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カンフーさんの おぼえた日記 - 2014年6月3日(火)

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2014年6月3日(火)のおぼえた日記

Le mardi 3 juin 2014

 Le souhait 33 ねがい33

  Elle se rappelait vaguement une autre existence, dans la première parité
 de son enfance. Elle se rappelait que, là où elle avait vécu, il n'y avait jamais
 de neige ni de jouet d'aucune sorte ni de vieillard en robe rouge censé vous
 apporter tout ce que vous vouliez à condition de ne pas remettre en
 question la réalité de son action.

  彼女は子ども時代の最初の部分の、別の生活をぼんやり思い出していた。彼女
 が生きていたその場所は、まったく雪が降らなくて、どんな種類のおもちゃもな
 かった。実在しているかどうかを問題にしない条件で、望むものをなんでも持っ
 てきてくれるという赤い服を着た老人(=サンタクロース)もいなかった。

     se rappeler:…を覚えている、思い出す
     existence(女):存在、実在/生活、行き方
     vieillard(男):(男の)老人、年寄り
     censé(e)(形):【不定詞を伴って】…とみなされている
     à condition de + inf:…という条件で
     réalité(女):現実/実在(性)
     remettre qch en question
          :(疑わしいので)(何)を(再び)問題にする

  ーComment faire pour être entendue tout de même ? J'aimerais que le
  cœur gelé de ma mère et le cœur gelé de mon père se remettre à
  battre. Oh, c'est de ma faute, je le sais bien.

  「とにかく(願いを)聞いてもらうにはどうしたらいいのかしら。私はお
  母さんの凍ったハートとお父さんの凍ったハートが再び動いてほしいの。
  ああ、私が悪いのよ、分かってる。」

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