【フランス語の復習:不定形容詞】
(1) certain(e)(s) セるタン、セるテヌ
・単数形:不定冠詞を伴って名詞と結ばれる。
un certain noir ある晩
・複数形:名詞と直結して「いくつかの~」
certains étudiants 何人かの学生
※1「確かな」の意味で用いられる場合は品質形容詞となる。
Je suis certain que tu réussias. 私は君が必ず成功すると思う。
※2 不定代名詞「ある人々」として用いる場合は、常に男性複数形。
Certains disent la vérité,d’autre non.
ある(一部の)人々は真実を言っているが、他の人々はそうではない。
Certains sont d’accord,d’autre pas.
賛成の人もいるが、そうでない人もいる。
(2) aucun(e) オキャン、オキュヌ 「どんな(いかなる)…もない」
名詞と直結し、neやsansとともに否定文で用いられる。
Je n’ai aucun appétit. 全く食欲が無い。
Aucun de ses amis n’a réussi á l’examen.
彼(女)の友だちは、誰一人として試験に受からなかった。
sans aucun doute 何の疑いも無く(→確かに)
(3) nul(le) ニュル 「誰も…ない/いかなる…もない」
ふつうne,sansと共に用いられる。
Nul ne sait où elle est. 彼女がどこにいるのか、誰も知らない。
※1 nulle part ニュルパーるで「どこにも…ない」
J’ai cherché mes clés partout mais elles ne sont nulle part.
あちこち鍵を探したが、どこにも見当たらない。
※2 品質形容詞としてのnulは以下の意味を持つ。
①存在しない、ゼロの、無の
vent nul 無風
②無価値の、無能な、最低の
C’est nul de dire ça. そんなことを言うなんて最低だ。
③無効の
élection nulle 無効選挙
④引き分けの
faire match nul 引き分け試合にする