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★ 「ダントン」を観た。スタニスワヴァ・プシブィシェフスカというポーランド作家の戯曲「ダントン裁判」を、ポーランド人のアンジェイ・ワイダ監督が、フランスで映画化した。
戯曲はロベスピエール寄り、映画はダントン寄り。その理由は、監督が母国ポーランドの政治状況に合わせて政府批判をしたという理解と、ドパルデューの魅力からという理解がある。
フランスでは、この映画は冷ややかに受け止められた。ロベスピエールが体現するフランス革命そのものを攻撃した作品だと理解されたため。ダントンの汚職や収賄行為、民衆扇動に寛容である一方、ロベスピエールを軽蔑的に描いたとして。
マキシム・ロベスピエール=推進派=革命遂行
ジョルジュ・ダントン =穏健派=反革命
メモ :
1794年春、人権宣言の暗誦、赤い帽子、田舎へ逃げた、正義・公正ではありえない
マキシム、コンドリエ・クラブ、カミ―ユ(ダントン派、宣伝がうまい)
ラクロワ、フィリポ、デムラン、ダントンの4人をリュクサンブール監獄へ
神の摂理の法、マルセイエーズ、人民の正義、オリーブの木、平和と幸福
Va. Suive-moi. Suive-t'en. Je viens de te mettre en garde.
ダントンが国王を処刑に導いた、だから人々のヒーロー、政治は力だ、
ダントン「これは政治裁判だ、訴訟ではない、決闘だ。」
ロベスピエール「裁判に負けたら、革命が崩れる。逆でも、同じ。」ジレンマ
ロベスピエール「民主(?)主義(共和制)はイルージョンだ」