Molière の L'avare で見つけたしゃれた表現:
Comment, pendard, tu as l'audace d'aller sur mes brisées.
何だと、この悪党が、図々しい。儂の獲物を横取りするつもりか。
息子と若い娘を張りあっている父親が、息子に向かっていう台詞。 (Il (le père) a soixante ans et est plein d'énergie. Je pense qu'il est l'étoile de la vieillesse.)
brisée f, pl: 獲物の居場所・通り道を示すための折り枝。 aller (marcher) sur les brisées de qn: 人を出し抜こうとする。(新スタンダード仏和辞典)。
この言い回し、[文語] ([話語] の対概念としてのそれ) の水準に属するということなのだが、日常会話の中で «Tu as beau tenter d'aller sur mes brisées.» と発話したら、「何を気取ってるんだか」という感じになるのかな。