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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2009年2月 9日 (月)

【特別レポート】春からのNHK語学番組はすごいぞ
NHK語学番組の説明会に行ってきた
2月9日月曜日(つまり今日です)、NHK放送センターにて平成21年度(つまりはこの4月から)の語学番組の説明会が開催されました。
ゴガクルブログライターも希望すれば傍聴可能ということで、そそくさと出かけてきました。月曜のの午後ではあったのですが、たまたま法事などがあって先週末から有給休暇をとっていて月曜の午後はあいていたのです。
毎週火曜と土曜に定期更新しているこのブログですが、本日は特別編として、この説明会で聞いてきた特大ニュースをレポートします。

新年度の番組には5つのポイントが
さすがは放送局の説明会だけあって、まずは新年度の番組構成の5つのポイントについて解説するビデオが上映されました。列挙すると次のとおりです。
  1. 語学はクロスメディアの時代 〜 テレビ・ラジオだけじゃ物足りない!
  2. コトバで世界一周 〜 海外へ行って思いっきりしゃべろう!
  3. 日本を英語で語りたい 〜 日本文化の魅力を再発見しよう!
  4. 帰ってきた大ヒット番組 〜 100語でスタート!シリーズ再登場
  5. 英語のスキットをみんなで作る! 〜 基礎英語スキットコント大会

大型新番組「ニュースで英会話」
注目点はたくさんあるのですが、まず大きなものは最初の項目です。いまある番組の中では、「リトル・チャロ」がテレビとラジオ、そしてケータイやWEBコンテンツのメディアミックスで展開されていますが、ここに新たな番組「ニュースで英会話」が加わるとのこと。
この番組ではいま話題になっているホットなニュースを題材にするので、こうした話題を使っての英会話にすぐ応用可能な表現が学べそう。テレビ番組は週1回、ラジオは月曜から金曜までの5回が放送されるのと同時に、番組内容をサポートするWEBサイトではさまざまな解説が見られるほか、eラーニングや実力テストのコーナーも用意されるとのこと。
クロスメディアを謳うだけあって、ワンセグでもラジをと同内容が視聴でき、ケータイサイトでも放送された英文を確認できるなど、ひとつのコンテンツを見て、聞いて終わるのではなく、さまざまな形で学習を繰り返すことで成果を高めることを意図しているのだとか。
ビジネスでも、あるいは友人との会話でも、時事ネタについて英語で語ることができれば表現の幅も広がります。いつもお天気の話や週末の予定しか話題のないみなさん(もちろん、私も)にとっては格好の教材となりそうです。

日本人なのに日本を語れない
なんでも、海外から日本を訪れる観光客は年間800万人にも上るのだとか。「Yokoso! Japan」をキャッチフレーズに「ビジット・ジャパン・キャンペーン」も展開されており、2010年(つまり来年)にはこの数字を1000万人まで引き上げて行くことが目指されています。
こんなにもたくさんのゲストを海外から迎えるのに、私が日本や日本文化について知っていることは決して多くありません。また、普段あたりまえに接している日本の文化や風土を英語で説明することは決して簡単ではありません。たとえば、説明会の中では「『花鳥風月』をどう英語に訳すか?」という問いかけがありました。
こうした観点で、「美しい日本の伝統文化を英語で伝えよう」というのが新番組「トラッドジャパン」。
NHKが日本文化の発信のために制作している番組「BEGIN JAPANOLOGY」などの内容をもとに、日本の文化を英語で伝えるための表現が紹介されます。

入門編を終えたら
ひととおりの日常会話を卒業したら、次に考えたいのが「英語で何を伝えるか」ということです。上でも書きましたが、お天気と週末の遊びしか話題にできない人とのコミュニケーションが楽しいでしょうか? 時事ネタにせよ文化の紹介にせよ、あるいは自分自身の趣味にせよ、自分自身の観点や表現でさまざまな事柄が語れてこそ、語学を学ぶ醍醐味があるように思います。
入門編、基礎編を終えると、あまたある英語教材ではより複雑な表現を学んだり、あるいは突然俗語表現を学ぼうなどというものも多く見かけます。けれど、私は日本人が英語のスラングなど使えるようになってどうするんだか、と思うのですね。
経済や社会、文化、あるいはその時々の話題や芸術作品について自分なりに話せるようになること、これが中級からのひとつの目標になるのではないでしょうか。
仕事で英語が必要な人にとってはこれまでもわかりやすい目標があり、教材がありました。けれど、趣味の延長でさまざまな人々とのコミュニケーションを、と考えると、なかなかぴったりとくる教材には出会えなかったのではないかと思います。
今回の二つの新番組「ニュースで英会話」と「トラッドジャパン」は、「英語が通じた!」の次のステップへ進んで行くための新たな学習材料として、ものすごく期待できるんじゃないかと思います。

ほかにも楽しそうな新番組が目白押し
もちろん、上の二つだけが新たな番組ではなくて、英語以外の外国語講座も海外ロケをふんだんに取り入れた内容になっていて楽しみです。私が欠かさず見ている「テレビでドイツ語」ではベルリンのいまを、放映中のドイツ語講座でもおなじみのLIZAさんがレポートしてくれる模様。
まあ、詳しいことについてはおいおいNHKから新番組情報として紹介されることでしょう。そちらをご覧ください。

また、同じく説明会に参加された川本さんの「You Can Do It!」でも、新番組に情報がまとめられていますので、併せてどうぞ。
【速報!】 2009年度 NHK 英語講座一覧 (ラジオ編)
【速報!】 2009年度 NHK 英語講座一覧 (テレビ編)

そしてもうひとつ大きな目玉が
このブログをご覧になっているということは、みなさんPCをお使いだろうと思います。
WEBのコンテンツなどを活用しながら、ラジオの語学講座を聞いている多くの学習者にとってのまさに「福音」についての発表もありました。
現在、WEBでストリーミング放送されている3つの番組「入門ビジネス英語」「実践ビジネス英語」「チャロの英語実力講座」に新たに11番組を加えて、全部で14の番組がストリーミングで聞けるようになります。そのラインナップは以下の通り。
  1. 基礎英語1
  2. 基礎英語2
  3. 基礎英語3
  4. 入門ビジネス英語(継続)
  5. 実践ビジネス英語(継続)
  6. ラジオ英会話
  7. 英語5分間トレーニング
  8. チャロの英語実力講座(継続)
  9. まいにち中国語
  10. まいにちハングル講座
  11. まいにちフランス語
  12. まいにちイタリア語
  13. まいにちスペイン語
  14. まいにちドイツ語
やりました〜、ついに「まいにちドイツ語」もストリーミング開始です。これで電波の状態が悪くて録音した音声が雑音ばかりになってしまっても、CD教材のあまりにコンパクトな内容で我慢する必要がなくなります。
ストリーミングは基本的に前週の再放送で、本放送翌週の月曜10時から一週間公開され、更新されて行くとのことです。これなら好きなときに学習できますし、移動通信可能なモバイルPCやFLASH対応の携帯端末があれば、場所さえ選ばずにラジオ語学講座を聞くことができるようになります。
どうせなら全番組をPodcastで配信!となれば最高だったのですが、それは将来のお楽しみにしておきます。まずはストリーミングという形で、手軽にオンデマンドで番組が聞けるようになったのは、私にとっては大事件。今日一番の収穫といっても良いと思います。

貴重な経験でした
会社員ですから、自分の会社の新商品発表会や決算説明などに主催者として立ち会ったことは何度もありましたが、このように「発表を聞く立場」での参加の機会というのはなかなかありません。
新番組の出演者もゲストとして会場に登場し、間近で拝見できるという特典もありましたし(カメラ持って行くんだった〜)。
とても楽しい1時間強でした。声をかけてくださったゴガクルスタッフと、NHKおよびNHKエデュケーショナルのみなさんにも感謝します。
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カテゴリー:ラジオ/テレビ講座

2009年1月31日 (土)

ラジオドイツ語、ヴィンチェンツォのパンケーキ
みなさん、今日も勉強してますか? 今日は土曜日でお休みだというのに、なぜか5時半に目が覚めちゃったのでドイツ語の復習。1時間半ほどやってから朝食を作り、食べ終わってもまだ8時過ぎだったので、とても得した気分です。でも、夜は眠くなっちゃうんだろうなあ。
さて、NHKのラジオ講座を聴いているかたは多いと思いますが、もし手元に「まいにちドイツ語」のテキスト2008年12月号があったら、92ページを開いてみてください。

DSC_5244_s.jpg毎週金曜日の「ドイツ語発音クリニック」12月26日の回では、ホームシックのナディーンがヴィンチェンツォにパンケーキのレシピを尋ね、彼がお母さんのレシピを教えてくれています。
作り方は至ってシンプル、小麦粉・卵・砂糖・塩・ベーキングパウダー、そしてリンゴ。いわゆるホットケーキを少しゆるめの生地で焼くのですが、そこに薄切りのリンゴが入っているものです。
詳しいレシピはテキストを見てくださいね。テキストにはたぶん4人分くらいの材料が書かれているので、すべて半分の量で作りました。だいたい直径12cmで暑さ1cm弱のものが4枚作れますから、二人分の朝食にちょうど良いくらい。
でも、粉糖をかけるとか、何もしなかったので見た目が良くないですね。

普段のパンケーキと違うのは、生地がかなりゆるめになるので火加減を強めすぎないように気をつけることと、焼き上がりがちょっと早めになります。あまり火を入れすぎると焦げてしまうだけでなく、中の空気が抜けてふんわりしません。
リンゴが入ることで、柔らかくしっとりと焼き上がりますが、形が崩れやすくなるので返すときや皿に移すときには慎重に。テフロン加工したフライパンでもちょっとくっつきやすいかもしれません。
まあ、パンケーキなのでそれほど神経質にならなくても、ちゃんと焼けます。多少焦げ目が強くなっても大丈夫です。

もちろんバターをたっぷりと塗っていただきます。カロリー高めになりますが。火を通すことでリンゴの甘みが強くなって、バターの塩加減とちょうど良いくらいになります。
リンゴを使ったパンケーキだと、私の場合は普通に焼いたものの上に別にバターソテーしたリンゴを乗せ、バニラアイスと一緒に食べるのが好きなんですが、ヴィンチェンツォのレシピもシンプルでおいしいです。何よりも作るのが簡単だし。

休日の朝食にはいろいろなパンケーキを焼くのですが、これはかなり気に入りました。いろいろとアレンジしながら、また作ってみようと思います。
パンケーキレシピは下のリンクからもどうぞ。リンゴのソテーはのせてませんが、同じ方法で作った「ラフランスのパンケーキ」の記事もあります。
ところで、今回の生地、もとい記事、語学とまるで関係ないですね。でも、是非ドイツに遊びに行って、リンゴのパンケーキを食べてみたいものです。

 これまでに作ったパンケーキのレシピと写真(d-mate weblog)
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カテゴリー:ラジオ/テレビ講座

2009年1月24日 (土)

AMラジオ、いい音で受信できていますか?
AMラジオ最大の泣き所
ラジオ講座を聴いていて最大の悩みは、わが家でのラジオの受信状況の悪さです。
一応、窓際の一番マシに聞こえる場所に「トークマスタースリム」を置いて録音しているのですが、ジージーというノイズから解放されることはまずありません。
「まいにちイタリア語」を聴いている妻などは、雑音が嫌なのか最近はCDを買ってくるようになりました。うーん、「トークマスタースリム」4万円近くの投資だったのになぁ(どうでも良いですが、NHKのテキストには必ずといって良いほど広告が出ていますね。けっこう売れているのでしょうか)。

だれもがラジオを確実に録音し続けられるとは限らないし(メモリーがいっぱいになって、何度か録音に失敗したこともあります)、受信状態も理想的な場所ばかりではないので、語学講座のCDの売上はけっこうなものではないかな、と思われます。
なんといっても、CDはiPodに移すのだって簡単ですし。

Podocastなら、ずっと楽なのに...
Podcastが当たり前のこの時代、せめて有料でも良いから高音質のファイルでダウンロードできたって良いんじゃない? とも思うのですが、いろいろと事情はあるのでしょう。
ネットではありとあらゆる情報やコンテンツが無料で手に入ってしまうので、有料コンテンツ配信にはかなりの工夫が必要なんでしょうかね。

素人考えだと、ラジオ講座一回あたり100円とか150円で、iTunes Storeで売ってくださいよ、DRM付きでも良いから、とおもっちゃうのですね。
せめて、ラジオを電波の受信状況に影響されずに高音質で聴ける環境(ネットでなくても、ケーブルテレビで音声だけ配信、とか、いろいろできそうですが)ができないもんでしょうか。もともとラジオって無料ですけど、CDを何種類か買うことを考えたら、毎月500円とか1000円なら、払っても良いんですけど。

NHKオンデマンドに、ちょっと期待
ちなみにテレビのほうでは、2008年12月に始まった「NHKオンデマンド」では、下記の番組がラインナップされています。
 「新3か月トピック英会話」(2007年)
 「テレビでイタリア語」(2008年~)
 「テレビで中国語」(2008年~)
 「100語でスタート!英会話」(2003年)
なんでドイツ語がないんだ! とか思いますけど、利用が増えて権利関係が調整できれば、今後対象になってくるんじゃないかな、と期待はしてます。そしてテレビ番組の次は、ラジオ番組の再配信が実現できると、良いですね。

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カテゴリー:ラジオ/テレビ講座

2009年1月10日 (土)

ラジオ講座はまだ去年
NHKゴガクルのサイトなんだから、テレビ・ラジオの外国語講座についてもたまには触れなくちゃいけませんかね。
私がいま視聴しているのは、ラジオのほうでは「まいにちドイツ語」「英語ものしり倶楽部」、そしてテレビの「テレビでドイツ語」の3番組です。メモリーに録音可能なラジオ「トークマスタースリム」ではもう少し多くの番組を毎週録音しているのですが、全部を聴くのは難しいです。
あまり欲張ってもしょうがないので、上記の三つは確実に、とは思っています。

とはいえ、「まいにちドイツ語」は年も明けたというのに、聴いているのはようやく12月の放送分。5〜6週間の遅れです。
毎日のことなのだからひとつずつ聴いていけば良さそうなものですが、再三申し上げているように私は「継続」とか「根気」とか「コツコツと」という言葉と縁が遠いようでして、どうしても実際の放送スケジュールから遅れがち。2008年春のドイツ語講座「『カナ』手本ドイツ語」も、追いつけないままに修了してしまいました。いまやっている「謎の女」はミステリ仕立てで飽きさせない工夫も凝らされていて、面白いのできちんと3月まで追いかけたいと思ってます。

テレビやラジオの講座で勉強するとき、テキストを購入するかどうかはけっこう人によりわかれるところじゃないかと思います。
いま現在の私のスタイルは、ラジオの場合にはまずテキストを見ずに一通り聴いてから、もう一度テキストを見ながら聴き直しています。スキットが文字でわかってしまうと、実際には聴き取れていなくてもわかったような気になっちゃいますから、まずはテキストなしで聴いてから、あとで見直して確認するのが良さそうです。
とはいえ、これだと15分の番組に倍の時間がかかります。さらに練習問題を解く時間も考えると1回1時間は必要で、これが1ヶ月以上の遅れのひとつの原因にもなっています。

そして最大の悩みはやはり大声で喋る場所の確保です。
録音した番組をiPodで聴くのは、どうしても通勤電車や喫茶店などが多くなり、「ご一緒にどうぞ」といわれたってなかなかできません。せいぜい音を出さずに口を動かすくらいですが、それでは十分な訓練にならない。
自宅でやろうとすると妻のイタリア語とかぶっちゃいますしね。どうしたもんでしょうか。

ちなみに、本日土曜日は私は休みですが妻は出勤日、思いっきりドイツ語でも英語でも大声で練習できそうなものですが、けっこうあれこれと遊んじゃって(こうやってブログ書いていますし)。ダメですねえ。
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カテゴリー:ラジオ/テレビ講座