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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2009年2月17日 (火)

「英語耳じゃ、ないんだな」と実感するとき
コンサート会場で実感したリスニング力の低さ
「英語耳」なんて言葉もありますが、私の場合、自分でもいやになるほどリスニングの基礎力が低いのです。自分なりに相当マシになってきているとは思うものの、知らない単語はおろか、知っている単語でさえ聴き取れないことがしばしばです。

昨年秋、妻と連れだってコンサートへ行きました。エサ=ペッカ・サロネン指揮のロサンゼルス・フィルハーモニックの来日公演の初日です。
サントリーホールでの客の入りはせいぜい7割ほどだったものの、演奏は素晴らしく、予定されていた3曲が終わり、アンコールが演奏されたあとも拍手は鳴りやみません。サロネンが2009年までのシーズンを最後に音楽監督を辞任することから、この組み合わせでの来日は最後かもしれない、という事情もありました。

熱狂的な拍手に何度か呼び戻されたあとでサロネンは曲名を告げ、オーケストラに向き直って演奏を始めました。曲はストラヴィンスキーの「花火」。
私はオーケストラの裏側の席にいたので、サロネンが曲名を告げたのは反対側に向かってのことだったこともあって彼がなんと言ったのか全くわかりませんでした。ところが、妻にはしっかりと「Fireworks!」と聞こえたというのです。

なんと二日目も
あまりにも素晴らしい演奏だったので、急遽翌日も当日券を買ってでかけました。
この日も感動的な演奏が続き、個人的には最後の「ボレロ」が終わったところですでに大満足だったのですが(初日の「火の鳥」に続いて、この日は2曲目の「海」が特にすばらしかった)、もちろん観客はアンコールを期待します。
この日もサロネンは曲名を告げてから演奏を開始しましたが、私には「Sibelius, ..... Melisande.」のふたつしか聞こえません。もちろん「メリザンドの死」だろうなと予想はつくものの、それは曲名を知っているだけのことで英語リスニングではありません。

そしてアンコール2曲目、私に聞こえたのは「... Fire...s」だけ。あれれ、また「Fireworks」なのかしらと思っていたら、始まったのはファリャの「恋は魔術師」から「火祭りの踊り」、彼はたぶん「Ritual Fire Dance」といっていたのですね(ちなみに「恋は魔術師」は初日のプログラムでした)。

聴き取れない条件までわかっているのに
どうやらわたしは、英語の強弱のリズムが「弱」になるところでは、知っている単語でさえちゃんと聴き取れないのです。
大切な語はアクセントが強くなるので、普段の英会話教室での会話ではなんとかなることも多いのですが、これだと前置詞や冠詞なんかはまず聴き取れませんし、名詞が並んでいるときには後半がほとんど把握できない、ということがしばしばあります。
旅行中でも同じで、同じ人から同じ話を聞いているのに、妻のほうがずっと内容を把握していることが少なくありません。知っている単語は私のほうが多いし、なにより(教室やら教材やらで)投資もしているのに!

こればかりは慣れも必要ですから、一朝一夕に改善はできないのですが、ほぼ同じ条件で聞いている妻がずっと多くの情報を受け取っているのですから、基礎能力や適性の差も大きいのだろうなと思います。ああ、語学学習における「耳」ってこういうことなんだなと。
人気コミック「のだめカンタービレ」に主人公が吹き替えされたアニメを繰り返し観ながらフランス語を習得してしまうシーンがあるのですが、ああ、あれって自分には絶対ムリなんだろうなあ、と思うのです。いや、普通ムリか。
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カテゴリー:英語

2009年1月17日 (土)

夏の旅行のためなら、国際電話も怖くない!?
久しぶりに、英語で電話
電話は苦手、なんて書いていたけれど、また電話をかけるハメに。

 やっぱり電話は苦手中の苦手(2009.1.13)

今回は夏の旅行計画です。
まだ半年もあるじゃないか? と思いますよね。でも、人気のリゾートは半年前だってけっこう混み合うのです。前回電話予約を試みたときも、ハワイの滞在型リゾートホテルだったのですが半年前で満室、「1年前には予約してね、キャンセルはできるから」みたいなお返事でした。
それに、夏休みとはいえ、標準では5連休でしかありません。有休をくっつけて長めに休もうとすればそれなりの準備と根回しが必要。早めに計画するに越したことはないのです。

電話せずにすむか、試してはみたけれど
とうぜん電話予約は気が進まないのですから、ためしにWEBの予約フォームをみてみましたが、やはり今回予約を試みた施設は対象になっていません。自由記入ではなく、定型フォームから行き先や旅程などを選択していくタイプなので、ちょっと難しそう。
次に、サービスデスクの問い合わせフォームを使って「時差があるので電話するのは大変だから、Eメールで予約できませんか? 旅程は下記の通りです」と書き送りました。
3日ほど待っていたところ、予想通りのお返事が。

・この旅行の予約には聞き取り事項がたくさんある
・よって次の番号に電話せよ
・なお予約には最低でも30分はかかるのでそのつもりで

まあ仕方ありません。電話してみましょう。
メールは土曜日の早朝に送信されたもので読んだのは朝、時計をみるとまだ8時です。コールセンターはアメリカの東部標準時間(EST)ですので金曜の夕方6時のはず。
勢い込んで番号をプッシュしたところ、「営業時間は9時から17時半です。オンラインサービスも使ってね」というメッセージが。だからそのオンラインサービスが使えないからかけてんじゃないか。
考えてみると、アメリカの東部時間の9時~17時半って、日本では23時~7時半なんですよね。一番電話でのやりとりが困難な場所かもしれません。せめて西海岸なら、朝の時間帯が10時半までなので使えるのですが。

やっぱり大変だった
向こうが月曜の朝を迎える月曜日の23時、再チャレンジしました。
予想通り電話が混んでいて、5~6分待たされます。保留メッセージのあいだじゅう「切っちゃおうかな、どうしようかな」と弱気になる自分を鼓舞するために、予約ができればいけるはずのレストランのメニューを眺めます。頑張れ自分、この夏はこれを食べに行くんだ。
ややあって出てくれたのは男性オペレータ、相変わらずもこもことこもったような感じで、しかもぼそぼそと喋るもんだから聞き取りにくいったらありゃしない。

相変わらずリスニング能力にほとんど進化がみられない私は、緊張していることもあってものすごく単純な言葉さえ聞き漏らします。
たとえば、「Date of birth」と尋ねられているのがわかるのに3回言い直してもらったり。お願いだから「Birthday」っていってよ。それだったらもうちょっと早くわかりますから、きっと。
でも途中で「こいつ英語全然聞き取れないでやんの、何とかしなくちゃ次の電話取れずに成績下がっちゃうよ」とでも思ったのかどうかはわかりませんが、とても親切にゆっくりと話してくれるようになりました。

途中で予約のできた施設番号を教えてくれるのですが、「Seven, Six, Five, Five」とかゆっくりなんですね。
逆にゆっくり過ぎて前後の関係が見えなくなってしまい、何度も聞き直すことに。難儀なやっちゃなあ、と思ったことでしょう。でも、「7655」だと「Seventysix, fiftyfive」と来るもんだと思いこんでるので、まごついちゃいます(でも、このあたりの読み方はひとによってけっこうばらつくので、必ずしも2桁ずつとは限らない)。
実際の会話が普段自分が慣れ親しんでいるパターンを外れてしまうと、途端に対応に困るというのは、明らかな「場数」の不足ですね。

とにかく向こうは伝えるべきことを伝え、質問をしている。こちらはその質問が聞き取れずに立ち往生している。ともすると気まずい沈黙が5秒ほど続きます。
こうしたときに、とにかくなにかを話し続けるための「使える表現の在庫」が私にはまだまだ少ないのですね。それを痛感しました。質問が良くわかっておらずに、適当に類推して「レストランの予約の確認ですか?」と聞き返したら「レストランの予約時間が2つあって、どっちが良い?」と再度表現を変えて質問してくれます(本来、ここで質問された英語を採録できればいいのですが、こっちも必死だったもんで全然覚えてないんですよ)。

とにかく黙らずに話し続けること
相手もお仕事なので、必要な情報を得ようとがんばってるわけで、とにかく途中で投げ出さずに出てくる表現を総動員しながらなんとか会話をつなぐことが大事です。
お互いに旅行の予約について話をしているのだから、とりあえず聞き取れた単語やフレーズから、「こんな話ですか?(You mean ~?)」と訊き返してみる。そんなやりとりで、最終的にはなんとかなるのでした。
考えてみると、絶好の無料レッスンかもしれません。先方は客を相手にしているのだから、英語がわからなくてイライラしたとしても、勝手に切っちゃうわけにはいかないので。

電話をかけてから実に40分後、ようやくすべてのやりとりが終わったときには、もう感謝感激ですよ。何がどうあっても、夏の休暇は実現するぞ! と気合いも新たです。
まだ、移動の飛行機はとってないし、移動のための前泊後泊の手配もこれから。そもそも追加の有休申請だってしていません。とはいえ、ひとまずメインの旅程がフィックスされたので、それにあわせて決めていけば良いことなので簡単です、この先はWEBや電子メールでなんとかなるし。
電話は相変わらず嫌いですが、なんとか予約No.をもらって一通り完了したときの達成感は、なかなかのもの。ビールもおいしかったですよ。
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カテゴリー:旅行で外国語

2009年1月13日 (火)

やっぱり電話は苦手中の苦手
だいぶ聞き取れるようになったけれど

6年以上英会話教室に通って、いろんなタイプの英語を聞いてきました。
アメリカとカナダの東西、、イギリス、オーストラリアと一通り。 おかげで、TOEICのListeningの試験にさまざまなアクセントが導入されたときにも、まったくまごつくことはありませんでした。
注意深く聞けばそれほど大きな差はなく、聞き取れるものです。 もっとも、旅行先ではスペイン語なまりなんてのも多いですから、TOEICの問題で出てくるのなんて、どれも実際よりずっときれいで聞き取りやすいと思うのですけどね。

「聞き取れる」とはいえ、それは対面に限った話。 電話ではそう簡単にはいきません。
何せ相手がどんな人だかわかりませんし、なにかを指さしたりして言葉を補うことができません。相手からもこちらがどんなヤツかはわからないわけで、コミュニケーションを成立させるのは一苦労です。

海外電話予約が大変だった話

これまで一番長く英語で電話をしたのは、1998年にフランスにでかける前です。
ディズニーランド・パリのホテルと、人気のディナーショー「Baffalo Bill's Wild West Show」の予約のためで、これは30分くらいかかりました。
もともと妻がメールでやりとりをしていたのですが、「満室だけど、ここに電話をして予約せよ」という訳のわからない話で、やむを得ずフランスまで国際電話をかけたのでした。

相手も母国語ではないということもあってか、ゆっくりと話してもらい、無事に5泊だか6泊の宿泊と、友人夫妻を含めた4人ぶんのディナーショーの予約はできたのですが、たぶん電話中に2kgくらいはやせたんじゃないかと思います。

電話したのに予約できなかった話

次はずっと後になって、2006年のたしか2月頃。夏にハワイへ遊びに行こうということで果敢にも電話での予約を試みたのでした(というか、メールでやりとりしようとしたら「電話せよ」といわれた)。
もう英語会話教室にもしばらく通っていて、TOEICでも800点は取っていた時期だったのですが、このときも苦労しました。だいたいが、「Hawaii」はなんとか通じても「Oahu」が全くわかってもらえません(「オアフ」の「ア」にアクセントを置くんですな)。
苦労して伝えても、次は「Marriott」が伝わらない。 結局20分くらいのやりとりののちに満室であることがわかり、しかも「人気があるからハイシーズンなら1年以上前に電話して」といわれちゃいました。
完全な骨折り損です。
また、コールセンターのおねえさまの英語がまた、わかりにくいことといったら。あれは英語ではなくて、スペイングリッシュですよ(とオヤジギャグを書いたあとで調べたら、ホントに「Spanglish」なる表現があるのですね)。

わざわざ電話で予約するには理由が

いや、ハワイくらいは旅行会社のパンフレットを見て日本語で電話すれば行けるんですけどね。
どちらかといえばまわり中どこを見ても日本人が、という旅行はしたくないのですよ。なので、わざわざ日本では予約の取れなそうなところを探してコンタクトするのです(だったらハワイなんて行くな、といわれそうですが)。
パック旅行が嫌いで個人手配が基本なので、この先も、旅行の計画時に電話をしなければならない場面はたびたびあるでしょう(ネットですませられることも多くなって、かなり楽なのですけど)。
目下の目標のひとつが、電話でホテルやレストランの予約を済ませられること、なんですが、実践の機会がそんなには多くないので、なかなか上達への道筋が見えません。

...などと書いているうちに、また電話で旅行の予約に挑戦! 事の次第は次の記事にて

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カテゴリー:英語

2009年1月 3日 (土)

どうしてサイの写真なの?

新年あけましておめでとうございます。
実は、今年は元旦から体調を崩してしまい、2日は一日中寝て暮らすという、なんだか最悪の年明けでした。もちろん1日2日と勉強のほうもお留守に。
なので、今年の目標を華々しく掲げるのではなく、このサイトのトップを飾っている写真の秘密を、お教えします。この写真こそが、私が英語を続けられた秘訣というわけなのですが...


ゴガクルブログへの掲載が決まって準備期間に、事務局のかたからプロフィールに使う写真と必要ならタイトルの背景画像を、という連絡をいただきました。


はたと困りましたね。
同じゴガクルブログの川本さんのように自ら語学教室をやっているとか、あるいは著作があるといったわけではないので、この場で本名を売り込む必要はないのでペンネーム(d-mate)を使いましたし、ましてや私の顔を出しても喜んでいただけるものでもありません。一体どんな写真を載せたら良いものやら。
事務局からのメールには、顔写真じゃなくても良いよ、とあったので、選んだのがいま目にしている写真というわけです。


画面左上のプロフィール欄にある小さなサイの写真は、東京の上野動物園で会えます。2頭のうち小さい方で、もしかしたらメスかもしれません(もう1頭のほうは、正面からうまく撮れなかったのです)。こちらはたしかクロサイ。
そして、ブログタイトルの背景に使われている写真は、アメリカはフロリダ州タンパにある「ブッシュガーデン・アフリカ」で飼育されているもの。園内に広いサバンナがあって、家族でウロウロとしているのを列車から眺めることができます(よく見ると、係員の乗る自動車が写っています)。こっちのほうはシロサイのはずです。


で、サイの写真を使った理由ですが、まあたいしたものではなくて、自分の代わりに画面に登場してもらうのなら、好きな写真にしようと思ったこと。
野生動物はどれも好きですが、中でも太古の恐竜のような風貌とどこか超然としたたたずまいをもつサイは格別です。大人になれば肉食獣に狙われる心配もなく、人間の他には天敵はいません。
広いテリトリーをノソノソと動き回りながらひたすらマイペースで草を食べる姿は、必要に迫られたわけじゃなく興味だけで始めた私の語学にもピッタリかな、と、これはちょっとこじつけ。


ブッシュガーデン・アフリカは日本ではまだそれほど知られていなくて、以前から行きたいとは思っていたものの情報もうまく集まりませんでした。
WEBでいろいろと情報を調べ、ついにたどり着いたのは今年(2008年)の2月です。オンラインでチケットを購入、滞在していたホテルの近くからの送迎バスを予約し、オンラインチケットをホテルのビジネスセンターでプリントし、ショッピングモールでバス乗り場を探し...と、これができたのはまがりなりにも6年半英語を勉強したからこそ。
そんなわけで、私にとってこのサイは、旅行をもっと楽しむために英語を学習始めた、ひとつの成果といえるのですね。たぶん、なにもしていなかったらいまでも「ブッシュガーデン行ってみたいよねえ」と自宅のリビングでぼやいているだけだったでしょう。


「ブッシュガーデンに行ってみたい」たとえばそんな小さな理由だって、なにかを始めるには十分なもの。
普段のサイのようにのんびりした勉強のペースでも、続けられさえすればけっこう遠くまで歩けるんだ、ということを、私はこの写真を見るたびに確認できるように思います。これで、敵にあったときのサイのように、いざとなったら猛加速できれば、もっと良いんですけどねえ。

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カテゴリー:英語

2008年12月21日 (日)

旅行先でちゃんとイカフライを食べるために
予告の「英語を始めたきっかけ」はまだですが、ちょっと番外編のお話を。
ゴガクルブログセレクションのセンパイ、川本佐奈恵さんの「You can do it!」に一度コメントしたことがあります。それがこの記事。

 【 イカフライ 】って英語で何ていう?(You can do it!)

で、読んでいただけるとおわかりのとおり、イカフライは「Fired Calamari」なのであります。
この「Fried Calamari」、私がアメリカの旅行中にレストランに入ると、けっこうな確率で頼む料理です。
まあ、私の場合、滞在しているのは巨大テーマリゾートなので、大都会の高級店に入っているわけではなくリゾートホテルのレストラン、料理がせいぜい$20~$30くらいですけどね。

アメリカの料理といえば、なんといっても「量が多い」のに辟易とさせられます。
さすが体格がいいだけあって彼らはこの分量の食事を食べ尽くすのかと思いきや、決してそんなことはなくて、けっこう残しているのですよね。それなのになぜ、特盛りのさらに大盛りにしなくちゃならないんだろ。全く不思議です。

しかも、多いだけでなく、味付けに失敗したんじゃないの? と苦情を言いたくなるものが出てくることもしばしばです。味の方向性が違うのは、文化も違う異国だからしょうがないと思えるのですが、明らかに辛すぎ、甘すぎというのが少なくありません。
そんな中で、目につくたびに頼んでみるけど、未だに失敗したことがない料理が、「Fried Calamari」というわけです。もちろん量は多いのですが、そこはもうわかっていますから、前菜として頼んで3分の1くらい食べたらあとは残します、これはしょうがない。

日本のイカフライはパン粉をつけてあげてありますが、アメリカの「Fried Calamari」は天ぷらというか、フリッターのような感じ。
ころもにコショウなどの味付けがされている場合が多く、私はソースなしで十分においしくいただけます。レモンを搾るくらいでちょうど良いんじゃないでしょうか。
ソースはチリソースだったり、アボカドなんかが使われていたり、意味不明の甘辛いソースだったりといろいろなので、ちょっとなめてみて不要ならば放置します。味付きのころものおかげで、ソースをうっちゃってもちゃんとおいしくいただけるのが良いところ。

ちなみに初めて頼んだときは、メニューに「Fried Calamari」とあるのを見ても一体何のことだかわからず、持参した電子辞書で調べ、妻と「どうやらイカだよ」「じゃ、イカリングみたいなもんか」と相談して注文しました。
イカだけではなく、たとえば牛肉だって「Beef」と書いてあることは少なくて、「Rib」「Sirloin」「Rump」「Shank」など部位によって表現が違います。魚の名前なんかもなかなか英語で書かれているとわからないし、レストランでは電子辞書は離せません(辞書など使わずにカンで頼んでみる、というのもありだとはおもいますけど)。
店の人に「Can you tell me what shank is?」とか訊いたとしても、相手がそもそも牛肉を部位ごとに異なる名前で呼んだりしないん人々もいるんだとわかっていなくては、かみ合わない可能性が高いです。なので、こんなケースでは辞書が有効。

メニューに書いてある単語がわからないと、結局毎回同じようなものばかりを食べることになってしまいます。
会話の際にいちいち辞書をひいている時間なんてありませんが、メニューを見ながら考えるあいだなら、さっと辞書を当たるのは可能です。旅行中にレストランで注文に困った経験をお持ちのかたは、次の旅行では使い慣れた電子辞書をお持ちになることをお薦めします。できればコンパクトなのが良いですね。

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カテゴリー:英語