2008年12月21日 (日)
旅行先でちゃんとイカフライを食べるために
予告の「英語を始めたきっかけ」はまだですが、ちょっと番外編のお話を。 ゴガクルブログセレクションのセンパイ、川本佐奈恵さんの「You can do it!」に一度コメントしたことがあります。それがこの記事。 【 イカフライ 】って英語で何ていう?(You can do it!) で、読んでいただけるとおわかりのとおり、イカフライは「Fired Calamari」なのであります。 この「Fried Calamari」、私がアメリカの旅行中にレストランに入ると、けっこうな確率で頼む料理です。 まあ、私の場合、滞在しているのは巨大テーマリゾートなので、大都会の高級店に入っているわけではなくリゾートホテルのレストラン、料理がせいぜい$20~$30くらいですけどね。 アメリカの料理といえば、なんといっても「量が多い」のに辟易とさせられます。 さすが体格がいいだけあって彼らはこの分量の食事を食べ尽くすのかと思いきや、決してそんなことはなくて、けっこう残しているのですよね。それなのになぜ、特盛りのさらに大盛りにしなくちゃならないんだろ。全く不思議です。 しかも、多いだけでなく、味付けに失敗したんじゃないの? と苦情を言いたくなるものが出てくることもしばしばです。味の方向性が違うのは、文化も違う異国だからしょうがないと思えるのですが、明らかに辛すぎ、甘すぎというのが少なくありません。 そんな中で、目につくたびに頼んでみるけど、未だに失敗したことがない料理が、「Fried Calamari」というわけです。もちろん量は多いのですが、そこはもうわかっていますから、前菜として頼んで3分の1くらい食べたらあとは残します、これはしょうがない。 日本のイカフライはパン粉をつけてあげてありますが、アメリカの「Fried Calamari」は天ぷらというか、フリッターのような感じ。 ころもにコショウなどの味付けがされている場合が多く、私はソースなしで十分においしくいただけます。レモンを搾るくらいでちょうど良いんじゃないでしょうか。 ソースはチリソースだったり、アボカドなんかが使われていたり、意味不明の甘辛いソースだったりといろいろなので、ちょっとなめてみて不要ならば放置します。味付きのころものおかげで、ソースをうっちゃってもちゃんとおいしくいただけるのが良いところ。 ちなみに初めて頼んだときは、メニューに「Fried Calamari」とあるのを見ても一体何のことだかわからず、持参した電子辞書で調べ、妻と「どうやらイカだよ」「じゃ、イカリングみたいなもんか」と相談して注文しました。 イカだけではなく、たとえば牛肉だって「Beef」と書いてあることは少なくて、「Rib」「Sirloin」「Rump」「Shank」など部位によって表現が違います。魚の名前なんかもなかなか英語で書かれているとわからないし、レストランでは電子辞書は離せません(辞書など使わずにカンで頼んでみる、というのもありだとはおもいますけど)。 店の人に「Can you tell me what shank is?」とか訊いたとしても、相手がそもそも牛肉を部位ごとに異なる名前で呼んだりしないん人々もいるんだとわかっていなくては、かみ合わない可能性が高いです。なので、こんなケースでは辞書が有効。 メニューに書いてある単語がわからないと、結局毎回同じようなものばかりを食べることになってしまいます。 会話の際にいちいち辞書をひいている時間なんてありませんが、メニューを見ながら考えるあいだなら、さっと辞書を当たるのは可能です。旅行中にレストランで注文に困った経験をお持ちのかたは、次の旅行では使い慣れた電子辞書をお持ちになることをお薦めします。できればコンパクトなのが良いですね。 |