2월16일(수요일)오늘은 집에 돌아올 전에 책방 세 채를 돌아갔어요.하지만,제가 사고 싶은 책들은 하나도 없었어요.요즘은 잘 팔리는 책들은 많이 팔고 있는데, 좀 전문적인 책은 취급되지 않네요.어디에서나 같은 책들만 팔고 있을 것 같아요...그래서 인터넷 책방이 유행하고 있군요.
책방:本屋,書店 책을 파는 가게.
세 채:3軒
돌아가다:(順番に)回る,巡回する
잘 팔리는 책:よく売れる本
팔리다:売れる
팔다:売る
전문적인:専門的な
취급:取り扱い
취급되다:取り扱われる(뒤다受動動詞)
~에서나:~でも,~ででも
어디에서나 :どこでも,どこででも
군요:(感嘆)だなぁ,だねぇ
ほんとに本屋がつまらなくなった。取次の配本システムが書籍流通を牛耳っているけれど、それが効率重視で書籍を消費材化してしまい、どこの本屋も同じような品揃えでつまらない。
書籍が文化だなんてもはや嘘だ。このシステムは大書店から中小零細書店にいたるまで貫徹された“思想”だと思う。資本の論理によって文化破壊が進んでいるとすら思う。再販制度維持の根拠が“文化”だなんて笑わせる。
くだらない情報、画一的な情報だけが拡大再生産されていく世の中が豊かなはずがない。
ネット書店は独自の視点でヴァーチャルな棚をいくらでも作ることが出来る。棚を編集できる。ただし本との偶然の出会いが少ない。不連続なひらめきに乏しい。
街の書店は配本された書物、どこでも売ってる書物だけを渡され、その並べ方・見せ方だけでしかオリジナリティを出せない。そこが残念だ。
おそらくこの配本システムの極北に紙の書物の消滅はつながっている。
今日欲しかったなかの一冊はウンベルト・エーコ著『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』だったのだが、紙の書物を絶滅させるのはインターネットだけじゃなく、実は書籍流通そのものでもあるのではないか。
もっともNHK語学テキストはこのシステムをフル活用して売ることが出来るタイプの書物ではあるが(笑)。
私はもうほとんどネット書店で購入してますよ。書店に売ってれば書店で買うんですけどね...。でも街の書店で偶然出会う本というのも魅力的なんですよねぇ。いまや偶然がほとんどなくなっちゃいましたけども。
書店の棚って紙の本をパラパラめくる身体性と似た感覚だと思うんですよ。「検索」じゃなくて眺める感じ。紙の辞書を使い続ける意味もきっと同じなんですよね。遊び(ムダ)がなくちゃつまんない。
コーナーまるごとなくなるジャンルもありますからねぇ。出版物が多すぎるのかも。出版税を導入したら減るかも(笑)。
ネット書店は探したい本を見つけるのに便利なのでたまに利用することがあるけど、
本屋さんで手にとって好みの本に出会えた時の喜びはひとしおですよね。
大きな本屋さんが近所にあればいいのになぁーー! 私の地元にある書店は、
語学本コーナーがどんどん縮小しているので寂しいです。