昨晩より、東京へ移動して、朝から打合せです。朝の貴重な時間を有効に活用して、やれる範囲でアップしました。
引き続き、攻略! 英語リスニングの4月号の第4週のテキストで楽習してみました。
Title : Pluto ②
ここに出てくる宇宙用語を芋づる式に調べていくことも、内容を深く理解する上では重要なことだと再認識しました。
この講座で「予習」というコーナーであらかじめ背景知識を高めて臨むというやり方は、語学の根本あるいは目的を持って意識して学ぶことは記憶の定着に有効であることを示唆していると思います。
1) In 2005 astronomers discovered an object in the Kuioer Belt about the same size as Pluto, and this led them to define more precisely what could qualify as a planet.
割と長い文章で、どこで区切って理解すればよいか悩む文章でしたが、返り読みせず頭から理解していくと、割と素直に読み解けました。
あらためて惑星の定義をWikipediaで確認すると、以下のとおりですが、割と最近の2006年に定義された際、冥王星はその基準に沿えなかったので、多数決で準惑星となったようです。
惑星の定義(わくせいのていぎ)は、古代世界において「惑う星」と記述され始めて以来、ずっと曖昧さをはらんでいる。その長い歴史の中で、この用語は多くの異なる概念を、しばしば同時に意味してきた。1000年以上に渡り、この言葉の使用は厳密ではなく、太陽や月から小惑星や衛星までを含んだり含まなかったりと、変遷してきた。宇宙に対する知識が深まってくるにつれ、「惑星」という単語の意味も昔の概念を捨てて今の概念を受け入れて成長し、変わっていったが、1つの定まった定義には現在でも至っていない。
19世紀末までに、「惑星」という単語は、未定義のまま一応落ち着いた。この言葉は太陽系の天体だけに適用された。しかし1992年以降、天文学者は他の恒星の周囲を公転している惑星の他、海王星の軌道の外側に多くの天体を発見し始めた。これらの発見は、潜在的な惑星の数を大きく増やしただけではなく、その種類や特性も拡大した。恒星に近いほど大きいものもあり、月より小さいものもあった。これらの発見は、惑星は何であるべきかという長年理解されてきた概念に変更を迫った。
惑星という言葉に明確な定義を与えようという問題は、2005年に当時最も小さい惑星だった冥王星よりも大きな太陽系外縁天体であるエリスが発見された頃から始まった。2006年の返答で、国際天文学連合はこの問題についての決議を公表した。太陽系だけに適用されるこの定義では、惑星は太陽の周囲を公転し、その重力によって球形が維持できるほど大きく、その軌道から他の天体を一掃していること、とされている。この新しい定義の下では、冥王星は他の太陽系外縁天体とともに惑星の基準を満たさない。国際天文学連合の決定は全ての論争を解決する訳ではなかったが、科学者の多くはその定義を受け入れた。しかし、いくつかの天文学者のコミュニティはそれを完全に拒絶した。
2) As a result, Pluto, whose name was suggested by a British schoolgirl in 1930, lost its status as a planet.
※後の文で、準惑星= dwarf planetと明記されています。
※dwarfには、「(童話などの)魔力を持つ醜い小びと」という意味があります。何も「醜い」と表現しなくてもいいのに・・・と思いますが・・・。
→反対に比較的「醜くない」小びとは"midget"というようです。
→つまり、midgetは「バランスの良い」小びとで、dwarfは、頭でっかちで手足が短い「バランスの悪い」小びとということのようです。
今から86年前の女学生が命名したとは知りませんでした。何とも「かわいい」と思える一文でした。
3) After all, it is smaller than our moon.
"after all"には様々な使い方がありました。
ex.1 : After all her efforts the project collapsed. 彼女のあらゆる努力にもかかわらず、さの企ては頓挫した。
ex.2 : I thought he was going to fail the exam, but he passed after all. 私は彼が試験に落ちると思ったが、結局は受かってよかった。
4) That's not to say it is uninteresting.
「世の中無駄なものはない」ということを表現するには、良い表現ではないでしょうか。