おぼえた日記

2011年7月22日(金)

今日も2冊新書を買ってきた。

小出裕章さんの「原発はいらない」
石橋克彦編による「原発を終わらせる」

原発が日本で稼動しはじめて40年以上になる。

いまほど反原発、脱原発の知識が世に出た時代はないと思う。
それは原発に物申すとあらゆる圧力によって潰されてきたから。

原発関係の言説では「安全」という言葉が常に使われる。
美辞麗句が使われるほど胡散臭さが増加していく典型だった。

だがようやく「安全」というウソが自然現象をトリガーとして暴かれつつある。
ようやく「原発を無くす」というベクトルで情報を得られる時代が来た。

これを学ばない手はない。
原発事故は他のあらゆる事故とレベルの異なる人災だ。

原発を認めるということは、殺人を認めることと同じだ。
安定稼動してすら原発労働者の被曝を前提に生きることだ。

チャップリンは殺人狂時代のなかでこういった。
「1人を殺すと犯罪者だが、100万人殺せば英雄だ。」

フクシマの最悪の事態を想定すれば1000万人の首都圏が被曝圏内にある。
東電はまさに戦争の英雄か。内戦を仕掛けているのか。節電も情報戦か。

まさに原発は戦争だ。戦犯は裁かれなければならない。
戦争に加担する側に身をおくのかどうか。個人の選択が迫られている。

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