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風鈴さんの おぼえた日記 - 2022年5月6日(金)

風鈴

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この日おぼえたフレーズ(英語・中国語・ハングル)

1.
I wrote a letter.
2.
Who broke the window?

おぼえた日記

2022年5月6日(金)のおぼえた日記

スッキリ!初めてのドイツ語 語順と枠構造 Freitag, 6. Mai
第6回 ドイツ語の語順と枠構造

① 枠構造?文括弧(カッコ)
定動詞2番目の原則と並んで重要なドイツ語らしい文の構造
 Irene hat gestern ihr Tante in Berlin angerufen.
 イレーネは昨日ベルリンの叔母さんに電話をした
 ●angerufen [ánɡəruːfən] < anrufen [ánruːfənアンルーフェン] 電話をかける call
定動詞の hat と文末の angerufen が「枠」を作るといいます。「枠構造」はまた「文括弧(Satzklammer)」ともいう。(以下は括弧という)ドイツ語では定動詞と最も関係が深い要素が文の最後に置かれ,あたかも枠のような形を作ることです。これを枠構造と呼びます。
この構造はドイツ語では至るところで見られる。話法の助動詞を使う場合
 Ich muss heute mein Zimmer aufräumen.
 今日は部屋を掃除しなけいと(muss と aufräumen)
 ●aufräumen [áυfrɔYmənアォフロィメン](~⁴を)かたづける
(話法の助動詞+動詞の不定詞)
と括弧、分離動詞なら
 Ich räume heute mein Zimmer auf.
 今日部屋を掃除する (räume) (auf)
(分離動詞+分離前つづり)
と括弧、接続詞を使うと
 wenn ich heute mein Zimmer aufraume
 今日部屋をそうじするなら、と括弧 (wenn) (aufraume)

Ich bin seit drei Jahren in Hamburg ansässig.
3年間ハンブルグに住んでいます。
●ansassig [anzɛsɪç] ~に住んでいる
と括弧 (bin) (ansässig)
Ich komme morgen gegen sechs Uhr Abend nach Hause.
明日6時頃には家に帰る (komme) (nach Hause)
(方向を表す語句)
Ich trinke im Sommer gern Limonade.
夏にはレモネードを好んで飲む (trinke) (Limonade)
※ 方向を表す語句が代表的ですが,副詞の中でも補足語の性格を持つ要素(それを取り去ると文として成立しない要素)がある場合には,動詞との結びつきが強いために文末に置かれ,定動詞と一種の枠構造を形成する。
ドイツ語ではもともと不定詞句において,動詞を一番最後に置く順番がとられます。これに主語を付けて文にした場合に人称変化した定動詞が文の2番目に移動するのです。動詞と最も関連が深い要素が文末に置かれているのは、動詞の本来の位置が文末であるからだと説明できる。
ドイツ語は文の要素を括弧の前に移動したり、括弧の中の要素を入れ替えたり、また場合によってはさらに括弧のあとに移動したりすることができることばである。

② 括弧の前(前域)への移動
ドイツ語では文の要素をかなり自由に括弧の前に配置できる。これは定動詞が2番目に出てくる平叙文のみ可能である。
 Daniel las am Abend in seinem Zimmer ein Buch.
 ダニエルはその晩、自分の部屋で本を読んだ。
この文では am Abend, in seinem Zimmer, ein Buch いずれの要素も前に移動することができる。しかし何でも動かせるかというとそうでもない。例えば分離動詞の前つづりは、文頭には置けない。
 × Auf räume ich mein Zimmer heute Nachnittag.
これは前つづりが動詞の一部で、それだけで意味的に独立したものとみなせないからです。
 Aufräumen kann ich mein Zimmer heute Nachmittag.
のように aufräumen 全体であれば1つのまとまりなので前にもってくることができる。
また目的語として使われる代名詞の es も 
 Es weißt du ganz genau.
のように文頭に配置することはできない。一般に文頭に移動する要素にはアクセントが置かれるが、es は文頭ではアクセントが置けず、ドイツ語ではその場合には des が使われるためである。
文頭におけるは、それ自体がまとまりがあり、アクセントが置ける要素ということになる。また、括弧の前に置けるのは、基本的に1つの要素のみである。

▶ どんな要素が括弧の前に置ける?
前に出てきたモノ・コトやそれに関連する事物を括弧の前に配置して話題にし、それについて新しいことを述べる。
 Daniel las am Abend in seinem Zimmer ein Buch.
 ダニエルはその晩、自分の部屋で本を読んだ。
この文の前に「ダニエルは自分の部屋に入った」という文があるなら
 In seinem Zimmer las Daniel …. となりそうだし
「ダニエルは昼間、カフェで働いた」という文があるなら
 Am Abend las Daniel …. となりそう
「彼の友だちはダニエルに3冊の本をプレゼントとした」という文なら
Ein Buch las Daniel ….
このような傾向がある

▶ 前に出てきた物事がない場合
そのような場合には時間や場所といった出来事の状況設定を表す表現が文頭に来る傾向がある。
 Gestern habe ich mir einen Film angesehen.
 昨日映画を見た。
 Der Film war toll. その映画はすばらしかった
では、時間を表す gestern が状況設定を行っている。
 In Leipzig sind Tausende Menschen auf die Strasse gegangen.
 ライプッィヒでは何千もの人がデモに参加した。
 Sie haben gegen ein neues Gesetz demonstriert.
 人々は新しい法律反対のデモをした。
では、場所を表す in Leipzig が最初の状況設定を行っている。

③ 括弧のあと(後域)への移動
括弧のあとへの移動は括弧前ほど自由ではないが可能である。
文の要素のうち名詞句をこの位置に動かすのは難しいが、前置詞句や場所・時間を表す副詞は後ろに置かれる。
 Mir hat es gut gefallen am See.
 私はその湖畔の滞在が気に入った。am See が後ろ
 Bei uns hat es Spaghetti gegeben heute.
 うちはスパゲッティだった、今日。heute が後ろ
後ろに置かれるとどのようなニュアンスが加わるのか?
この位置は発話の最後であるため目立つ位置で、ここに置かれる要素は特に注目される。
 Wir haben uns wahnsinnig gefürchtet vor diesem entsetzlichen Tier.
 私たちはこの恐ろしい動物をきわめて恐れていた。
では、vor diesem entsetzlichen Tier が後ろに置かれ、何を恐れているのかという点が強調されている。またこの位置は何かを発話したあとにさらにつけ加える表現が置かれる場合もある。
 Der Film ist spannender als dieser.
 その映画はこれよりわくわくする。
 ●als [alsアルス] (従属;定動詞は後置) ~より(比較) 
als 句のようにいちも括弧の後ろ置かれることが決まっているものもある。

④ なぜ括弧がある?
ドイツ語が文にとって伝達上重要なもの、動詞の過去分詞や不定詞、目的語や形容詞などを決定打として最後に置く仕組みになっている。最後に重要なことを述べる、動詞や形容詞などの述語が文の最後にくる、日本語とも共通する。日本語同じような感覚がドイツ語にもありますね。
 ドイツ語の文アクセント(Satzakzent)は,末尾の内容語(Inhaltswort)に置かれることが原則です。内容語とは名詞・動詞・形容詞などの意味内容を持つ単語のことです。この原則もドイツ語の枠(括弧)構造と深く関係している。




ウクライナを見る世界の目
① ブラジルの目
10月に行われるブラジル大統領選挙で当選が有力視されている中道左派のルーラ元大統領は、ウクライナ紛争について、ロシア、ウクライナ、アメリカの三者のいずれにも責任があると明言。アメリカがロシアのお膝元での戦争でウクライナを支持しているなかで、アメリカ大陸で第二の大国であるブラジルの与野党いずれもから支持されていない。
『タイム誌』によると、ルーラ元大統領は、ルーラ氏はロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「プーチン大統領は侵攻するべきではなかった」、ウクライナのゼレンスキー大統領については「プーチン大統領と同じくらい責任がある。彼は戦争を望んでいた。もし戦争を望まないならもっと交渉をしていたはずだ」バイデン大統領については「モスクワに行ってプーチン大統領と対話することもできた。リーダーに求められるのはこうした態度だ」と三者を横並びでひはんした。
② ウクライナの目
ウクライナはドイツのショルツ首相のキーウ訪問を断った。膨大な援助支援をうけているにもかかわらずだ。首相は「内外とも支援してきたわが国の大統領のキーウ訪問を断った国だ。考えられないようなやり方だ」シュルツ首相自身も「僕も行かない」と怒っている。支援を受けていて文句をいうとは何事だ」という怒りの声すら聞かれ出した。
③ 日本の目
ウクライナ問題で、何割の人がロシアを非難しているかは、かなり差があるという。ダントツに高いのは日本で81%、ドイツ67%、米国60%、トルコ42%、インド32%、中国11%
やや異常なくらいなウクライナびいきの日本であるが、その日本に対して、ウクライナはウクライナを支援している国31か国に日本は入れていない。昭和天皇の写真をヒットラーと並べたり、アメリカで日本の真珠湾攻撃を非難たり(してもいいがそれをいうならアメリカの原爆投下も非難すべきだと思うが)されても日本の外交は英米べったりだ。日本は唯一の原爆被爆国で、北方領土でもロシアと長い間交渉をしている国だ。日本独自の外交はないのか?

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pretty naoko さん
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結局、ロシア帝国が頭にあるのでしょうね。ロシアは、素晴らしい文化を持っている国ですから、大きなこころを持ち、自信を持って欲しいです。やっぱり弱い者いじめをしているような気がします。
2022年5月6日 17時42分
風鈴 さん
0人
役に立った

pretty naoko さん コメントありがとうございます。
ロシアの起源はスラブ民族が作ったキエフ大公国です。これがリトアニア・ポーランド王国に滅ぼされます。キエフ公国の後がモスクワ公国で、ロシア帝国になっていきます。ロシア正教もキエフが発祥でそのままロシア正教になり今日までつづいています。ポーランドとロシアはウクライナ地方を取ったり取られたりしてます。これは宗教や民族でいうと、ポーランド(カトリック)がウクライナ(ロシア正教)を侵略していることになります。
 日本もロシアのお隣ですが、日本はロシアを侵略したことはありません。
2022年5月6日 13時0分
pretty naoko さん
1人
役に立った

昨日ポーランドのある人が「日本もポーランドと同じようにロシアの隣国で、いつ攻められるかもわからない極めて危ない立場にある」と言っていた言葉に同感しました。
欧米はロシアからは位置的にも距離が多少なりともあります。
ポーランドはすぐそばの相手に対して軍備を着々と備えていますが、日本は軍備を持ったところでどうなるのでしょうか?ウクライナの悲劇を見ていると賛成はできません。
ではどうやって、それが外交の専門家が考えることでしょう、といって逃げます。
そのために外交を学んでいるのではないですか?
2022年5月6日 9時10分
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