのお菓子です。
お菓子の名前には意味があるんですか。
En breton, « kouign » signifie « gâteau brioché » et « amann » signifie « beurre ».
ブルトン語で,「クイニー」は「プリオッシュ(丸い形のお菓子)」,「アマン」は「バター」という意味です。
En effet, les Bretons utilisent beaucoup de beurre, de crème ou de caramel dans leurs pâtissées, ce qui les rend encore plus savoureuses.
実際,ブルターニュの人たちは,お菓子にバター,クリーム,キャラメルをたくさん使います。それでお菓子の風味がさらに豊かになります。
「今日の会話」では「クイニーアマン」はクレープ専門店の名前になっていましたが,クレープもブルターニュ地方のお料理ですね。クレープ専門店にはよく,メイン料理にそば粉のクレープ,テザートに小麦粉のクレープというコース料理があるので,旅で見かけたらぜひ試してみてくださいね。
もっと知りたいフランス語
音節が1つしかない単語では, deの「ドウ」の例のようにeは「ウ」, des「デ」のようにeは「エ」と読みます。1音節には必す1つ母音字が入っています。そうすると2音節以上の単語は, 母音、子音 + 母音,子音+母音+子音などに分けられますが,つづり字の音節と発音上の音節がずれることもあります(crêperieの例)。
難しいのは, 2音節以上で成る単語に含まれるeの読み方です。ei「エ」, eau「オ」のように 複数の母音字の組み合わせで発音が決まっているものは,それに従います。子音字がつながっているとき, gn, ch, phなどの子音字が組み合わさってひとまとまりになるものを除き, 音節は,子音字と子音字の間て切れます。そして分けられた音節の中で, eがどの位置にあるかで,「エ」,「ウ」,無音かが決まってくるのです。eの読み方には規則性があり,音節の切り方を知っていると, eの読み方もわかります。仏和辞書の付録には発音の解説が載っていますので,参考にすることをお薦めします。
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写真は、少し前に、日本のそば粉で作ったそば粉のクレープ。
チーズを控えているのでマヨで代用してます。