おぼえた日記

2011年11月4日(金)

«certains hommes qui voient les femmes comme de simples objets sexuels» に関する日記を書いていたとき、「男ときたら、どいつもこいつも、高慢ちきで...」のような phrase が浮かんできた。何処で見たのかなと、「朝倉文法事典」の頁を繰ってみたが見つからない。
google ってみたら Alfred De Musset の「戯れに恋はすまじ (On ne badine pas avec l’amour)」 が hit して、元ねたは多分これ。

   Tous les hommes sont menteurs, inconstants, faux, bavards, hypocrites, orgueilleux et lâches, méprisables et sensuels ;

女性の観客の皆さん、拍手するのはちょっと待ったほうが良い。

   toutes les femmes sont perfides, artificieuses, vaniteuses, curieuses et dépravées ;
  女にあるのは、偽りばかり、猫っ被りで、なかは空、物見高くて、色狂い。

と続き、

   le monde n’est qu’un égout sans fond où les phoques les plus informes rampent et se tordent sur des montagnes de fange ; mais s’il y a au monde une chose sainte et sublime, c’est l’union de deux de ces êtres si imparfaits et si affreux."

と結ばれる。
「底方(そこひ)も知れぬ汚穢(をわい)の中を二頭の異形(いぎやう)のアザラシが体をくねらせ絡み合ふ」、なんと卑猥な。

7, 5 調の音節に意図的にこだわって訳してみた。«Par quel snobisme!»

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