close_ad

MariNZさんの おぼえた日記 - 2018年4月22日(日)

MariNZ

MariNZ

[ おぼえたフレーズ累計 ]

0フレーズ

[ 4月のおぼえたフレーズ ]

0 / 10

目標設定 ファイト!
1
2 3
4 5
6 7
8
9 10 11 12 13
14
15
16 17 18 19 20
21
22
23 24
25 26 27
28
29
30 1
2 3 4 5
このユーザの日記をフォローしよう!

この日おぼえたフレーズ(英語・中国語・ハングル)

おぼえたフレーズはありません。

おぼえた日記

2018年4月22日(日)のおぼえた日記

Kokoro by Soseki Natsume 夏目漱石『こころ』

I found an old book in my book shelf the other day. Although I live overseas, I have accumulated a lot of Japanese books. I think I own over 700 or 800 books. There are some books that I have never read. Some of the books came from Japanese friends who moved who wanted to get rid of Japanese books. This book of Soseki was one of them. It was published in Showa 40 from Shinchosha. It says 110 yen! Whatsmore they are written in old kanji. At first I had to get used to reading in this old styled writing and different kanji from modern Japanese.

I must confess this was my first time to read “kokoro”. I’ve read Soseki’s other books before but I had never read this. The book is written in relatively plain, easy Japanese-I think it was recommended for high school students’ reading materials. As for contents of the book, I must say time has changed so much since this book was written. You cannot separate the book from the society around the end of Meiji era. It would be a little difficult for most of modern generation to truely understand the feelings described in this book. Even though I can imagine how hard for the characters to live feeling the “guilt” all their lives, why do they have to live like that hiding their true feelings? From western point or view, I think it is very difficult to understand main characters suppressed emotions. This book made me think maybe when I have a chance, I should read more classics.

先日、私の書架に古い本を見つけた。私は外国に住んでいるが、日本の本はかなり集めている。おそらく700か800冊くらいだろうか。中にはまだ読んでいない本もある。引越しなどする人からいただいた本もある。この漱石の本もその中の一冊。昭和40年版、新潮社から出ている。値段は何と110円!さらには、旧字体で書かれていて、読むには最初、その古いスタイルや昔の漢字に慣れないといけなかった。

実は、「こころ」は初めて読んだ。漱石の他の本は数冊読んだことがあるけれど、今まで「こころ」は読む機会がなかった。簡素でわかりやすく書かれているな、と思った。高校生の推薦図書の中に入っているというのもうなずける。小説の内容は、この本が書かれてから、あまりにも時代が変わったなと思わずにいられなかった。明治末の時代背景と、本を切り離すことはできない。若い世代には、ここに書かれた感情を心から理解するのは難しいのではないか、と思う。私自身も、主人公の『罪悪感』を常に感じながら生きるのは難しいだろう、ということはわかっても、そんなに自分の本当の気持ちを何故隠さないといけないのだろうと思ってしまう。西洋的な考えから見ると、中心人物の感情を隠す生き方は理解しがたいだろうと思った。これを機に、古典をもっと読んでみようか、という気になった。


Io non ho paura
di Niccolò Ammaniti


C'era la villa di Salvatore, che chiamavamo il Palazzo. Un casone costruito nell'Ottocento, lungo e grigio e con un grande portico di pietra e un cortile interno con una palma. E c'erano altre quattro case. Non per modo di dire. Quattro case in tutto. Quattro misere case di pietra e malta con il tetto di tegole e le finestre piccole. La nostra. Quella della famiglia del Teschio. Quella della famiglia di Remo che la divideva col vecchio Tronca. Tronca era sordo e gli era morta la moglie, e viveva in due stanze che davano sull'orto. E c'era la casa di Pietro Mura, il padre di Barbara. Angela, la moglie, di sotto aveva lo spaccio dove potevi comprare il pane, la pasta e il sapone. E potevi telefonare.

portico: porch
palma: palm

サルバトーレの屋敷があった。僕らは宮殿と呼んでいた。大きい家で1800年代に建てられた。長くて灰色で石作りの大きいポーチがあり中庭にはヤシの木が植えられていた。そして他の四つの家がある。何も別名なんてない。全部で四つ。それだけ。石作り屋根も石葺き、窓の小さい家。それが僕らの家だ。そしてガイコツの家。レーモの家はトロンカ爺さんの家と分かれている。爺さんは妻に先立たれたツンボで部屋が二つで庭に面した家に住んでいる。それからバルバラの父さんのピエロ・ムーラの家がある。奥さんのアンジェラは下をパンやパスタや石鹸の買える店にしている。電話もかけられた。

コメントを書く
コメント欄は語学を学ぶみなさんの情報共有の場です。
公序良俗に反するもの、企業の宣伝、個人情報は記載しないでください。
送信
※コメントするにはログインが必要です。
Char さん
1人
役に立った

没後100年を過ぎた昨年、公民館の講座で夏目漱石についての話を聞き、都内にある所縁の地を訪ねました。「こころ」もその時に読みましたが、こんなふうに人の心の内をえぐっていくのは大変な作業だなぁと思いました。あまり内容を覚えているわけではないのですが、夏目漱石は好きです。
2018年4月23日 5時41分
kimsha さん
2人
役に立った

この場を借りて失礼します。
Chiquitaさんへ
そうだったのですか、納得。彼はおまけに癇癪もちである一方大変なグルメでもあったようです。
MariNZさんへ
もし書庫にあるのなら、古典では志賀直哉がおすすめです。「城の崎にて」など短編で読みやすく時代のずれをあまり感じません。また漱石なら「三四郎」がいいかも、「stray sheep]という言葉がしばらく頭に残りました。
2018年4月22日 22時9分
Chiquita さん
1人
役に立った

犬のチキータを主人公にお話を書き始めたのは、漱石の「吾輩は猫である」がきっかけです。漱石は神経の細い方だったらしく、ノイローゼと胃潰瘍に悩まされたようです。
2018年4月22日 18時57分
MariNZ さん
1人
役に立った

kimshaさん、コメントありがとうございます。私も主人公の気持ちは理解できると思うのです・・ただ例えば夫など、西洋文化で生まれ育った人から見ると、じれったさを感じるだろう、どうして幸福をもっと追求しないのか、と絶対に思うだろうと感じるのです。「友情」は家にないのですが、いつか読んでみますね。
2018年4月22日 18時40分
kimsha さん
1人
役に立った

「こころ」は武者小路実篤の「友情」とともに愛読書のひとつです。特に「こころ」はTVでドラマ化されたことが何度かありました。2016年が没後100年、2017年が生誕150年でNHKがたびたび話題に取り上げその番組の殆どを見ました。「こころ」の印象は全くMariNZさんと逆で主人公の気持ちがよく理解できました。それを読んだ高校生の時は受験勉強に明け暮れる中、恋愛などもってのほかで片思いで過ごしていた自分の感情に重なっていたのかもしれません(笑)。今でも、時々古典を読み返しています。
2018年4月22日 18時30分
このコメントを投稿したユーザーは退会しました。
マイページ
ようこそゲストさん
会員になるとできること 会員登録する(無料)
ゴガクルサイト内検索
新着おぼえた日記