<BBCニュース8月7日>
Walz touts record and attacks Trump in first rally as VP pick
副大統領指名の最初の集会でウォルツ氏が経歴を宣伝しトランプを攻撃
◎要旨
フィアデルフィアの集会で、現職のミネソタ州知事のワルツ氏がカマラハリス氏と組んで、次回大統領選挙でトランプ氏と対決することになる。彼は、中西部の州でトランプ氏になびく田舎や労働者階級の有権者を取り戻せると主張した。トランプ氏はワルツ氏を恐ろしく極端な自由主義者と選挙運動で攻撃している。
民主党は8月19日から22日までシカゴで党大会を開催する。
Tim Walz touted his rural roots and said Donald Trump would take the US "backwards", as he appeared for the first time as Kamala Harris's running mate.
At a rally in Philadelphia, the Democratic nominee for vice-president said their Republican rivals in November's election were "weird as hell".
The Trump campaign said Mr Walz, the current Minnesota governor, was a "dangerously liberal extremist".
Mr Walz, 60, is billed as someone who can win back rural and working-class voters who have gravitated to Trump in crucial midwestern states.
★語句
tout ほめちぎる 大げさに宣伝する
gravitate 引き付ける
sergeant 軍曹
invoke 思い起こさせる
creepy 不快な気分にする 気持ちの悪い
◎私見
多様性という言葉を会社でもよく耳にするようになった。会議でも異なる立場の人が議論した方が内容のある結果が得られるからだ。同じことは、アメリカ大統領選挙でもいえる。大統領候補がない資質を副大統領候補に求めることが王道だ。この面で、激戦州である中部の白人男性知事で軍歴もあるワルツ氏は理想的なパートナーであろう。
これに対するトランプ氏は、年齢以外はすべて共通のバンス氏。囲い込みの名で分断を図る候補には、多様性は不要なのであろう。
ハリス氏の人気は3ヶ月は持ちそうな気もします。トランプ氏は何か仕掛けるでしょうが。
アメリカにはバイデンVSトランプでは、ダブルヘイターが数多くいましたが、ハリス氏出馬で縮小したそうです。私もカマラ氏を応援しています。
今回の選挙では、カマラハリス氏は初の女性大統領ということはあまり強調しないそうですね。ヒラリー・クリントン氏の時から時代は変化したようです。もっとも21世紀の日本の政界は女性活躍という意味では、退化しているかもしれません。
考えてみるとアメリカは新し風を望んだような気がしました。
それと同時に女性大統領誕生にはやはり大きなハードルが・・・
今回はどうでしょうか?
面白い対戦構図だと思います。