まいにちイタリア語 「めきめき上達!初級イタリア語」 Lezione71
Lezioni 64-66 のおさらい
<Ripasso1>
○再帰動詞の命令法の活用
再帰動詞は「再帰代名詞+動詞」が必ずセットになっているのが特徴。
この再帰動詞を命令法で使うときは、まず ti , si , ci , vi 、この4つの再帰代名詞をどこに置くかを正確に覚える。
動詞の後ろにくっつけるというのが基本。
ただし、3人称単数形のときだけは、再帰代名詞を動詞の直前に置く。
sbrigarsi 「急ぐ」の命令法の活用は上の表参照。
友人とお出かけをしていて、急がないと電車に間に合わないとき「急ごう!」と声をかけるなら
Sbrighiamoci!
「急ごう!」
divertirsi 「楽しむ」の命令法の活用は上の表参照。
友人が
Stasera vado a vedere un film.
「今夜、映画を見に行くんだ」
と言っているのを聞いて「楽しんできて!」と伝えるなら、
- Divertiti!
「楽しんできて!」
一方、 Lei を使って丁寧にを使って話す相手に「楽しんできてくださいね!」と伝えるなら、
- Si diverta!
「楽しんできてくださいね!」
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<反復トレーニング1>
日本語に合わせて[ ]内の再帰動詞を命令法に活用させる。
1) (2人の友人に)楽しんできて! [divertirsi]
(Divertitevi)!
2) (1人の友人に)どうぞ楽にして! [accomodarsi]
(Accomodati) pure!
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<Ripasso2>
○命令法の否定形
命令法を否定形にするにはとっても簡単で、動詞の前に non を置くだけでOK。
例えば、イタリア人観光客の一団を案内していて
Prendete questo treno!
「この電車に乗ってください!」
このフレーズを否定形にするなら、動詞の前に non を置いて
Non prendete questo treno!
「この電車に乗らないでください!」
2人称単数形だけは「 non +動詞の不定詞」という形を使う。
1人の友人に対して
Non prendere questo treno!
「この電車に乗らないで!」
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<反復トレーニング2>
日本語に合わせて[ ]内の動詞を命令法に活用させる。
1) 君たちは入らないで! [entrare]
Non (entrate)!
2) (1人の友人に)君はパオロを待たなくていいよ! [aspettare]
Non (aspettare) Paolo!
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<Ripasso3>
Haruka : Prego, si accomodi pure!
Padrone di casa : Grazie. Ah, vi ho portato questo vino.
H : Grazie ma non doveva!
Takeru : Ha fame?
P : Sì, ho molta fame.
H : Bene. Abbiamo preparato molti piatti.
Allora mettiamoci a tavola!
ハルカ:どうぞ、楽にしてください!
大 家:ありがとう。そうだ、このワインを持ってきましたよ。
ハルカ:ありがとうございます。でもこんなことなさらくてよかったのに!
タケル:おなかはすいていますか?
大 家:ええ、ってもすいています。
ハルカ:よかった。私たちはたくさんの料理を作りましたよ。
では食事を始めましょう!