昨日の東京は、初夏の陽気でした。幸いにも、最も気温が高い時間帯は会議室にいましたので、回避?できましたが、夕刻の福島へ移動の際に暑さの一端に触れ、今後しばらくは上着はいらない時期が続くかなと感じました。
昨日の続きです。
「ひとみ」には、様々な優れた観測機器が搭載されていたようです。(以下のWikipediaの記事より)
※Wikipediaより
従来より10倍以上優れたX線エネルギー計測精度を持つ革新的な軟X線超精密分光望遠鏡システム。
高精度イメージング能力により従来より10倍以上の高感度を持つ硬X線/ガンマ線検出器を搭載していた。
また、すざくでは失敗したマイクロカロリメータによる観測を予定していた。
複数の観測機器を組み合わせて観測することで最大ですざくの100倍の感度で天体を観測できる能力を持っていた。
Title : Abandoned in Space ③
"ひとみ"運用断念
6) Hitomi stopped communicating late last month. Workers found it was spinning out of control. They said part of it had broken up.
※part : 「全体の中の部分」
可算名詞でも使われるが、ここではpart of ...「~の一部」で、数えられない名詞として使われているため不定冠詞のaが付いていない。
※ break up : 「小さい部分に分かれる、分解する」
2月に打ち上げられた「ひとみ」は3月26日に通信が途絶え、制御を失って回転するとともに、衛星の一部は分解したことが分かっている。
7) JAXA scientists last abandoned a spacecraft in 2003. They weren't able to put a probe called Nozomi into orbit around Mars.
※put ... into orbit : 「~を軌道に乗せる、入れる」
日本の人工衛星や探査機が運用断念に追い込まれるのは、エンジンの噴射に失敗し、火星を回る軌道に入ることができなかった
13年前の火星探査機「のぞみ」以来。