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ひな雪さんの おぼえた日記 - 2024年10月26日(土)

ひな雪

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おぼえた日記

2024年10月26日(土)のおぼえた日記

■まいにちイタリア語6月号自主トレメニュー
他動詞の近過去[avere+過去分詞]。
直接目的語代名詞(lo/la/li/le)と一緒に使う時は、その性と数に合わせて過去分詞の末尾を変化させます。

25-1[]内の動詞を正しい近過去の活用にしましょう。不規則な活用は、ヒントがあります)
☆基本は、-are動詞は-ato/ -ere動詞は-uto/ -ire動詞は-ito
①イタリアで私はラザニアを食べた。[mangiare]
In Italia ho mangiato le lasagne.
②日本で君たちは何を食べたの?[mangiare]
In Giappone che cosa avete mangiato?
③(あなたは)どこでこのかばんを買ったのですか?[comprare]
Dove ha comprato quetsa borsa?
④(君は)理解した?[capire]
Hai capito?
⑤私の友人たちもその映画を見た。[vedere visto]
Anche i miei amici hanno visto il film.
⑥ヴェネツィアで私たちはゴンドラに乗った。[prendere preso]
A Venezia abbiamo preso la gondola.
⑦イタリアで私はたくさんのことをした。
In Italia ho fatto tante cose.

26-1 次の質問に「Sì」を使って答えましょう。
①Hai mangiato il gelato?
Sì, l'ho mangiato.
②Hai mangiato gli spaghetti alla carbonara?
Sì, li ho mangiati.
③Hai mangiato le lasagne?
Sì, le ho mangiate.
④Avete mangiato bene?
Sì, abbiamo mangiato bene.

26-2 []内の語句を使って質問に答えましょう。
①Dove hai comprato queste scarpe?[a Firenze]
Le ho comprate a Firenze.
②Hai visto l'ultimo film di Nanni Moretti?[Sì]
(君はナンニ・モレッティの最新映画を見た?)
Sì, lo ho visto.
*ナンニ・モレッティ イタリアの映画俳優・監督
③Avete fatto colazione?[Sì]
Sì, l'abbiamo fatta.
④Hai preso il caffè?[No]
(君はコーヒーを飲んだ?)
No, non l'ho preso.
⑤Ieri che cosa hai fatto?[studiare l'italiano]
Ho studiato l'italiano.

27-1次のフレーズに[]内の副詞を加えてましょう。
①私はチケットをもう買った。[giàもう]
Ho già comptato il biglietto.
②私はまだコーヒーを飲まなかった。[ancoraまだ]
Non ho ancora preso il caffè.
③私たちはすでにヴェネツィアを訪れた。[già]
Abbiamo già visitato Venezia.
④あなたたちは奈良を訪れたことがありますか?[mai]
Avete mai visitato Nara?
⑤私はまだシチリアのワインを飲んだことがない。[mai]
Non ho mai bevuto un vino siciliano.
▼副詞maiを近過去の疑問詞や否定文に加えると「経験を表す」

27-2[]内の語句を使って質問に答えましょう。直接目的語を直接目的語代名詞にするのをお忘れなく。
①Hai già visto l'ultimo film di Nanni Moretti?[Sì-già]
Sì, l'ho già visto.
②Hai mai mangiato la bistecca alla fiorentina?[No-mai]
No, non l'ho mai mangiata
③Hai già fatto colazione?[No-ancora]
No, non l'ho ancora fatta.
④Avete già ordinato?[No, ancora]
No, non abbiamo ancora ordinato.

■美術に見るイタリアの女性像 Le donna italiane nell'arte⑧-1
Combattere con la penna ペンで闘う
Christine de Pizan(クリスティーヌ・ド・ピザン)

①Uno dei libri più letti dalla nobiltà dell'Europa medievale fu il poema Roman de la rose(Romanzo della rosa), iniziato da un autore ignoto e completato da un altro poeta. Il liboro fu elogiato dal segretario del re di Francia, al quale però si oppose una donna.
(中世ヨーロッパの貴族の間で広く読まれていた書の一つが作者不詳の「薔薇物語」とそれとは別の詩人が加えた続編です。これをフランス王の秘書官が称賛したのですが、それに対して一人の女性が異を唱えました。)

nobiltà 貴族階級/ fu elogiato da ~を称賛する
si oppose a>opporsi a... ~に異を唱える

②Si trattava della veneziana Cristina da Pizzano, nota come Christine de Pizan per la sua attività in Francia.
(ヴェネツィア生まれのクリスティーナ・ダ・ピッザーノ、フランスで活躍したためクリスティーヌ・ド・ピザンの名で知られる女性です)
si+trarrava+di... ~である/ noto(形)知られている

③Fu la prima donna a guadagnarsi da vivere grazie solo al suo talento di scrittrice. Aveva perso il marito all'età di 25 anni e doveva provvedere al sostentamento dei suoi figli.
(彼女は25歳の時に夫に先立たれ、3人の子を養うために、文筆の才のみによって生計をたてる最初の女性となった人物です。)

guadagnarsi da vivere 自ら生計をたてる
provvedere a ~に対処する 処置をする
sostentamento di ~を養う事

④La lettera di Christine, che inizia con le parole “Chi sono le donne? Cosa sono le donne?”, pone la domanda “Se tutte le donne sono serpenti e bestie allora cosa sono gli uomini nati dalle donne?”.
(「女とはだれなのか、女とは何者か」の言葉で始まる彼女の公開書簡は、「もし女性がみなヘビや獣なのなら、女性から生まれた男たちは何なのか」と問います。)

pone>porre(置く)pongo/poni/pone/poniamo/ponete/pongono
porre una domanda質問する

〇今日の作品
アナスタシア画<書斎のクリスティーヌ・ド・ピザン>
クリスティーヌ・ド・ピザン著「王妃イザベラのための書」より
 1413年頃 Harley MS 4431. f 4r ロンドン 大英図書館

〇クリスティーヌ・ド・ピザン
1364年ヴェネツィア出身。父がフランス宮廷の占星術師になったためフランスに移住しました。
15歳で結婚、25歳で夫と死別。その後、詩や小説を発表し、各国宮廷から執筆依頼を受けて女性最初の職業作家といわれています。

「薔薇物語」は13世紀前半に書かれた騎士道物語です。作者不詳ですが続編はジャン・ド・マンが執筆しています。書き写しで伝わった作品なので、いくつかの版があります。(私は読んだことがありませんが)テキストによると「基本的に女性は無知で危険な存在」として描かれるそうです。当時は読み物というと男性作家が男性読者向けに書くものでした。フランス王秘書官が称賛したのは1401年春。クリスティーヌによる反論も同年に発表されました。

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ぴのみ さん
1人
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クリスティーヌ・ド・ピザン、15歳で結婚、25歳で夫と死別とは、現代に生きる自分に置き換えると信じられませんが、その後の自立した活躍は素晴らしいですね。
2024年10月27日 0時51分
Nimp さん
1人
役に立った

Ciao!
クリスティーナ(クリスティーヌ)は、再婚するより、自立することを選んだ素敵な女性ですね。
才媛であり、亡き夫を愛していたからでしょうか?
作家(詩人)になる前は、代書人[現在の司法書士] や、西洋の書道カリグラフィーを教えて、生計を立てていたようですね。

「基本的に女性は無知で危険な存在」だから、騎士道物語は好きになれないのかも…。オペラも楽曲は素晴らしいのに、物語りはイマイチと思ってしまう…。
2024年10月26日 18時27分
pretty naoko さん
1人
役に立った

当時は結婚年齢も早かったせいか未亡人になられるのも早かったようですね。
それから頭角をあらわした女性も多かったように思います。
なにがきっかけになるかわからない所もあり、人生の奇遇を感じます。
2024年10月26日 16時55分
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