とある page に «In einen davon habe ich mich verliebt» とあったので、思わず、«Il a de la chance, lui!» と comment をいれてしまった。
日本語でこんなことをいったら、顔から火をふいてしまう。
仏語でも結構恥ずかしいかも。とはいえ、いまから削除するのは、かえって失礼だろうから、取り消せもしない。
「魔の山」で H. Castorp (独逸人) が C. Chauchat (露西亜人) に (邦訳では) 結構大胆に言い寄っていた場面を思い出した。外国語 (この場合は仏蘭西語) で女をくどかせるという T. Mann の着想にあらためて脱帽。
20 年前読んだときは、この箇所はとばしているので、今度ちゃんと読んでみようかな。
いろいろ刺激を与えてくださる ゴガクル の皆さんに感謝です。
ところで「後悔先に立たず」は仏語でどういうのかを調べていて、その連想で、「死者に捧げられる花束はいつだって遅すぎる (試訳: Le bouquet que l'on offre aux morts est toujours trop tard.)」という言い回しを思い出した。google っても、でてこない。どこの国の諺?
杉山利惠子さんと M.Michaël Ferrier の「まいフラ」leçon 19 の
-- 彼のことを考えないではいられないわ。
-- うらやましいね、君の彼。(Ah ça, il a de la chance, ton ami! )
-- 違うのよ、pet の犬の話をしてるの。
あたりのやり取りのことが頭にあって、受けるかな、と思ったのですが、どうですか。
11/04 の日記 (面白すぎ) をこの場で紹介させていただきます、事後承諾ですが、ご容赦を。
アレックス さん
純情れもん さんは大学の編入生歓迎会で、その中の一人にボーっとなってしまった (sich verliebt haben) そうです。でも純情すぎて、mail addr. をきくことができなかったんですって。帰宅後、心ここにあらずで、何事にも手がつかず、家中を掃除なさったそうです。
で、私が、«Il a de la chance, lui!»、直訳は「彼は運がいい」、つまり、「その人がうらやましいなぁ」と書き込んだところ、純情れもん さんから、うれしい返しがあったということです。
私には高校生の娘がいて、彼女には純情れもん さんが今おくられているようなイキのいい大学生活をおくってもらいたいものだと願っています。
ということもあって、代父 (parrain) のような気持ちで、純情れもん さんの日記をよんでいます。
純情れもん さんの社交辞令、とてもうれしいです。