Always speak of hopes and dreams いつも夢と希望を話したい Saturday, January 28
When I heard that U.S. President-elect Donald Trump was going to hold a press conference, even though it was the dead of night Japan time, I decided to try my best to wake up and watch it. The venue was the first floor of Trump Tower in New York City, and the press had gathered in large numbers.
●venue 会場 ●gather 集める
トランプ次期米大統領が記者会見を開くというので、日本時間では深夜だったが、がんばって起きて見ることにした。会場は自分が所有するニューヨークのトランプタワー1階で、大勢の取材陣が集まっている。
To fight off my sleepiness, I tried to think of what issue I would begin with if I were in his place. The day before, President Barack Obama had given his farewell address, so I thought I would probably begin by complimenting President Obama on the content of his speech. Then I might say something like, "Continuing in President Obama's footsteps, I will also work hard to protect the peace and freedom of America," expressing my determination before beginning to talk about my policies. In any case, I would definitely start my press conference with talk of dreams and optimism.
●fight off 撃退する ●farewell address 別れのあいさつ ●compliment 賛辞
●determination 決意
もし、自分だったら最初はどんな話からするだろうと、眠気をおさえるために考えた。その前日にはオバマ大統領の最終演説があったので、まずその内容をほめるかもしれない。そして「彼のあとを継いで私もアメリカの平和と自由を守るためにがんばります」などと決意を述べて、それからだんだん自分の政策の話をするのでないか。とにかく、何か夢のある話から始めようとするに違いない。
No sooner had I thought that when Trump appeared, standing in front of the microphones. When he opened his mouth, his very first words were criticism of the mass media. He began by saying he had not held a press conference since being elected president because of the existence of media organizations that spread "fake news." For a long while after that, he spoke about how reports circulating that Russia had obtained his personal information was false, and sharply criticized television and other news organizations that had reported the story.
●criticism 批判 ●circulating 巡回する ●obtain 取得する
そんなことを考えていたら、トランプ氏が登場した。そしてマイクの前に立ち、口を開いてまずはじめに語ったのが、なんとマスコミ批判だった。自分が当選した後、ずっと記者会見を開かなかったのは、ニセのニュースを流す報道機関があるからだ、といった話を始めたのだ。それからしばらくの間、ロシアがトランプ氏の個人的な情報を取得しているといった情報が流れているがそれはウソだ、とそのことを報道したテレビ局などを厳しい言葉で批判し続けた。
When I checked the internet for the reactions of Japanese watching the press conference, I found opinions extremely divided. "Well said. Misinformation should be battled thoroughly," some commented positively. Others reacted negatively: "What is this? I'm disappointed that someone who will become president would insult the media." For me, with the scarcity of talk about dreams and aspirations, I was left with a sinking feeling.
●reaction 反応 ●extremely 極端に ●divided 分かれる ●misinformation デマ
●thoroughly 徹底的に ●disappointed がっかりして ●insult 無礼
●scarcity 欠乏 ●aspiration 抱負 ●sinking 意気消沈
ネットでそれを見ている日本の人たちの反応をチェックしたら、「よく言った、デマとは徹底的に戦うべきだ」という肯定的な意見と、「なにこれ? 大統領になる人がメディアの悪口を言うなんてがっかり」という否定的な意見とに極端に分かれていた。私自身は、あまりに夢のない話が続くので、悲しい気持ちになっていった。
Forward-thinking policy talks about increasing the number of jobs in America and creating a healthcare system different from President Obama's did follow. However, it became impossible to think about dreams when I thought, "If anyone criticizes him even a little bit, Trump will probably harshly decry the criticism as fake news."
●harshly 厳しく ●decry 非難する、けなす
その後は「アメリカに雇用を増やす」「オバマ大統領とは違う健康保険の仕組みを作る」といった前向きな話も出てきたが「もしそれを少しでも批判したら“ニセのニュースだ!”と厳しく否定されるのかな」と思うと、夢のある気持ちにはもうなれなかった。
All over the world, the words spoken by a country's leader hold a certain weight that has the power to encourage or dishearten the citizens of that nation. Especially as Trump will soon become the president of Japan's close ally, there is no way his words will not have a large impact on the Japanese people as well.
●dishearten 落胆させる
世界のどの国であっても、リーダーが話す言葉には重みがあり、それが励みになったり失望につながったりすることもある。とくに日本と関係の深いアメリカの大統領となれば、その言葉の影響は決して小さくはない。
Once Trump becomes president, will he change his mind and set aside his squabbles with the mass media to speak in a way that will give the American people hope, and enact his policies so that their dreams become reality? While continuing to hope that this will indeed happen, I decided to do the best I can to speak in a way that encourages and provides hope to my patients in the consultation room. (By Rika Kayama, psychiatrist)
いまはメディアに対して怒っているトランプ氏も、大統領になったら気持ちが変わり、多くのアメリカ国民に夢を与える話をして、それを実現する政策を実行してくれるのだろうか。それを願いつつ、私もなるべく診察室では患者さんを励まし、希望を与える話をしよう、と心に決めたのだった。(香山リカ 精神科医)
風鈴のコメント
香山先生の最後のお言葉は希望的観測に過ぎません。トランプさんは中国、メキシコ、日本を選挙期間中からも、今も一貫して名指しで批判しています。トランプさんは、はったりとうその政策、まったく根拠も裏付けのないことを平気で言いますし実行します。メキシコの壁でも80円の物を関税をかけて100円にする。つまり、アメリカの国民が20円を負担して壁をつくるのです。メキシコがつくるのではありません。アメリカ人が負担するのです。
こんな分り切ったことでも無理矢理強引にやります。日本との2カ国協議も日本は徹底的にやられると思います。うそでもはったりでもやってしまえばいいというのがトランプ氏の論理です。
冬の散歩道 切り干し大根
メキシコのグアハルド経済相が「ホワイトハウスのスタッフにとっての最大の問題はトランプ大統領のツイートに投稿の後になって初めて気付くことだ」と言っています。アメリカとメキシコの首脳会談は31日に予定されていたが、トランプ氏が26日朝になって自らのツイッターで「メキシコが壁の建設費を払わなければ、会談をキャンセルした方がよい」と主張し、メキシコのペニャニエト大統領は訪米取りやめを発表している。グアハルド経済相によると、トランプ氏のツイートは、メキシコの外交団が米国でアメリカ側と会談している最中に投稿され、「全員が驚いた」そうだ。アメリカ側はそののちも対話の継続や解決策の模索に努めていたという。また、グアハルド経済相は、「トランプ氏が壁建設に固執しているのは、公約を実行しているとの印象を与えるためで、自らジレンマに陥っているが、アメリカが自分で出口を探さなくてはいけない」「米国との関係をメキシコ側から壊すつもりはない」「外交官の召還などの考えはない」といったそうだ。
あなたのメッセージと英語力に感動しています。これからの世界がどう動いていくのかとても心配です。そして、私は年をとっているので、よくはわかりませんが、twitterなどでの発言これが思わぬ方向にどんどん人を動かしていきますね。
風鈴も切り干し大根は千切りだと思っていました。輪切りもおいしそうですね。こういうのはその地域の伝統というか、気候にあっていて、残っている、残す人がいるんですね。
「彼と丁々発止やれる人材が日本にいるのだろうか」
いません!断言できます
残念ですが一歩的に日本は負けます。アメリカに対等に交渉できる国はありません。
風鈴も初めて見ましたがのらのらさんもおしゃっているように輪切りの切り干しもあるようです。ネットで写真を見るとこのあと、紐?糸を真ん中に通して軒下などで物干し竿に干すようです。これは一時干し、前段階かも知れません。又、この前段階で、大根のまま、干してから、輪切りにするのかも知れません。写真に撮りませんでしたが、大根を束ねて物干しに干してある家もありました。最初はいまでも沢庵をつけるために干してあるのかと思いましたが、そういう干し方ではありませんでした。大根を干すのはいろんな段階があるみたいです。
今のところトランプさんは独裁者のように見えます。暴走し続けると思われます。アメリカはなんといっても民主主義の本家です。議会が暴走を止めると思います。TPPでも民主党は労働組合などが基盤でしたので、反対でした。共和党は本音は賛成でした。アメリカの議会共和党が多数で共和党の主流派とトランプさんの政策はかなり解離しています。主流派がいかにトランプ氏を説得するか今後の焦点です。
Amrican first アメリカ第1主義は最初から破たんしています。アメリカさえよれば、あとはどうでもいいという考えは成り立ちません。そんな考えのの人がアメリカの大統領になるとても心配ですね。
ビジネス感覚で政治をやるととても近視眼的になりますね。外国からの車に高い税金を掛けるとアメリカに人は車が高くなって買えなくなくなりますね。車が売れなくなると景気は悪くなります。結果アメリカの車の会社は苦しくなるんです。政治というのは調整です。俯瞰の目で全体を見なくてはなりません。日本の車は安くて品質がいい、するとアメリカの会社もそれに対抗して安くて品質のいい車をつくるために努力します。車が安くなるとどんどん車が売れるのです。労働者の賃金も増えるのです。
かまって君の北王朝、軍拡を進める中国、日本もそれに対抗せざる得ない状態になってきました。大きな嵐の季節になってきたのかもしれませんね。明治維新から敗戦まで70年は日本は軍拡、戦争の時代でした。戦後70年、日本は戦争に巻きこまれていません。平和でした。が世界を見ると戦争があるのが、普通で戦争がなかったのは奇跡と言うしかないのかも知れません。が核のあるこの時代に戦争が勃発するとそれはそれは悲劇的結末になるのは火を見るより明らかです。
残念ながら、トランプ氏に関しては「うそでもはったりでもやってしまえばいい」という風鈴説が正しそうです。彼と丁々発止やれる人材が日本にいるのだろうか。
こちらで、こんなふうに重ねてほすとカビが生えそうです。(^^ゞ
トランプはビジネスのように国政を考えてるみたいですが、
うまく行くわけがないと思います。先が心配です。
お風邪の方はいかがですか?どうぞお大事に。
中国 一国の首長が なにかおかしな人がなる時代になりました。
怖ろしい気持ちがします。世界はどこに流れていくのか。
トランプさんには 本当にがっかりです。
丸い切り干し大根は初めて見ました。この写真でけでなく、ここの門先は、このようなケース箱が5,6個並べて干してありました。
細長く紐状の大根をクリーニング屋でもらうハンガーに干してある、そのハンガーが10個ぐらい物干しにかけてあるのを奈良で見たことがあります。丸い切り干し大根もあるのですね。情報ありがとうございます。冬、雨が降らない地方の風物詩ですね。
alternative fact
これは実は結構深い意味があります。日本の車が今まで見たこともない巨大な船でアメリカに運ばれてくるという事実がある(トランプさんの演説の一節)。関税は日本がアメリカに輸出すると2.5%の関税があるが、アメリカ車が日本に来るときは関税は0である。ここは明確にトランプさんは嘘をついている。が、ここを日本が主張しても話にならない。トランプにとっては日本車がアメリカに入ってくることが事実である。もっと言えば、牛肉に35%の税金をかけているのだから、日本車に35%の税金を掛けると言っている。これも日本に言わすと日本の牛肉(神戸牛)はアメリカに輸出できないと反論したくなる。そんなことはトランプさんには通じない。うそでもはったりでも、車の輸入が減ればいい、牛肉の輸出が増えればいいのである。それが真実だと確信している。
縦切りなら、すごく細い切り干しより太目の切り干し大根がいいですね。
横にスライスした切干大根は初めて見ました。
お漬物用ですね。
マスコミも「デマではなくオルタナティブ・ファクトだ」と
言い張ったらどうなるでしょうね^^;