<BBCニュース10月5日>
Surprise surge in new US jobs in September
アメリカの9月の新規雇用は驚いたことに急増
◎要旨
9月のアメリカ雇用統計で労働者は25万4000人増加と予想の15万人を大きく上回り、失業率も4.1%と前年比0.1%減少した。経済減速で歴史的に低水準の失業率は増加が見込まれていた。先月はFRBが雇用減速の懸念を背景に0.5%の利下げを実施した。
Hiring in the US surged unexpectedly last month, easing fears that the economy might be heading for a sudden, sharp downturn.
Employers in the US added 254,000 jobs in September, much more than expected, while the jobless rate dipped from 4.2% to 4.1%, the Labor Department said.
That was the strongest gain since March, and was far higher than the roughly 150,000 many analysts had forecast.
President Joe Biden welcomed the report, one of the last major pieces of economic data that voters will receive before the presidential election.
Surveys indicate public doubts about the economy have remained persistent, as a 20% rise in prices since 2021 weighs on sentiment.
◎私見
アメリカの雇用は依然強く、専門家から見ればアメリカ経済は絶好調であるにも関わらず、アメリカの有権者はバイデン政権の経済政策はトランプの方が良いと思っているようだ。これが、現政権のメンバーであるハリス氏がトランプ氏と激戦になっている理由なのだろう。
トランプ氏もハリス氏相手だと老化は隠せず、話しの内容も新鮮味も欠け、面白さに欠けるような気がする。だが、現在の情勢はほぼ互角。激戦州7州のうち、両者が3勝づつの様相で、最後に残るのはペンシルベニア州。この結果が二人の運命をわけると言われている。
いや、世界の指導者の運命を左右することになりそうだ。
アメリカ以上に売り手市場なのが日本です。もっとも、求職者が強気なのは20代から30台という若年層に限るような気がしますが。
トランプ大統領誕生で一番困るのは、NATOと石破首相のような気がします。
世界はアメリカの大統領に外交力を期待しているのに、アメリカの有権者は外交に対して関心が低いというギャップを感じます。
アメリカの大統領となると世界の指導者、悩む所ですね。
細かいところはぬきにして外交的にどちらがインパクトがあるとか?