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『前置詞』を再勉強しました (その1)
【前置詞句の考え方】 ※NHKなどの教材じゃない事をご了承下さい
世の文法書や学校の先生、あるいは塾の英語教師たちまでも、かなり
の確率で「前置詞句」というものを次のように説明で習いました。
前置詞句というのは、「前置詞+名詞」の形になっているものです。
この説明は、ネット上でも当たり前のように使われています。
「前置詞句=前置詞+名詞」という考えを一度離れて下さい。
【重要】①----------------画像の説明----------------------
前置詞句は形容詞句、副詞句、名詞句になる
次の文を2つの文を比較
1)The cat under the table is Tam.
(テーブルの下にいる猫はタマです)
2)The child storked the cat under the table.
(その子はテーブルの下で猫をなでた) storke=なでる
1)、2)の文のどちらにも、under the table という前置詞句が
使われていますが、文中での働きはそれぞれ異なります。
1)では、The cat under the table「テーブルの下の猫」が文の
主語で、under the table は、直前の名詞 catを修飾
する形容詞の働きをしています。[形容詞句]
2)では、こどもが猫をなでておりその状態がunder the table
「テーブルの下に(で)」であって副詞の働きをしています。
このunder the table は、動詞 stroke を修飾する副詞句です。
このように、前置詞句は形容詞句・副詞句になります。
さらに名詞句になることもあります。
この場合、多くは次の例文のように主語としての働きをします。
Between eight and ten will be good forme.
=From eight to ten will be good forme.
(8時から10時までが私には都合がよい)
【重要】②
「前置詞句」とは【2語以上で1つの前置詞となった句】で、
because of ( ~ のために)
in front of (~の前に) などのように 2 つ以上の語句
が結合し 1 つの前置詞として働くものが前置詞句[群前置詞]です。
【2語からなる前置詞句】-----------------------------------------
according to (~によれば ) apart from (~は別として[英])
aside from (~は別として[米]) as for (~はどうかと言えば)
as to (~に関しては ) but for(~がなければ )
contrary to (~に反して) due to (~のために)
except for (~を除いては) instead of (~の代わりに)
thanks to (~のおかげで) owing to (~のために)
out of (~から) up to (~まで) など
例文]
[According to] him, she is honest.
(彼のいうところによれば、彼女は正直な女だ)
I would have failed[but for] his kind help.
(彼の親切な助けがなかったなら私は失敗していただろう)
His success was in part[due to] luck.
(彼の成功はいくらかは運がよかったためだ)
Your writing is good [except for] a few mistakes.
いくつかの誤りを除いてほかは、あなたの文章はすばらしい)
He counted from one [up to] thirty.
(彼は 1 から 30 まで数えた)
【3語以上からなる前置詞句】---------------------------------------
as far as (~まで[距離] ) as the cost of(~を犠牲にして)
at the risk of(~の危険を冒して) by means of (~によって)
by way of (~経由で) for fear of (~を恐れて)
for the sake of (~のために) for the purpose of (~するために)
in addition to (~に加えて) in case of (~の場合は)
in comparison with (~と比べて) in consequence of (~の結果)
in favor of (~に賛成して) in place of (~の代わりに)
in search of (~を捜し求めて) in spite of (~にもかかわらず)
in the course of (~の間に) on account of (~のために)
with a view to (~の目的で) with regard to (~に関して)
with the exception of (~を除いて) など
例文]
I walked as far as the station.
(私は駅まで歩いた)
I was determined to help her at the risk of my life.
(私はいのちがけで彼女を助けようと決心した)
Our thought is expressed by means of languages.
(私たちの思想は言語によって表現される)
She went from place to place in search of the dress.
(彼女はそのドレスを探すのに歩き回った)
He wasn't happy in spite of all his wealth.
(彼はあんな金持ちにもかかわらず、幸福ではなかった)
【二重前置詞】
「前置詞+前置詞 」で1つの前置詞の役割を持つ語句のことを
二重前置詞 といいます。前の前置詞が、後ろの前置詞を含め
た語句を目的語として扱います。
from behind (~の後ろから) from among (~の中から)
from under (~の下から) since before(~以前から今まで)
till after (~の後まで) until after (~の後まで) など
例文]
The moon emerged from behind the cloud.
(月が雲のかげから現れた)
The chairman is chosen from among the members.
(議長は委員の中から選ばれる)
I waited for my husband till after midnight.
(私は夜中過ぎまで夫を待った)
--------------------------------------------------------------
be engaged in(~に従事する)
be engaged to (~と結婚している)
----------------------------------------------その他-------
【前置詞と副詞はこうして見分ける】
up、down、in、on など、前置詞の中には同時に副詞の働きをする
語があります。
同じ語が前置詞にも副詞にもなるなんてややこしそうですが、
実はその見分け方は簡単です。
先程述べたように、前置詞は後ろに目的語をとります。
一方、副詞は目的語をとりません。
次の例を見てください。
①He isn't in this room.(彼はこの部屋にはいません)
②He isn't in now.(彼は今、席をはずしています)
①では、this room が in の目的語になっているので、この in は
前置詞です。
②でも、in の後に now という語がきていますが、意味を考えると、
now は in の目的語ではありませんね。
したがって、この in は副詞です。
※今日はお昼から仕事ででかけます。
内容、盛沢山ですね。
しっかり定着させたいものです。
be engaged inとbe engage toは注意が必要ですね。
due to, owing to, except for, insted of だそうです。
行ってらっしゃいませ~どうぞお気をつけて(^^)/