まいにちドイツ語「文法からはじめよう」Donnerstag, 31. Oktober
📚 文法:従属の接続詞 時をあらわす als と wenn
(1) Wurden Sie schon einmal, als Sie zum Beispiel in Deutschland waren, dafur gelobt, dass Sie gut mit Messer und Gabel essen konnen?
例えばドイツに行ったとき、あなたは「ナイフとフォークで上手に食べることができますね」と褒められたことがありますか?
●Beispiel [báIʃpiːlバィシュピール] n. 例えば example
(2) Der merkwurdige Herr stand jedes Mal auf, wenn sie den Raum betrat, um Tee zu servieren.
この一風変わった紳士は、お茶を出しに彼女が店に入るたびに、毎回立ち上がりました。
●merkwürdig [mɛrkvʏrdɪçメルクヴュルディヒ] adj. 奇妙な、一風変わった strange, odd
●Raum [raυmラオム] m. 部屋 room(ここでは)店
als は過去の「時」を、wenn は現在・未来のとき
(1) als とともに einmal が用いられている。あなたがドイツにいた「時」つまり1回だけのピンポイントの「時」
(2) wenn は現在・未来の「時」だけでなく、この例のように、過去に使われることもある
過去の場合 wenn は、反復や習慣をあらわす。
Jedes Mal 毎回が使われている。immer 常に、という副詞を伴うことも多い
◆ 時間関係を表すもの:~のとき als と wenn
Als wir in München ankamen, war es 18 Uhr.
私たちがミュンヘンに到着したときは18時でした
●als [alsアルス](従属;定動詞は後置)~したとき(過去のことについて)
ankommen + 場所 ~に)着く arrive
als は過去の時点を表す
Wenn wir in Munchen ankommen, wird es 18 Uhr sein.
私たちがミュンヘンに到着するときは18時でしょう
wenn は現在や未来の時点を表す。
während は同時に起こる出来事を表す
Mein Chef quatscht mich ständing an, während ich arbeite.
私の上司は仕事中にいつも私に雑談してくる
●während [vɛːrəntヴェーレント](時間的)~する間に during, while
quatschen [kvátʃən] くだらないことをしゃべる chatter
上司の雑談と仕事が同時であること表す
🛁 プラスアルファ
Wenn ich meine Oma beschte, hat sie immer Kuchen fur mich gebacken.
私がおばあちゃんを訪ねたときはいつも、彼女は私のためにケーキを焼いた。
※~したたびに、と反復、習慣性がある過去の出来事なので wenn 。
📚 間接話法
(1) Sie fragte sich, ob der Kunde zu enge Schuhe habe und sich die Fusse vertreten müsse.
彼女は、このお客さんはとても窮屈な靴を履いているから、足を伸ばさないといけないのかしらと考えたのです。
間接話法で主に書き言葉では接続法Ⅰ式を用いる
接続法1式の形 =語幹 -e だけです。
書き言葉に出てくる、会話の主語の多くは3人称です。
ということは、最初は極端な話、
単数:「er habe」複数:「sie haben」
の2つが分かれば、差し当たりは何とかなる…ということです。
従属の接続詞 ob ~かどうか、を用いる
疑問詞のない疑問文、ja /nein で答える決定疑問文も ob を使う
◆ 間接話法を直接話法に書き換える
Sie fragte sich: “Hat der Kunde zu enge Schuhe und muss sich die Füße vertreten?”
主語 der Kunde 客(単数)直説法の動詞 hat が habe、muss が müsse になる。
間接話法で動詞の形が直説法と同じになるときは接続法2式を使う。
「客観的に言ったことを示そう」とした時に
「接続法1式」だと「直説法」と区別がつかない場合は、「接続法2式」で代用します。
※会話内容の「主語が複数の場合です」
Marie sagte, Alice und sie haben eine Wohnung in Edinburgh.
この「haben」、「直説法」か、「接続法1式」か分かりますか?
形が一緒なので、区別がつきません(接続法2式を使う)
📚 不定代名詞 jemand 誰かある人 someone, somebody, anyone …
Jemand, die wohl besonders viele solche Geschichten erlebt hat, war Mitsuko Aoyama.
このような出来事をとりわけたくさん体験したであろう人物、それは青山光子でした。
● jemand にかかる関係代名詞氏が、男性 der ではなく、女性 die になっている。
それは、青山光子でした。jemand は特定の中の不特定、特定している。
これまでは、jemand は男女の区別がなく、誰かある人を指し、関係代名詞で受けるときは、男性として扱うことになっていた。
Jemand, der schon einmal ein Kind geboren hat, weiß, wie anstrengend das ist.
子供を産んだことがある人は、これがどんなに大変かを知っている。
● 主体となっているのは「女性」だが関係代名詞は der 。(男性)
子供を産んだことがある男性は?現在は jemand は男性 der でも女性 die で受けても、どちらも間違いでないとされている。
🛁 プラスアルファ
性別を明記しない名詞を作る方法として、現在分詞を使う
動詞 studieren の語尾に -d をつけ「大学で勉強している人たち」という男女の区別のない名詞ができる。男女というジェンダーから離れた平等な表現が模索されている。
●Studierende m.f.(形容詞変化)大学生
Studierte m.f.(形容詞変化)大卒者
📚 現在分詞 -d
Dann rote Flecken, Blaschen, schließlich übel riechender Eiter […]
それから肌の赤らみ、水膨れ、最後に悪い臭いのする膿(…)
● 現在分詞は「~している」という進行形
「不定詞 + -d 」名詞の付加語として用いる
名詞の前で用いる、形容詞の語尾変化を忘れないように
Am kommenden Montag gehe ich ins Kino.
次の月曜に、私は映画館に行く。
● kommen「来る」の語尾に -d がついて commend
前置詞 an に男性名詞 Montag の3格定冠詞 dem がついているので、kommend の形容詞語尾には -en がつく
am kommenden Montag こちらに向かっている月曜日(次の月曜日)
an [an] pre. 日つけ・順番)(3格と)~に
am Montag 月曜日にに、am Morgen 朝に
Schlafende Hunde soll man nicht wecken!
眠っている犬、起こすべからず!
● schlafen 眠る、+ -d をつけ、犬、の複数形4格に対応する形容詞語尾 -e をつけた形がschlafende Hunde
🛀 現在分詞 -d
英語にはbe動詞+現在分詞で進行形を表す表現がありますが、ドイツ語にはありません。ドイツ語で現在分詞が使われるのは形容詞のように働く場合に限られます。
また英語では現在分詞と動名詞がともに-ingの形になっていますが,ドイツ語では現在分詞は-d(本来は-end),動名詞にあたる動作名詞は-ungで形が全く違います。
あしたから11月ですね
夜が更けるのが早いです。夕方の5時、外はもうまっくらです。
人生の夕暮れを感じますね。
いや、まだ11月だ……
ジョンレノンのことを歌った名曲
12月 SION
💐準皆勤賞🎊おめでとうございます👏(惜しい!)
🍂11月もよろしくお願いいたしますm(_ _)m🍁
10月も終わりですね。
来月もどうぞよろしくお願いいたします。