広島城さんの おぼえた日記 - 2011年10月30日(日)

風邪も治ったので今日から学習を再開します。

この前、双数形について学んだわけですが、指示代名詞について取り上げるのを忘れていたことに気づきました。今日はそれをやりたいと思います。
【指示代名詞の双数形】
指示代名詞には「これ」と「あれ」があり、それぞれに男性形主格、男性形斜格、女性形主格、女性形斜格の形があるということで合計8つあるんですが、紹介します。
～これ～
《男性形》
主格：هٰذَانِ◁
斜格：هٰذَيْنِ◁
《女性形》
主格：هٰتَانِ◁
斜格：هٰتَيْنِ◁

～あれ～
《男性形》
主格：ذٰانِكَ◁
斜格：ذَيْنِكَ◁
《女性形》
主格：تَانِكَ◁
斜格：تَيْنِكَ◁

とまあ、こんな感じになるわけです。「これ」の男性形双数は単数形のものに双数形にするための語が加わったものでわりと覚えやすいですね。これらの後ろには双数形の名詞などが続きます。

★おまけ・・・★
今日紹介したいくつかの語の上にはٰ が添えられています。
大これは「小さいアリフ」「ミニアリフ」「短剣アリフ」などなど、たくさん名前があり、文法書でもずいぶん違います。
ここではアラビア語名الألف الصغيرة◁の直訳として「小さいアリフ」と呼ぶことにします。
発音はaの長母音になるんですが、「アッラー」などの限られた語にしか用いられません。
ちなみにキーボードをアラビア語設定にして「アッラー」と打つと必ず小さいアリフが付されます。الله◁みたいになります。
アラビア語が打てる状態にした上で「H」＋「G」＋「G」＋「I」と打ってみてください。