おぼえた日記

2011年6月5日(日)

これってゴガク?そんな疑問は宇宙へポーーーーイ!「オーランチオキトリウム」ってすごい!ゴイスー!

どっかに書いておかないと忘れそうなので中国語じゃないけどここにメモしておこう。

オーランチオキトリウムって藻類の一種らしいんですけど、良質なオイル生産が出来る藻だそうです。筑波大の渡邉信教授のグループが昨年発表した大発見!

化石燃料の代替エネルギーとして注目されてます。

話しを聞くと、もはや代替エネルギーなんて失礼で、未来のオイルの担い手ではないかとすら思えてきます。

驚きポイントをざっと上げてみますと...

1ヘクタールの池(汽水域を好む性質がある)から年間1000トンのオイルが生産できるうえ、その性質は重油に近いから、軽油や灯油、ガソリンが生成可能。この量のオイル生産が可能なのはオーランチオキトリウムの増殖力がものすごく強いから。

実用化すれば日本国内だけでオイル生産が可能になる。さらに荒農地や汽水域は日本中どこにでもあるから、農家が重油生産するといった日も来るかもしれない。いまの日本には耕作放棄地って28万ヘクタールくらいあるらしい。その1割でも養殖に使えれば日本で必要な石油需要がまかなえちゃう。

オーランチオキトリウムは葉緑素がなく有機物を摂取しては2分割して増殖していく。有機物は人類を含む動物がいれば無限に生産可能だ。排泄するから。つまり排泄物(有機排水)を栄養として高速で増殖する藻類からオイルを生産するというリサイクルが可能となるわけ。

さらにオーランチオキトリウムが作り出すオイルは「スクアレン」という化粧品に使われるような良質オイルだ。いまスクアレンは深海鮫から取っているため絶対量が少なく高級品だが、これが養殖できるようになる。

と、こんなところでしょうか。何から何まで文句なしなんですが、まだ実用化できません。実験するにはそれなりの規模のプラントを作らなきゃならない。それにはやはり費用がいるんですねぇ...。

自然エネルギー云々と言い出した政府がどこに予算をつけるか、まさに政治の仕事が残っているというところに厳しさを感じます。原発にエネルギー予算のほとんどをつぎ込んでしまうセンスの人々ですからねぇ。どうしてそうなっちゃうのかな?結局原発は土建業だったってことなんだろうな。

米国は1500億円くらい藻(藻類バイオマス)の研究に投資してる。日本は数十億円。原発1基すら作れない。渡邉先生が国内での実用化にこだわっているからまだいいものの、そこに甘えてたらそのうち海外に頭脳流出しちゃうよなぁ。「日本を石油輸出国にする」という渡邉先生の言葉をほら吹きだと切り捨てるかどうか、ほら吹きの政治家どもは胸に手を当てて考えてみるべきだ。

Keona Keahi さん
日本人は勤勉だけど、お上のいうことを疑わないし戦わないおとなしい人が多いから、今回の原発のような生存の危機にはあきらめないで疑い戦う姿勢を持ちたいですね。権力は手足を縛らないと必ず腐敗するので。
2011年6月7日 12時25分
KANNA さん
緑豊かな日本、大賛成です。
ユーグレナのことに熱くなり過ぎましたが、
その優れたところを知った時に、とてもショックだったのです。

学校ではゾウリムシとセットで習って「べん毛の生えてる方」みたいな
扱いだったので(そんな覚え方をしていたし)。
そういうことから生まれる先入観とか決めつけというのは
ほんとに危ないですよね。これからの教育も重要な鍵となりそうです。
日本人の勤勉さを生かしてもらいたいし、研究などで他国に負けてほしくないです。
2011年6月6日 23時04分
Keona Keahi さん
もー藻はもーのすごいですね。これからは藻に助けてもらいましょう!

結局自然の循環を人間が自分で壊してそれを取り繕うためにCO2削減を言い出し原発をクリーンだと詐称してるんですよね...。CO2対策には原発じゃなくて植物だって学校で教えてないんでしょうかね。

地球にCO2が必要なのは常識で、CO2を必要とする植物を減らしてきたことが間違ってたわけですよね。だから豊かな森や海藻類を育てて人類の発生させるCO2を植物に吸収してもらってまた酸素を生成してもらう方向に行くべきなんだけど、それじゃ豊かな生活が出来ないという都会人のエゴで媒介する植物をないがしろにしてきた。これからは植物の復権が必要でしょうね。原発をすべて森と汽水域にもどしていけばいいと思います。
2011年6月6日 8時03分
KANNA さん
もうひとつ、ゴイスなのがいます!それは『ユーグレナ』。
ビタミン群、ミネラル、アミノ酸(グルタミン酸、ロイシンなど)、不飽和脂肪酸など、人間が体外から摂取すべき栄養素のほとんどすべてを含んでいるうえにデトックス(解毒)効果もあるらしく、実はクッキーやサプリに実用化されています。

「Euglena」という名前の由来は、眼点(eu- '真の、美しい'+glena '眼')ですが、
その正体は、田んぼにいる単細胞生物の「ミドリムシ」です。

あのコ達は光合成もするし、CO2の吸収能力に優れ、その濃度が高くなるほど成長スピードが上がるという特徴も持ち、CO2の抑制など環境面でも活用できる実力の持ち主です。動物と緑色藻類のあいのこらしいです。
「生物講座」みたいになっちゃったけど、藻が地球を救うかもしれない。
まりもを腐らせてしまった哀しい過去を持つわたしですが、
このようなクリーンなエネルギーのニュースを聞くと気持ちが明るくなります。
みんなもそうやと、ええのになぁ(=^・^=)
2011年6月5日 18時04分
wataru さん
その錬金術も国民を騙すんじゃなくて、ちゃんと産業育ててカネに変えられればまだいいんですけどね。

勉強してたら政治家が務まらないという例はコイズミ時代にありましたね。静岡の自民党代議士Kさんが郵政問題の委員になって実際に考え抜いて民営化はすべきでないと勉強してしまったばっかりに女刺客Kを立てられて離党させられてしまって落選。

何も考えず権力に媚びることがこの国の政治のすべてなんでしょう。その権力も国内にはなくアメリカにあるんです。もう植民地か属国まんまですね。「奴隷の自由」って世界史で習いますが、日本人っていい感じの奴隷なのかも。ご主人に切られたらしまいやけど。
2011年6月5日 17時37分
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