【多読について・その2】
※【その1】はこちら/mypage_234845/diary/2012-05/09.html
まずは前回の訂正から。
『ビッグ・ファット・キャット』シリーズの第6巻"Big Fat Cat and the Fortune Cookie"
には、お勧め洋書のリストは載っていますが、
「洋書の読み方」については書かれていません。
・・・記憶を頼りに書くと、こういうことになるのよね(^_^;)
調べてみたところ、洋書の読み方が書かれているのは、どうやら第3巻?
なんせ、本が手元にないので、今の時点では断言できないのですが・・・
なるべく早く確認したいと思っていますm(__)m
※確認しました。
※洋書の読み方のコツ―――主に「とばし読み」の実際のやり方―――について
※書かれているのは、やはり第3巻"Big Fat Cat and the Ghost Avenue"です。
では、前回の続き。
◆最初の1冊
洋書の多読を始めるぞ!という心の準備が整ったところで、
最初の洋書として私が選んだのは、"A Bear Called Paddington"でした。
http://amzn.to/JbtTGh
『くまのパディントン』として邦訳も出ていますが、
これを選んだのは、以前このシリーズを少しだけ読んだことがあり、
英語の難易度も物語の内容もある程度わかっていたからです。
冒頭を少しだけ引用すると・・・
Mr and Mrs Brown first met Paddington on a railway platform. In fact, that was how he came to have such an unusual name for a bear, for Paddington was the name of the station.
The Browns were there to meet their daughter Judy, who was coming home from school for the holidays.
ペルーからイギリスにやって来たくまのパディントン、
こうして駅でブラウン家と出会い、一緒に暮らすことになるのですが、
このクマ、行く先々でいつもトラブルに巻き込まれてしまいます。
でも、パディントン自身は大真面目。そこが余計におかしく、かわいい。
ユーモアあふれるお話です。
後になって思ったのですが、この本、最初に読む洋書としては、
ちょっとだけレベル高めだったと思います。
英語自体はそう難しいわけではなく、わからないところは飛ばし読みして
最後まで読み通すことはできたのですが。
難しく感じた原因は二つで、一つはイギリス英語に慣れていないこと。
特に会話に多いのですが、単語自体は簡単なのに、全体として意味が取れない。
口語によくあるパターンですね。
アメリカ英語なら多少は慣れてきたんですが・・・。
もう一つは、イギリスの生活文化がよくわかっていないこと。
パディントンは、タクシーに乗ったり、地下鉄に乗ったり、劇場にお芝居を観に行ったりと、
ブラウン一家と共に様々な経験をする(そしてまた様々なトラブルに遭う)のですが、
読む私はイギリスのタクシーや地下鉄や劇場についての知識に乏しいため、
どうもイメージが掴みにくいんです。
一読しただけでは、もやっとした感じがどうしても残ってしまったので、
結局、翻訳本を図書館から借りてきて読んで、
「そういう意味だったのか!」なんて「答え合わせ」してしまいました(笑)。
◆YOICHI的多読
「多読3原則」のうち、「辞書は引かない」は守っていません。
「なるべく引かない」・・・ぐらいかな。
だって、どうしても気になる単語は、やっぱり調べたいですもん^^;
あ、でも紙の辞書はほとんど使ってなくて、使ってるのはもっぱらiPod touch。
これを使って、オンラインの辞書で調べます。これだと大して手間はかかりません。
特にイディオムや慣用表現はオンラインに限りますね。
辞書でうまくhitしなかったら、グーグル検索もできますし。
多読を始めるにあたって、一番難しいのが、「どの本を読むか」だと思います。
英文の難易度が自分に合っていて、かつ、面白いと思える内容のもの。
たとえば、洋書がたくさん置いてある図書館でもあれば、
実際に手にとってみることもできるし、試しに借りて読み始めることもできますが、
残念ながら、あまりそういう施設は多いとは言えません。
ブッククラブとかいうものもあるそうですが、
図書館のように気軽に利用できるという感じでもないみたいです。
(あまり詳しくないので、間違っていたらすみません。)
結局、現実的な方法としては、いろいろ情報を調べた上で、
自分に合ってそうな本を選び、「買って読む」ということになるかと思います。
まあ、最近の洋書は、円高の影響もあるらしく、かなり買いやすくなっていて、
ペーパーバックならば文庫本程度の値段で買うことができますが、
とはいえ、せっかく買ったのに、辞書なしではちょっと難しかったり、
内容があまり面白くなくて、最後まで読めなかった・・・というのはちょっともったいない。
「多読、頑張るぞ!」って気持ちに水を差すことにもなりかねません。
だから、買った洋書はできれば、最後まで読み通したい。
そういうときに、「辞書は引かない」という原則を少しゆるめて、
「原則、辞書は引かないけど、どうしても気になる単語は調べてもいい」
とすることで、買った洋書を最後まで読み通すことができるなら、
それでもいいんじゃないか・・・と思ったんです。
(まあ、不幸にして、内容が面白くなかった場合は、
読み通すのをあきらめた方がいいかもしれませんが。)
※ただ、本当に英語の力がつくのはきっと、本来の多読法なんだと思います。
辞書なしでも読めるような易しい本から始めて、
徐々にレベルアップしていくことで、
日本語を介さず、英語を英語で理解できる、そんな英語力がつくのだと思います。
時間とお金に余裕がある方には、本来の多読法をお勧めします。
・・・To Be Continued・・・
これまで7冊購入したので、1冊600円として4,200円ほどかかってますね。
でもその代わり、日本語の本は買わなくなったので、別にいいかと思ってます(笑)
webなどを利用すれば、無料で洋書を読む手もあるので、
そういった方法もこれからご紹介していきますね。
大学の図書館や生協だったら、洋書もたくさん置いてたのにー。
今さら、不勉強だった昔を悔いてもしかたないんですがね^^;
本の選び方、私もさんざん試行錯誤したのですが、やはり
『ビッグ・ファット・キャット』が一番参考になったかな。
他にも方法はあるので、そのへんのこともこれから書いていきますね^^
あれを読んだら、「英語で書かれた物語を読んでみようかな」って気に
なると思いますよ。
当時小6だった息子まで「この続きは借りてないの?」って聞いてましたもん(笑)
去年の夏休み、大阪に子供たちと遊びに行ったとき、
大型書店に行って洋書のコーナーも見てみたんですが、
結局洋書は買わずに、息子の読書感想文用の本などを買っただけでした。
洋書を読むのに慣れてきたら、本屋さんで選んでみるのも楽しそうですが、
初心者にはちょっとハードル高いですよね~。
幸い、うちの近くの図書館にはビッグ・ファット・キャット・シリーズがおいてあるので、利用しようと思います。
内容が自分に合うかどうかは、読んでみないことにはわからないですよね。
自分に合った本を選ぶのが難しいと思います。日本語の本でさえそれはあるんですけど、
外国語となれば、もっと条件が増えますよね。。。
YOICHIさんの日記を参考にして読もうかなって思っているところです。
私は辞書は絶対に使いますよ!(笑)
まだ途中ですが、面白そうですね。全巻読みたいです。
本の隅っこのパラパラマンガもかわいらしくて、
しょっちゅうパラパラしています。
自分にはどの本がいいのかなと色々みましたが
結局決まらなくて、息子のドリルだけを買いました。
せっかく買うのだから、「絶対に読み通したい!!」と思うのですが、
どの本がいいのか・・・難しいですね~!