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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2010年2月 2日 (火)

突然ながら、ドイツ語で日記を書いてみる
勉強方法はいろいろあれど
勉強の方法は人それぞれですが、私はやはり会話よりも「読み書き」のほうが好き、というか得意です。何より、一人で黙々とできるのが良いですね。
読み書きばかりやっていても、話す訓練をしなければ旅行などではあまり役に立たないのですが、とはいえ、ある程度の年になると不得意分野の征服よりも、得意分野をのばすことを考えたほうが心地よくもあります。

以前、英語で日記を書く云々といった本が評判になりましたね。二匹目三匹目のドジョウもうようよと。
少しでも良いので毎日書き続けることで、使える単語が増え、表現の幅が拡がります。ただし、続けられれば、ですけどね。

<2010.2.3追記>
下記の日記、ゴガクルブログのmaringeさんにコメントをいただいてちょっと修正。ものすごく基本的な間違いでしたね。
いや、間違いながら覚えていくから良いのだ。

そんなわけで、書いてみる
1. Februar 2010
 
Heute beginne ich mein Blog in Deutsch zu schreiben.
Ich erwarte, dass es mir den Wortschatz zu erweitern helfen kann und eine gute Praxis sein kann.
 
Am Wochenende habe bin ich mit meine Frau ins Kino gafahren. Wir haben "der Rosenkavalier" gesehen.
Es war einen Operfilm von Metropolitan Operhaus in New York. Renée Fleming, Susan Graham und Christine Schäfer haben drei Hauptrollen gespielt. Sie haben sehr gut gesungen.
 
Nach dem Film hatten wir sehr Hunger, weil der Film mehr als vier Stunden gedauert hat. Wir haben in "Isetan" Kaufhaus gegangen. Es gibt ein beliebtes italianisch Restaurant, das ist immer voll ist. Wir haben geerwartet, dass wir nicht für lange Zeit warten mussen, weil es kein geschäftigste Zeit war.
Es war sehr gut Essen. Mit dem Essen haben wir einen Rotwein auch getrunken.
 
Es war schon funf halb, wenn wann wir das Essen beenden haben. Dann haben sind wir in eine Buchhandlung und nach Hause gekommen.
Weil wir sehr müde waren, haben sind wir früh schlafen gegangen (oder "sind wir früh ins Bett gegangen").

かれこれ1時間と少し
上記はこの前の日曜日(1月31日)の日記です。日記というのは「その日のことを」書くものだろう、というご指摘はごもっとも。でもまあ、思い出しながら翌日の月曜日に書いたので、日付は2月1日です。まあ、ご容赦を。

これを辞書を引き引き書くのにかかった時間は1時間と少しです。
ご覧の通り、複雑な構文はほとんど使っていませんし、気の利いた表現もなければ、文と文とをつなぐ言葉もないので、ぶつ切りの文を並べた感じ。
お恥ずかしい限りですが、勉強を初めて1年ほどの状態としては、こんなモンじゃないかと。ま、満足してはいけませんけどね。

外国語での日記というのを初めてやってみたのですが、たしかに継続すれば身になりそうに思いました。ただし、継続するためには15分くらいで数行書く程度でないと無理かもしれませんね。
ドイツ語お得意な読者のかたがたの添削、お待ちしてます(って、公開の場で自分の勉強するな! としかられそう)。
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2010年2月 6日 (土)

プロシアはロシア?
外国語の勘違いシリーズ
ドイツ騎士団が現在のポーランド北部のバルト海沿岸を征服し、後にビルマルクで有名なドイツ帝国による統一国家樹立の中心となった国、最近では「プロイセン」と呼ばれます。
けれど、私が中学高校の頃は「プロシア」と呼ぶことが多かったように思います。
 
早とちりのけがある私は、この「プロシア」という字面を「プ+ロシア」だと解釈して、きっとロシアの一部なんだけど、なにかの意味のある「プ」をつけているのだろう、と思っていました。実際にすぐとなりだし。
当時の世界地図にはもちろん、「ソヴィエト社会主義人民共和国連邦」がでかでかと存在していたわけですが、その中に「白ロシア」というのもありました。現在の「ベラルーシ」ですね。「白+ロシア」があるのだから、「プ+ロシア」もあるんだろう、という解釈です。「プ」ってなんだか全然わかりませんけど。
 
「白ロシア」といえば、ナイル川の上流には「青ナイル」と「白ナイル」がありますね。
それと同じで、「青ロシア」とか「赤ロシア」はないのだろうかと(いや、たしかに当時ロシアは「赤かった」ですけどね(笑))地図帳をかなりの時間睨んでいた記憶があります。
 
ちょっと気の毒なプロイセン
そのプロイセン、神聖ローマ帝国解散後の19世紀にはハプスブルク帝国と並んで、ドイツ語圏の二大強国のひとつとなり、最終的には普墺戦争・普仏戦争を経てドイツ帝国としてのドイツ国民国家の樹立に成功します。
でもそのわりには、現在のドイツの地図を見ても「プロイセン州」なんてのはありません。バイエルンやハノーファー、ザクセンなんかは残っているのに。
 
上にも書きましたし、歴史地図帳なんかを見るとわかるとおり、プロイセンのもともとの土地であるドイツ騎士団の征服地って、いまはドイツではないのですよね。どんどんと領土を拡大して帝国樹立の頃にはほぼドイツの北半分を抑えていました。
けれど、現在のドイツの中にはそもそもの「プロイセン」はないわけです。いってみれば、多角化経営と買収で巨大企業に成長したけれど、創業当時の事業ははやばやと他社に売却してしまっていた、という感じ。
なので、19世紀の半ばにはやたらに存在感のある「プロイセン」って、第一次大戦の終結とともに突然消えてしまう印象を受けます。いまではプロイセンなんて国自体がありませんから、まさに煙のように消えてしまった感じです。
 
カタカナは便利だけど
プロシアを原語でしか認識できなければ、「プ+ロシア」だなんていう解釈はしようもなかったのでしょうが、なまじカタカナという便利なものがあるために、おかしな勘違いの余地がうまれてしまったともいえます。
最初から「プロイセン」にするか、あるいはせめて「プロシャ」だったら明らかに「ロシア」とは違うものだと理解できていたでしょうに(え、今度は「ペルシャ」と混同したかも? たしかに)。

カタカナで外国語を写し取って、そのまま日本語に組み入れてしまうのはとても便利で優れたしくみだと思います。わざわざ翻訳して別の言葉を作らなくても簡単に外来語を取り入れられます(それだけに、外来語を見事に漢字に移し替えた福沢諭吉はすごいのですけど)。
同時に、英語でもフランス語でもなんでも、とりあえず発音のしやすい方法で取り入れてしまったがゆえに、いざ外国語で話すとするとわかっているようで通じない、ということもあります。良いような悪いような。
まあ、「プロシア」をロシアの一部だと思い込むのなんて、カタカナがあるかどうか以前に、私がおっちょこちょいなんですけどね。
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2010年2月 9日 (火)

好きな歌で覚える外国語
ビートルズ? それともカーペンターズ?
...なんて、例に出すミュージシャンが古すぎますか? でも、英語の聞き取りを考えると、あまり最近のものは不向きなものが多いようにも思います。目的にもよりますが、ヒップポップなんかで英語を覚えちゃうのは問題が多い気もしますし。
まあ、マイケル・ジャクソンでも良いのですが、とにかく自分の好きな音楽の歌詞を通じて外国語に親しむというのは、比較的多くのかたにとって「勉強している」という感覚を持たずに続けられるものでしょう。

私が中学校の頃は、なんといってもスウェーデンのスーパースター「ABBA」でしたね。
英語が彼女らにとっても外国語だったからでしょうか、比較的聞き取りやすく、それでいてストレートに好きよ嫌いよではなく、「ワーテルローの古戦場」なんかが突然出てきたりでおもしろさもありました(「Waterloo」ですね)。

でも、ドイツ語なのだ
で、今回はそんな「好きな歌」の歌詞を読んでみようと思うのですが、選んだ曲は、たぶんご存じないかたのほうが多いかも、です。
19世紀末から20世紀初頭にかけて指揮者として活躍し、いまや世界中でこの人の曲が演奏されない日はないのではないか? というほどの人気を誇る作曲家、グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)の交響曲第2番ハ短調「復活」です。

この曲は5つの楽章からなる、全部で80分内外を要する長大な曲です。
私は、たしか中学2年生の頃にNHKのFM放送でこの曲を聴き、まさに一発でノックアウトされました。それまでに聴いてきたどんな音楽とも違う、気高く荘厳なものと卑俗で日常的なものとがごちゃ混ぜになった、しかし終盤にかけて大きな祈りのうねりが押し寄せてくる演奏に圧倒されたのです。
以来、この曲は私の中で不動の位置を占め続けています。FMで録音した音源も含めて、いま私のiPodには実に36種類の「復活」が入っています。

こんな記事も書いたことがあります。よろしければどうぞ。


さて、その歌詞は
第4楽章でのアルト(あるいはメゾソプラノ)独唱のあとで、アルト・ソプラノの独唱者と男女合唱とが加わりますが、次にあげるのはその最終盤の歌詞です。
クロプシュトックの賛歌「復活」によるもの(一部をマーラーが変更)。

Mit Flügeln, die ich mir errungen
Werde ich entschweben.
Sterben werd ich, um zu leben!
Auferstehn, ja auferstehn wirst du,
mein Herz, in einem Nu!
Was du geschlagen,
zu Gott wird es dich tragen!

では、読んでみましょう。

Mit Flügeln, die ich mir errungen, werde ich entschweben.

「Flügel」は「翼」、次のdie以下がFlügelを修飾しています「erringen」は「勝ち取る」なので、「私が勝ち取った翼で」「werden」を使っているので未来形ですね、「私は漂い去るだろう」あるいは「私はこの世を去るだろう」

Sterben werd ich, um zu leben!

普通は枠構造で最後にくる動詞が先頭に出てきていますね、「私は死ぬだろう」
「um zu〜」があるので、「生きるために」ですから「生きるために、私は死ぬだろう」、この部分だけだとよくわかりませんが、要は死んでのちに永遠の生命を得る、という意味での「復活」を歌っています。

Auferstehn, ja auferstehn wirst du, mein Herz, in einem Nu!

これも動詞の原形が先頭に出てきています。「Auferstehn」は語調を整えるために語尾のeを抜いていますが、「復活する」という動詞。「君はよみがえるだろう」。
「mein Herz」は「du」の同格の言い換えですね、「私の心」。「in einem Nu」は「ただちに」ですから、前半部とあわせて「私の心よ、いまただちに君はよみがえるだろう」。

Was du geschlagen, zu Gott wird es dich tragen!

前半がわかりにくいですね、「Was」は関係詞でしょうが、「du geschlagen」では動詞がありません。「打ち負かされた君が」とでもなるのでしょうか。
後半のesが、前半のWas以下を意味する主語でしょうから、「打ち負かされた君が、君自身を神のもとへと運んでいくだろう」てなことですね。

結局あわせると、こんなふうになります。
「私が勝ち取った翼で、私はこの世を去る
 生きるために、私は死ぬだろう
 よみがえる、よみがえるだろう、私の心よただちに
 打ち負かされたものが、おまえを神のもとへと運ぶだろう」
やっぱりちゃんと最初から読んでいかないと、よくわかりませんね。やっぱり詩なので、単純に訳しても何の味わいもないし、そもそもきちんと意味もとれません。ちなみに、Wikipediaのこの曲の項目に、訳が掲載されていますから、一度読んでみてください。

さて、このマーラーは、1860年生まれで1911年に亡くなっています。
つまり、今年は生誕150周年で来年が死後100年ということになります。来年にかけてかなり多くのコンサートでこの作曲家の作品を取り上げられますし、全集もののCDの廉価再発売などもあって(私はほとんど持っているので、あまりうれしくない)、マーラー・イヤーはそれなりの盛り上がりを見せています。
この交響曲第2番「復活」、ちと長いので忍耐が必要ですが、最後にはほぼ必ず感動できる曲ですので、一度機会があったらお試しください。宗教臭さもほとんどありませんから。
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2010年2月13日 (土)

春からのゴガクル計画をどうするか問題
新番組ですね
春からのNHKの語学学習番組について、徐々に情報が出そろってきました。
昨年は記者発表会に参加できたのですが、今年は仕事の都合がつかずに断念してしまいました。
テレビは一部放送時間も変わるようですので、4月から録画・録音をちゃんと忘れないようにせねば(とはいえ、これ3月の下旬にちゃんと思い出さなくちゃ、意味がないのですが)。

語学といえば、いまこれを書いているとちょうどケーブルテレビで「幸せになるためのイタリア語講座」なる映画が始まり、妻がテレビの前から動かなくなりました。
デンマーク語の映画ですが、やはりドイツ語に少し近い響きが感じられます。
冒頭でイタリア語を話す登場人物が「それってイタリア語か?」「ほかになんだと思うんだ」「フィンランド語とか」などというシーンもありました。やはりフィンランド語は「わからない言葉」の典型なんでしょうか。
どうやらいろいろと問題を抱えた大人たちが、イタリア語講座に通いながら少し人生を変えていく、といったストーリーのようです。

いやいや、映画の話ではありませんでした。春からのゴガクル計画、これが目下の問題なのです。

英会話教室の契約が5月まで
先日、かれこれ通い始めて8年が経過した英会話教室から、次期更新についての案内が来ました。3ヶ月前に契約を更新すると割引があるのです。
これは実に良くできたタイミングで、まだ3ヶ月も残っていると、次はどうしようか、ということなどあまり真剣に考えていません。そこへ、「いまなら○○%もお得で」となると、ついつい面倒になって再契約しちゃうのです。

これまではそれでも良かったのですが、今年に関しては再契約をすると、同じコース・同じテキストとでもう一周ということになってしまいます。飽きっぽい私としてはこれが大問題。
いまでも振替をして、1年前に受講したのと同じトピックだと、ざっと見直すだけで予習をせずに教室に向かってしまうのです。ただでさえ英語に割く時間が減ってしまっているのに、これではいけません。
コースを替えても良いのですが、それだと受講料がほぼ倍のビジネス会話向けのコースになってしまい、これはこれで希望とは違ってしまいます。

新しいことを始めるのも大切な学習テクニック
私は普段の生活ではだいぶ保守的なほうでして、散髪も一度決めたら同じ店に通い続けるし(いまいっているお店にも8年目です)、ランチもだいたい同じようなところで食べます。
なので、すっかり慣れてしまった英会話教室を変えるのは、個人的にはかなり面倒で気の進まない作業です。
それでも、このまま何の準備もせずにまた一年更新では、さすがに芸がないので、いくつか考えてみようかと。

外国語を覚えていくという課程そのものは楽しいことなのですが、やはり同じことをずっと続けていると飽きてきますし、何より緊張感がなくなってしまいます。
やはりときおり新しいことを初めて、自分の行動にリセットをかけることで、やる気も維持できるのではないかと。いまの教室に大きな不満があるわけではないのですが、ちょっと別のやり方も考えてみましょう。
体験レッスンなりにいったら、また感想なども書いてみようかと思います。

半年ほど前にこのブログのコメント欄で、カフェでの個人レッスンをすすめていただいたこともあります。
英語に触れる機会をゼロにしてしまうのは得策ではないでしょうし、性格的に自宅で教材やネットのサービスを使っての自習は長続きしそうにないので、「いまの教室で継続」「新たな教室を見つけ、通う」「英会話カフェなどを探す」くらいの選択肢がありそう。
かなりのめんどくさがりで、かつセールスに弱い体質なので、結局同じ契約を続けてしまう可能性も高いのですが...
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2010年2月16日 (火)

ドイツ語で日記、継続中
2週間続いた
たぶん私が日記というものを1週間以上つけたのは、生まれて初めてではないかと。
良く夏休みや冬休みの宿題として絵日記があると聞きますが、私の場合「思い出に残った日の日記を5日分書くこと」みたいなのばかりで、「毎日書かねばならない」という記憶がありません(いや、忘れてるだけかもしれないけれど)。
なので、これまでの人生で日記をつけるという経験がほとんどないのです。なので、ドイツ語でなくともこれは私的一大事。
 
ただ、偉そうに「継続中」なんて書いてますが、実際には毎日書いていたわけではありません。
三日坊主にはならずに済んだな、と思った矢先の最初の週末に滞り、月曜日に3日分書きました。今週末も結局日曜の午後に。どうやら、週末にいくらでも時間があると、かえってやる気がなくなるようです。
それでも、今日(2月16日)まではなんとか継続できています。
 
羅列でいい
以前にも書いたように思いますが、大学の教養部での授業を除けば、これまでのドイツ語学習期間は大学の市民公開講座に3ヶ月、そのあと8人~12人にもなるドイツ語教室に通って10ヶ月目にすぎません。その私が、そうそう複雑な文章を書けるわけはなく、あまり背伸びをしてもしょうがない。
実は最初は英語で文章を書いてからGoogle翻訳でドイツ語にしてみる、というのもやってみましたが、これだと英語を書く訓練にはなってもドイツ語の訓練にはならないのですぐにやめました。
 
この2週間の日記を見ると、だいたい300~400文字くらい、単語数にして60~80語で文章は6~8つほどです。すごく簡単、というか、これが限界。
内容的にも、「起きた、食べた、●●へ行った」という短文の積み重ねで、今のところ接続詞などもうまく使えませんし、話法の助動詞でさえ、「können」くらいしか使っていません。たまに複文を意識して使う程度です。どれもこれも、教室の練習問題ではわかったつもりになっているんですけどね。
 
意外に難しいのは、事実ではなく感想を書くこと。
あまり嘘は書きたくないのですが、相当に単純化しないと私が書けるレベルのドイツ語では表現できません。たとえば「カレーは不味くはなかったが、少々豚の脂臭さが残ってしまった。次回はもう少し慎重につくろう」なんて書けないのです(英語でも怪しい...)。
事実を並べるだけでなく、こうした文章を挟んでいくと表現の幅も拡がるでしょうが、それは今後の課題。
 
やろうと思えば、和独辞典を引いて、再度その言葉を独和辞典で引き直し、例文を読んで適切そうかどうかを判断しながら...という手順は踏めます。
けれど、これをやっていると、極端にいえば一日分の日記に数時間をかけることになってしまいます。それでは続きません。15分からせいぜい30分でできるから続けられるわけで。
よって、いま自分があまり迷わずに書ける範囲の表現にとどめることにしています。使えず語彙や表現は徐々に増えていくだろう、ということで(授業で出てきた単語をできるだけ使ってみる、とか、やりようはあります)。結果として単文の羅列になりがちですが、いまはやむを得ないでしょう。
 
久々にさらしてみる
私の私生活になどみなさん興味ないでしょうし、あんまり日記の開示ばかりしていてもしょうがないのですが(笑)、たまに公開していると少しずつでもマシになる過程をご覧いただけるかと思いますので、以下に2月6日のぶんを(前日の5日のことを書いてます)。
例によって間違いがたくさんあると思いますが、「ふっ、この程度かよ」とでも思いつつ、安心感と優越感のもとにでもしていただければ。
ちなみにこれで、日付を除いて70語6センテンスです(いや、70 Wörter, 6 Sätze ですね)。
 
6. Februar 2010
 
Am Freitag habe ich einen Urlaub genommen. Ich habe bin um 8:30 Uhr aufgestanden und Wäsche gemacht.
Nach Mittagessen bin ich zu Arzt gegangen und habe ein Medikamente gegen die Pollenallergie bekommen, dann bin ich zur Polizei gefahren, um meinen Führerschein zu erneuen. Es hat fast zwei Stunden gedauert.
 
Ich bin um 15 Uhr nach Hause gekommen, dann habe ich ferngesehen und einen Curry gekocht. Der Curry war nicht so gut.
 
(一部修正しました。Maringe-san, vielen Dank!)

さて、上にも書きましたが、そろそろ花粉症の季節です。
花粉症の症状が出てしまうと、とても語学の勉強どころではなくなります。みなさんも、早め早めの対策を!
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2010年2月20日 (土)

まっさらなワークブック
ただかよっていただけ?
外国語教室に行くなら予習はきちんとやりましょう、などと偉そうなことを書いてますが、復習のほうは未だにサボりがちです。
最近ではディスカッションのクラスなので、復習といっても「あれってこう表現したほうが良かったかな」などと考える程度で、宿題があるわけでもありません。復習というよりは「反省」程度ですね。

8年前に英会話教室に通い始めた頃は本当にひどくて、予習もしなければ復習もしない。ただ教室に行って50分座っているだけ、という状態でした。
それでもなんとかなったのは、たぶんレッスンやテキストがかなりうまく構成されていたのと、それだけでもやれば成果が出るほど私のレベルが低かったことの表れでしょう。わりとすぐに限界はやってきて、半年から1年後には少なくとも予習は欠かさないようになりました。

ただ、復習の習慣はやはりなかなかつかずに、けっこう高い値段で購入した(させられた?)ワークブックを開いた記憶はほとんどありません。
私のような生徒が多いということでしょうか、最近では、ちゃんと復習の習慣をつけるように「ワークブックのチェック」なんてことも始めたようです。

課題はSentence Structure
先日、契約期間の終了を前に(といっても、まだ3ヶ月あるんですが)、主任講師との面談がありました。
その際、担当講師からのメッセージが渡され、今後強化していくべき項目として「Sentence Structure」と「Pronunciation」とが指摘されていました。つまり、いいたいことはなんとか通じているけれど、単語の羅列や細切れではなく、文章として表現できるようにしましょう、ということです。

もちろん、会話はフルセンテンスで行われるものとは限りませんが、その場の状況に応じて言葉を途中で切ったり省略したりするのと、最初から単語を並べることしかできないのとでは雲泥の差です。
主任講師からの薦めは、過去に使ったテキストやワークブックを再度やり直して、自分なりに使える表現を仕入れること。

なんと、新品同様
そこで、奥の部屋にしまい込んでいた、8年前に使っていたテキストとワークブックとを、引っ張り出してみました。驚いたことに、新品同様です。このまま誰かに売っても苦情がこないくらい。ワークブックは開いた形跡すらありません。
復習をした記憶がないので、ワークブックがきれいなままなのは予想の範囲でしたが、それよりも意外だったのはテキストも綺麗だということです。
もちろん、レッスン中の書き込みはありますが、本当に必要最小限。教室でいったい何をしていたんだろうかと不思議に思えます。

それはともかく、まっさらのワークブックに取り組んでみると、思った以上に歯ごたえがあります。単に完了形の訓練ではあるのですが、今もってすぐには口から出てこない表現が随所に出てきますし、単語のクロスワードなど半分もわかりません。
もちろん、基礎的な文法のルールはほとんどわかるのですが、わかっているのと使えるのとは違います。また、もともと語彙力があるわけではないので、ページ毎に参考になる表現が出てきます。あれ、こんなの習ってたんだっけ、という感じ。

たしかにこれらの内容をきちんとさらい直すことで、基礎を確認しながら表現の幅を広げることができそうです。講師のいうことは聞いてみるもんです(当たり前か)。
なによりも、8年前に買った本で勉強しているので(学習用のCDまでありますし)、追加コストがかかりません。というか、じゅうぶん使わないままに放置していたのがそもそももったいなかったのですね。
使い終わってしまってある教材を使っての復習、週末の1時間を割いて基礎の補強をするのはたしかに効果がありそうです。
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2010年2月23日 (火)

追いついてくる!ラジオ講座
オリンピック見てますか?
のっけからこういうことを書くと、変わりモンだと思われるのでしょうが、私はオリンピックにほとんど無関心です。テレビ観戦も、「たまたまかかっていた」のを眺めている程度。
競技単位で関心があるのはフィギュアスケート(これは妻が好きで、普段から国際大会をテレビで観ている影響で面白いと感じるようになった)くらいです。
 
ただ、見ていて退屈しているのかといえば、そんなことはなくて、スキーにせよスケートにせよ、他の競技でも、他のスポーツ中継と同様に面白いとは感じます。なので、日曜日も外出する寸前までショートトラックをドキドキしながら見てました。
確実なのは、「日本人選手がメダルを取るかどうか」ばかりに気をとられた報道や鑑賞の姿勢は、あまり好きになれないかな、ということ。
 
追いかけてくるライン
これは水泳なんかでも同様だったと思いますが、スピードスケートでは滑走する選手の姿と一緒に、それまでのトップのタイムを記録した選手の動きがグレーのラインで表示されます。つまりその選手が暫定一位になれそうかどうか、手に取るようにわかるわけです。
その競技や選手の能力にくわしければ、ラップの時間を見ながら判断がつくのでしょうけど、素人にはとてもわかりやすい仕掛けです。
あのラインはもちろん選手には見えないのですが、実際に見えるようになると恐ろしいでしょうね(後ろから猛獣やモンスターが襲ってくるように見えると、タイムが劇的に上がったりして...)。
 
で、なんかに似てるな、と思ったのが、ラジオの外国語講座でした。
毎年春に(あるいは秋の再放送も含めて)スタートした段階では、「Guten Tag!」なんてやっているので、「フフフ、こんなのはもう楽勝さっ」と余裕をもって聴いていられるのですが、半ばを過ぎたあたりでだんだんと余裕がなくなっていきます。
具体的には、テキストなしでも例文やスキットがすべてわかり、一度でディクテーションも可能だったのが、意味がわかるけれど書き取りの精度が怪しくなってきます。私の場合これが3ヶ月目くらい。未知の単語が増えてくるのです。
これは、スケートでいうとラインがまだ後方なんだけど、自分のペースが落ちてきているのが徐々に感じられるあたりでしょうか。
 
追いつかれ、そして遅れる
次にやってくるのは、「あ、追いつかれた」という感覚です。
例文やスキットを聴いても、「あれっ、今なんていいました?」ということが増えてきます。たとえば、いまやっている「カナ手本ドイツ語(再放送)」の第18週に、こんなフレーズがありました。
 
 Die Küche ist viel größer als bei mir zu Hause.
 (台所は私の家のよりもずっと大きい)
 
比較級はまあいいとして、「bei mir zu Hause」はもう、知っているかどうかの問題です。
台所が大きいのはわかる、mirとかHauseとかいっているので、おそらく自宅と比較しているのだろう。けど、「bei mir zu Hause」は頭に入っていないので「へ、なんですと?」となりました。
 
こんなことが、ほぼ毎週出現するようになります。単語もしくは区単位で頭が真っ白になる瞬間が増えてくるのです。
これがおそらく、ラインとピッタリと重なってしまった瞬間です。講座で想定されている学習スピードと、自分の到達度が一致してしまいました。
 
もちろん、この次にはラインに追い越されることになります。すなわち、「わかる部分もある」という段階です。
たとえば、ちょうど一年前に聴いていた「謎の女」では、ラスト3ヶ月は完全にこの状態となり、聴いただけではストーリーを追えない状態でした。テキストを読んでようやく何を言っているのかが理解できます。昨年のこの時期はもう、ストーリーを追いかけているだけでしたね。完全にバテてしまってスピードが落ち、ゴールしてみればトップから3秒遅れ、みたいな感じ。
初級クラスで受講中のみなさんは、こんな経験ないですか?
 
今回の「カナ手本ドイツ語」はかなり初心者向けにつくられているので、あと1ヶ月半をラインに食らいついていくことはできるかもしれません(一応、1年間勉強してきたのだから、そうでないと困っちゃうわけですが)。
あ、もちろん「フェリックスの日記帳」は最初から追いつけない前提で、耳慣らしのために聴いています。それにフェリックスの運命が気になってしょうがないし。
 
どこまで踏ん張れるか
毎年聴いている講座が違うので、一概に同じ比較はできません。けれど、おそらく最初の頃は「完走できない」、つまり4月からの講座を夏頃まで持たずにやめてしまう、という段階から始まるのではないかと思います。つまり途中棄権。
次にわからないながらも(=序盤からトップから遠く引き離される)、なんとか完走できる段階。これはこれで、完走したこと自体が次につながります。
 
そのあとは、トップ選手のラインに追いつかれるポイントが、3ヶ月目、5ヶ月目とだんだんと先に伸びてくる段階があるでしょう。
最終的には、ラインに追い越されることなく、全体を理解できたままゴールラインに到達できるはずです。これができれば、初級卒業かな。
 
上述の通り、「謎の女」ではほぼ半分も進まないところで、今回の「カナ手本ドイツ語」では5ヶ月目で、この「追いつかれた」という感覚を持ちました(もっとも、「カナ手本ドイツ語」は一般の文法講座などと順番が多少違うので、追い越されたと思ったらまた前に出たり、というのがあります)。
次の春からの講座では、9月まで一度も追いつかれずに完走することが当面の目標。追いつかれたかどうかは感覚的なものではありますが、目安としては「テキストを見ずにスキットがほぼ完全に聴き取れ、理解できる」状態です。
川本さんやYuhさんのように、毎回きちんとディクテーションを実践すればいいのでしょうが、電車通勤ラジオ講座ではなかなかそういうわけにも行きません。昼休みにでもやってみるといいのでしょうね。
 
もう2月も最後の週です。
ラジオ講座はあと1ヶ月、まずは遅れても良いので完走して、次に備えましょう。
「カナ手本ドイツ語」は次期はアンコール講座に回るようですから(もうちょっと新作が多くなると、本当はうれしいのだけど)、再度挑戦するのも、良いかもしれません。何度も書いてますが、大事なのは自分なりに前に進んでいる実感を持つこと、ですので。
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2010年2月27日 (土)

春のゴガクル計画、継続検討中
宿題がっ!
お天気が悪いので、殊勝にも土曜日の昼からドイツ語の宿題に取りかかったのですが、難しくて途中でいやになってきました。
初級クラスのテキストだと、穴埋めとかマッチングだけが多かったのですが、中級テキストになってからは表現のヒントを使って文章を組み立てるものが増えてきました。ちょうど、現在NHKラジオの木曜・金曜に再放送されている「フェリックスの日記帳」の「最後の仕上げーLetzter Schliff」のような感じです。

さすがにまだこれはきついですね。
基本的な文法は一度ならず学習済みですので、模範解答を見れば「あー、そうだよね」とは納得するのですが、それを自分で組み立てられるか、となると話は別です。
そんなわけで、一度宿題の手を止めて記事を書き始めました。

次期英語ゴガクル計画発動中
先日、春からの英語学習について、慣れ親しんだ環境を変えてみようと思っていると書きましたが、私としては珍しいことに、さっそく活動を開始してます。


具体的には、一番簡単なところで別の英会話教室の見学です。
先週末から2件ほど行ってみました。ひとつは、マンツーマンのレッスンを低価格で提供しているスクール、もう一つは比較的オーソドックスなスクールです。どちらも、いくつかの比較サイトでの評判を見て選択。
今のところ、ドイツ語もあるし、秋に海外赴任が決まっている、といった事情もないので、本格的に英会話力をアップさせようということではありません。週に一日くらいは英語を使う時間を確保して、あまり劣化させないように、という基準で低価格のコースを探しました。

いってみました、ふたつのスクール
ひとつ目の教室には、電話で確認をして日曜日の昼過ぎにでかけました。
まずは10分ほどでシステムの説明を受け、その後、講師と20分間の体験レッスン(というよりも、スクール側のレベルチェックなんでしょうけどね)。「自己紹介をして」「英語を学ぼうと思った理由は」「いまはどんな勉強してるの」などといった質問に答えていきます。
10分ほど経過したところで、講師が「Exellentとまでは行かないけど、Very goodかな」と、レベルチェック表に5段階の上からふたつめにマルをつけ、「お薦めのテキストを持ってくるから」と退席、程なく3冊ほどを手に戻ってきました。

スクール潜入調査ではないので(笑)、詳細は省きますが、このスクールでは気に入った講師を毎回指名して予約を取るシステムとのこと。私のチェックをした講師の予定表がちらりと見えましたが、朝から夕方までびっしりと予定が入っているようでした。売れっ子なのでしょう。
講師が気に入らなければ簡単に変えられるのは、メリットと思いますが、一方で自分が聞き取りやすく話しやすい講師ばかりを指名してしまうかもしれません。また、ほぼ休み時間なく次々にレッスンが入っているようでしたので、レッスン前にロビーで雑談をしたり、という感じではなさそう。マンツーマンなのに、他スクールのグループレッスン並みの価格を実現するために、いろいろと制約もあるのでしょう。

ふたつめのスクールは、これに比べるとオーソドックスな感じでした。
月曜日に電話をかけ、木曜の夜にスクールを訪問、同じように10分ほどの説明のあとで、こちらは30分間の体験レッスン(というより、やはりレベルチェックとテキストなどの紹介)、そして終了後にさらに説明があり、全部で70分ほどかかりました。

同じように自己紹介や英語学習の理由などを求められ、こちらの講師は「Do you like to be corrected?」と確認の上で、話している表現に目立つ間違いがあるとその場で直してくれます。多少レッスン風味のインタビューといったところでしょうか。
このスクールでは、最初に見せられた「Intermediate」のテキストが、いま通っているスクールの中級くらいのレベルと思われましたので、講師から「あなたの英語はどの程度のレベルだと思うか」と問われたので「Upper IntermediateもしくはAdvanced」と答えました。「Advancedのコースはすごくタフよ〜」といわれつつ、チェック結果は「Advanced」のまま。対応してくれた講師がまさに担当しているとのこと。

こちらもテキストの紹介があり、1ページびっしりの文章をもとにサマリーの発表やらディスカッションがあるものがとくにおすすめとのこと。たしかにおもしろそうです。
ただ、こちらのスクールではこのテキスト一冊が15,000円とのこと。帰宅してから当該テキストをAmazon.comで調べてみると、3,000円程度で入手できるものです。洋書がどれも高かったり、入手が難しかった頃ならばともかく、今の時代に5倍近いお値段をつけるのはどうかと思います>某スクール。

迷ってます
新たに試してみたふたつのスクール、それぞれに特長があって、迷い始めるとなかなか決め手がありません。
コストが一番低いのは、継続割引もあるいまのスクールの同じコースですが、同じテキストで同じ内容をもう一年続けるというのが問題。

講師との相性は、後で行ったスクールのほうが良さそうですが、こちらは曜日時間が固定制で振替ができないシステムです。しかも標準生徒4名で55分のレッスンが、1名の場合は30分になるといいます。合理的ではありますが、生徒が一人でも50分振るに話ができるいまのスクールと比べると、ちょっと損した感じ。

まだ数週間は迷っていられるので、もう少しなにか探してみようかと思っているのですが、スクールではなく英会話カフェとなるとなかなかまとまった情報もありませんね。
インターネットでいろいろな情報が簡単に手に入ってしまう弊害でしょうか、情報量が少ないと不安になってしまいます。最初に英会話スクールを選んだ際には、「職場と同じビル」という好条件があったのでほとんど迷わなかったのですが。
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