2010年2月20日 (土)
まっさらなワークブック
ただかよっていただけ? 外国語教室に行くなら予習はきちんとやりましょう、などと偉そうなことを書いてますが、復習のほうは未だにサボりがちです。 最近ではディスカッションのクラスなので、復習といっても「あれってこう表現したほうが良かったかな」などと考える程度で、宿題があるわけでもありません。復習というよりは「反省」程度ですね。 8年前に英会話教室に通い始めた頃は本当にひどくて、予習もしなければ復習もしない。ただ教室に行って50分座っているだけ、という状態でした。 それでもなんとかなったのは、たぶんレッスンやテキストがかなりうまく構成されていたのと、それだけでもやれば成果が出るほど私のレベルが低かったことの表れでしょう。わりとすぐに限界はやってきて、半年から1年後には少なくとも予習は欠かさないようになりました。 ただ、復習の習慣はやはりなかなかつかずに、けっこう高い値段で購入した(させられた?)ワークブックを開いた記憶はほとんどありません。 私のような生徒が多いということでしょうか、最近では、ちゃんと復習の習慣をつけるように「ワークブックのチェック」なんてことも始めたようです。 課題はSentence Structure 先日、契約期間の終了を前に(といっても、まだ3ヶ月あるんですが)、主任講師との面談がありました。 その際、担当講師からのメッセージが渡され、今後強化していくべき項目として「Sentence Structure」と「Pronunciation」とが指摘されていました。つまり、いいたいことはなんとか通じているけれど、単語の羅列や細切れではなく、文章として表現できるようにしましょう、ということです。 もちろん、会話はフルセンテンスで行われるものとは限りませんが、その場の状況に応じて言葉を途中で切ったり省略したりするのと、最初から単語を並べることしかできないのとでは雲泥の差です。 主任講師からの薦めは、過去に使ったテキストやワークブックを再度やり直して、自分なりに使える表現を仕入れること。 なんと、新品同様 そこで、奥の部屋にしまい込んでいた、8年前に使っていたテキストとワークブックとを、引っ張り出してみました。驚いたことに、新品同様です。このまま誰かに売っても苦情がこないくらい。ワークブックは開いた形跡すらありません。 復習をした記憶がないので、ワークブックがきれいなままなのは予想の範囲でしたが、それよりも意外だったのはテキストも綺麗だということです。 もちろん、レッスン中の書き込みはありますが、本当に必要最小限。教室でいったい何をしていたんだろうかと不思議に思えます。 それはともかく、まっさらのワークブックに取り組んでみると、思った以上に歯ごたえがあります。単に完了形の訓練ではあるのですが、今もってすぐには口から出てこない表現が随所に出てきますし、単語のクロスワードなど半分もわかりません。 もちろん、基礎的な文法のルールはほとんどわかるのですが、わかっているのと使えるのとは違います。また、もともと語彙力があるわけではないので、ページ毎に参考になる表現が出てきます。あれ、こんなの習ってたんだっけ、という感じ。 たしかにこれらの内容をきちんとさらい直すことで、基礎を確認しながら表現の幅を広げることができそうです。講師のいうことは聞いてみるもんです(当たり前か)。 なによりも、8年前に買った本で勉強しているので(学習用のCDまでありますし)、追加コストがかかりません。というか、じゅうぶん使わないままに放置していたのがそもそももったいなかったのですね。 使い終わってしまってある教材を使っての復習、週末の1時間を割いて基礎の補強をするのはたしかに効果がありそうです。 |