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ilyaさんの おぼえた日記 - 2011年12月28日(水)

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2011年12月28日(水)のおぼえた日記

«Le Misanthrope (人間嫌い, Molière)» 2 幕、4 場から。

Ah! quel orgueil extrême!
C'est un homme gonflé de l'amour de soi-même.
Son mérite jamais n'est content de la cour:
Contre elle il fait métier de pester chaque jour,
Et l'on ne donne emploi, charge ni bénéfice,
Qu'à tout ce qu'il se croit on ne fasse injustice.
あの思い上がりときたら、
narcissisme で膨れあがって、破裂しそうぢゃありませんか。
宮廷では自分の才能が認めてもらえないものだから、
毎日宮廷の悪口ばかり。
何を頼んでも、どんな任務を託しても、どれほど厚遇しても、
あの人が自己に恃むところには、全然及ばないということになるんですもの。

« Qu'à tout ce qu'il se croit on ne fasse injustice » の最初の que = pour que (目的)。
例によって「新スタンダード仏和辞典」から用例を。

【命令の後】 Viens ici que je t'arrange ta cravate.
【疑問の後】 Peux-tu venir avec moi, que nous causions ?

« Et l'on ne donne emploi, charge ni bénéfice » のような普通の文の後に続くと、すぐには「ああ、あれか」と腑に落ちてくれない。

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