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風鈴さんの おぼえた日記 - 2016年1月30日(土)

風鈴

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この日おぼえたフレーズ(英語・中国語・ハングル)

1.
Do you think we can meet the deadline? Are you sure?
2.
Could you please stay with us? We haven't finished explaining.

おぼえた日記

2016年1月30日(土)のおぼえた日記

No time for celebrity gossip  芸能ネタどころでない      Saturday, January 30



Lately, the marriages and love scandals of celebrities and the future of a popular pop group are the talk of society. My thinking is that every topic offers a chance to learn, so at the start of my university class, I asked my students, "Why does news about celebrities have a strong impact on the general public?"
芸能人の結婚、恋愛スキャンダルそして人気グループの解散などが話題になっている。どんな話題にも「学び」の材料はあるというのが私の考えなので、大学の授業の冒頭で「芸能人の話題が一般の人に強い印象を与えるのはどうしてか」といった質問をしてみた。

However, the students did not give much of a response. Forced to ask the students individually, when I inquired of them, "What did you think when you saw the news?" most of them responded that they were "uninterested."
●individually 個別に ●inquire 尋ねる ●uninterested 無関心な
しかし、学生たちの反応はあまり良くない。仕方なくひとりひとりに「報道を見たときにどう思った?」などと質問してみると、いちばん多かった答えは「関心ない」。

One student said, "There are so many serious issues, it is wrong for news variety programs to focus so much on celebrities." The most common opinion from the students, though, was that they simply had no time to be looking at celebrity news.
●issue 問題(点)
「重要な問題が山積みなのに、情報番組が芸能人のことばかり扱うのはおかしい」といった意見もあった。ただ、それより多くを占めたのは「それどころではない」という意見。


"I'm preparing to go job-hunting, but it's not going well. My mind is occupied by that," said one student. "There's a sick person in my family, and I don't have the time for celebrity news," said another. "My relationships with my co-workers at my part-time job are a mess, so I don't care about celebrities' love affairs," another student said.
●occupied 占領された ●care 気にかける
「就職活動の準備をしているが、うまくいかない。そっちで頭がいっぱいです」「家族にちょっと病人がいて、芸能ネタを見ている余裕はないです」「アルバイト先の人間関係がゴタゴタしていて、芸能人の恋愛なんてどうでもいい」

I was very convinced by these frank opinions. For young people having to deal with the issues directly in front of them, desperately living day-by-day, gossip about celebrities must truly seem like something they have no time for. When a person is able to care about a pop group breaking up, or about a celebrity cheating on their spouse, it may be a sign that that person has things relatively easy. Of course, there are probably also people who are attracted to such news in order to escape from the harshness of their lives, but many of today's students can probably not even do that.
●convince 納得させる ●desperately 必死になって ●no time for 時間(暇)がない
●spouse 配偶者 ●relatively どちらかといえば ●harshness 厳しい、苛酷で
私はその率直な意見に深く納得した。そう、目の前の難題に追われ、日々を必死に生きている若者にとって、芸能人の話などまさに「それどころではない」のだろう。「あのグループが解散? ショック」「結婚しているのに他に恋人がいるなんて、いくら芸能人でも許せない」とテレビの中の話題に関心を持つことができるのは、もしかすると少しは気持ちに余裕がある証拠なのかもしれない。もちろん、あまりに現実がつらすぎてテレビに逃避するしかない、という人もいるはずだが、いまの学生の多くは「逃避もできない」という状況なのだろう。

Some students who have come this far in their studies thanks to student loans say they want to drop out of university, because they don't see themselves as being able to repay their loans after they graduate. These days, no one is willing to lend them money that can be paid back in the future after they have made their way in the world.
●drop out 中退する ●these days 最近、近頃 ●willing 進んで…してくれる
中には、奨学金でなんとか勉学を続けてきたが、社会人になってからの返済のめどが立たないので中退したい、と申し出る学生もいる。今や「いつか偉くなってから返してくれればいいよ」などと、“出世払い”でお金を貸してくれる人など、どこにもいないのだ。


In the past, there was a time when university students were seen as receiving lots of money from their parents, while older generations were perceived as receiving high salaries. The two groups were enjoying recreational activities and buying brand-name goods. I'm sure that during that time as well there were students who were struggling to get by, but they were not very obvious. These days, students who have no problems and can focus on their studies and club activities are in the minority.
●struggle 努力する ●minority 少数派
かつて、潤沢な仕送りを親から受けその後は高い給料をもらい、レジャーやブランドもの集めを楽しんでいるように見られた時代もあった。その時代にも困難と闘いながら勉強を続ける学生もいたはずだが、あまり目立たなかった。いまは何の不自由も苦労もなく勉強やサークル活動に専念できる学生のほうが、むしろ少数派。


To those students who say, "We don't have time for celebrity gossip," I want to say, "I'm sorry society has become this way." (By Rika Kayama, psychiatrist)
「芸能ネタだなんて、それどころじゃない」と言う学生たちに、私は「こんな世の中になっちゃってごめんね」と謝りたい気持ちになった。(香山リカ 精神科医)



注:香山リカさんが女子大生だった時代
「バブル期を謳歌した around50 」…「バブル女」「GOLD世代」と呼ばれるaround50女性は、今何かと話題になっています。女子大生ブームからバブル期に社会人となり、男女雇用機会均等法により男性と肩を並べて仕事し始めたこの世代は、寿退社を当たり前とせず、仕事も結婚も両立させ、出産・子育ても体験し、復職の道を開拓した世代でもあります。また一方で結婚よりキャリアを選んだり、DINKSで子供のいない生活を楽しんだり、留学や転職も経験したりと、ライフコースが多様になってきたのもこの世代です。




    なんとなくクリスタル
1980年ころ、香山リカさんが女子大生のころ、この女子大生を「なんとなくクリスタル」「クリスタル世代」と言われています。ブランド世代とも言われています。彼女らは卒業して、大企業の本店、本社、東京の丸の内に勤務、花のOLと言われ、すぐにバブルがはじまり、夜はディスコにあけくれていた世代です。一流品を知っている世代ですが、後期シラケ世代とも言われています。
 その子どもたちはクリスタルチルドレンと言われていて大学を卒業するころになりました。時代が変わったと実感させられていると思います。
 昨日からほんとに写真がありませんので、この前の雪のとき没にした写真を復活させました。

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風鈴さんへ
いつも私のつたない日記を気にかけて頂き有難うございます。風鈴さんの日記のまとめ方は英語の勉強にとても参考なります。        あけみちゃんのネコカフェ
2016年1月31日 4時0分
チ-ちゃん さん
1人
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ピラカンサ雪を冠りてなお赤く
2016年1月30日 21時49分
風鈴 さん
1人
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hakobe-nonki さんコメントありがとうございます
今日は久しぶり散歩に出かけました。山コースとびわ湖コースです。団地を通り抜けるんですがビラカンサがあります。赤も黄色もあります。そして、必ず鳥がいます。不思議だなといつも思っておりました。部分的に少し減っているところもありました。毎日、毒見というか確認に来ているのですね。植物の、自然の知恵はスゴイですね。情報ありがとうございます。
 風鈴もhakobe-nonki さんと同じ世代だと思います。団塊のパワーあふれる世代としっかりもののクリスタル世代に挟まれたシラケ世代ともミジメ世代だともいわれて、めだたたず、もうすぐ消えて行く世代です。団塊の世代より確実に平均余命は短いと言われています。もう少しがんばりましょうね。
2016年1月30日 18時23分
風鈴 さん
0人
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アメリカ民主主義 さんコメントありがとうございます
風鈴の考える平等とは格差をなくすことではないと思います。頑張った人が優秀な人がたくさん稼ぐ、頑張らない人は少ない給料でも仕方がないと思います。
一番大事なことは、貧乏人の子でも頑張れば、東大でも慶応でも入れることが大事です。親のコネで、共産党の幹部の幹部の子どもだから、幹部になれるのはおかしい、平等でないとおもいます。機会均等が平等の根本だと思います。特に教育は基本無料にすべきだと思います。貧乏だから学校に行けないとなるのは自由、平等に反する最たるものだと思います。
2016年1月30日 17時47分
風鈴 さん
0人
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かおりん さんコメントありがとうございます
少子高齢化で学校は減ります。減るということは、先生も減らされます。つまり、先生は基本的に採用しません。団塊の世代が引退すると、欠員ができます。できますが、教員は増やせません。で、かおりんさんの様な人や臨時教員を雇います。苦肉の策です。学校や企業も年齢構成がとても悪くなっています。いびつです。本当は中堅の30代、40代の優秀な人材が欲しいのですが、採用していませんでした。少子高齢化で経済が縮小していくとき学校や企業がどう生き残っていくか、真剣に考えなければなりません。
2016年1月30日 17時32分
hakobe-nonki さん
0人
役に立った

ピラカンサ、ご近所にもあります。毒が少しずつ薄まるそうで、他の実がなくなる頃に鳥についばんで貰って増える・・・と聞いたことがあります。棘もありますよね。
私はもう少し上の世代です。女子の就職先は極めて限られていて、結婚後は家にテレビを置きませんでした。そうでないと夫婦の会話がなくなる程、忙しかったです。中森明菜の全盛期など全く見ていませんでした。
2016年1月30日 17時20分
風鈴 さん
0人
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あとらん太 さんコメントありがとうございました。
今の若い人は実は10年ほど前の世代に比べたら随分よくなっています。団塊の世代がいなくなりました。10年前は氷河期といわれて、就職はできませんでした。小学校の先生を見ればわかります。20代の若い未熟な先生はいますが、30代の中堅の先生はいません。学校だけではありません。企業もそうです。風鈴はこれでやっと正常になったんだと思います。バブルは一時の夢、本当に泡だったと思います。
2016年1月30日 17時19分
バブル期と今の大きな違いの一つが学費です。
1980年代の国立大学の学費は安かったのに、今では当時の私立大学なみに上昇しています。

私立文系でも2倍近くに跳ね上がっています。

当時と比べれば、株価は半分で学費は2倍。
学生が貧乏になるわけです。
2016年1月30日 13時45分
かおりん さん
2人
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私もほぼ同世代ですね。定年を待たずして30年以上働いた仕事を辞めましたが,呼び出されてはお手伝いしています。
芸能ニュース、しっかりと見ているのは余裕があるからなのですね。
2016年1月30日 13時35分
あとらん太 さん
2人
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風鈴 씨 안녕하세요~(^^♪

 やはり、白い雪には赤い実がいいですね!
 今の若い方たちの苦労は、本当に申し訳ないような・・気になります。
 ずいぶんのんきに仕事をしていたように思います。
 若い方たちの心身の疲弊は、何とかしてあげたくなってしまします。
  (何もできませんが!)
2016年1月30日 13時14分
風鈴 さん
2人
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Chiquita 先生を想像しながら今日の日記は書きました。
とても尊敬できるところは自立した女性が多いそれだけの実力、実績を持っている。媚びない、群れないですね。凛としてる。女性なのでやさしいです。教える場合でも観念的でない、わかりやすい。日本の会社ではあまり向いていませんね。外資の会社は組織で動いていません。個人、個人です。その人は辞めると、その仕事もなくなってしまします。外資系で活躍している人が多いように思います。
2016年1月30日 13時10分
Chiquita さん
2人
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私もきっと香山リカさんと同世代でしょうね。就職戦線は売り手市場、就活は10月になって1週間で終了でした。その後バブル時代は、金融機関に勤めていたのでとても羽振りが良かったです。

今の大学生を見ていて、本当に経済的に苦しいご家庭が多いです。半数は、日本学生支援機構なくしては通学できません。
2016年1月30日 10時0分
風鈴 さん
1人
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さぬきうどんさんコメントありがとうございますビラカンサですね。そうだと思っていたんですが間違えると恥ずかしいので名前はあえて書きませんでした。ありがとうございます。以前黄色を載せましたときに教えていただきました。

風鈴さん   2015年11月22日のおぼえた日記
http://gogakuru.com/mypage_320233/diary/2015-11/22.html
2016年1月30日 9時28分
さぬきうどん さん
1人
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雪の白でピラカンサの赤が映えてとても美しい写真だと思います。こんな写真はなかなか撮れません。ありがとうございます。
2016年1月30日 9時5分
風鈴 さん
1人
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Mちゃん さんおはようございます
ありがとうございます。今日は寝坊しましました。昨日は冬の大雨でした。今日はあたたかい朝です。曇ってはいますがおだやかな土曜日です。散歩にでかけて写真を撮りたいと思います。
2016年1月30日 8時2分
Mちゃん さん
2人
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お誕生日おめでとうございます。この紅い実はピラカンサですね。植物は雪をかぶりさらに強くなりますね。
2016年1月30日 7時54分
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