好玩儿的地方有的是。/chinese/phrase/81758
★ 昨日(2015年9月23日)お昼のニュース
1、不動産impots /mypage_61387/diary/2015-09/16.html
2、フォルクスワーゲン
3、バチカン、アメリカ6日間、
4、移民
5、エジプトがミストラル2隻を購入する、とエリゼ情報。ロシアではなく
6、盲導犬 chien d’aveugles が受け入れてもらえない現実。(下記)
7、Tarif 3つ
8、bio commestique 毒性
9、adoprime
10、本の紹介 orsenna
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<盲導犬の話>
1987年の法律によれば、盲導犬は、公的・商業的な施設(映画館、食品店、レストラン、ホテル、、、)にはどこでも入れるはず。たとえば運転手は断れば、150~450ユーロの罰金のはず。でも、現実はほど遠い。C’est loin d’etre le cas. Contourner la loi 法を迂回する(破る)、
盲導犬は2年間の訓練費2万5,000ユーロ、non-voyant目が見えない
Le moins que l’on puisse dire, c’est qu’ils ne sont pas les bienvenus partout.
Denivellation 道路などの高低差、でこぼこ、conventionne 保険機関と提携した
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★ 「日本と中国:世界的な野望、地域競争」
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=1DbLZIf2KCI
これは2015年5月にアップされた、フランスのBac(地理)の復習講座。
* フランスの高校卒業試験は日本の大学入試に形式的には当たるけれど、
レベル的には大学一般教養レベル。なぜなら、論文を作成するから!
約10分の番組は、「イントロ」「プラン」「詳述」「結論」の4つの流れで。
「イントロ」では、着想として、日本と中国を1つずつ説明してはダメ、と注意。
「プラン」では、切り口を3点あげる。アジアの2大国、世界的野望、地域競争。
「詳述」では、上記プランⅡをそれぞれ3つに分けて、キーワードも入れる(下記)
「結論」は、将来の枠組みを自分で考える。une association d’etatsとして、国家連合を想定するとか。インドやインドネシアのような国も。
______________________________________ 以下が「詳述」の部分 ^^
Ⅰ Les deux geants de l’asie
A Le poids de la population 中国13億
B Les deux puissances majeures de l’Aaie...
C ... aux histoire differentes 日本はアメリカ寄りの資本主義、中国は毛の共産主義
キーワードは、中国人のdiaspora。
日本はpuissance etablieで、中国は puissance ascendant
Ⅱ Des ambitions mondiales
A Au plan economique 経済面
B au plan geopolitique 地政学面
日本の軍事状況(平和主義)に触れる。日本に軍隊なし、核なし、安保理にもいない。
C L’exercice d’un soft-power 文化・魅力のソフトパワー
日本は1990年代より方針転換を図っていることに触れる。つまりCool Japanとして、
表現するようになってきている。例:漫画、デザイン、日本料理。
中国は儒教の国だけど、独裁だから、人権保障にはほど遠い、と!
キーワードは、 « Cool Japan »
* Bのところ、あああ・・・最近、変わったけどね。
Cのところ、cool Japanの意味を始めて知った!
Ⅲ concurence regionale
A rivalite economique
中国はリーダー、イノベーション。日本は出遅れ。20年のスタグフレーション。
災害、福島。
B rivalite strategique → schema
日本はかつて中国を暴力的に侵略した。中国は犯罪的な拡大主義。
図(Youtubeの動画だと8分30秒くらいのところ)
①中国、②日本、③台湾、④朝鮮半島(南北)の4つが示される!
赤色は、核兵器保持。黄色は、国連安保理の理事国。
矢印は、紛争:中国 vs 台湾、韓国 vs 北朝鮮
青ウニみたいのは、領土紛争:5つ???
日本からみたら、①北方領土、②竹島、③尖閣(台湾の右)、
④台湾の左は??? ⑤九州・本州よりの一番右のは???
C surmonter les rivalites 互いにパートナー
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パッと見の感想など ^^
(1)フランスは中国に関心があるけど、日本も一緒に扱ってくれている。嬉しい ^_^
(2)すっごいヨーロッパ的! EUみたいのを想定している。
(3)なんて中央集権的な問題と解答でしょう! 人口やGNPとかの統計を重視するからでしょうが、数値の後ろにあるものを理解しようとしない!? テキパキまとめました、という感じ。今回は「地理」の講座しか見ていないから、これ以上ケチつけられないけど。
(4)フランスの外国理解、とくに非ヨーロッパの理解は「地理」では浅い。ただ、彼らは「外国語」で、つまり外国文献(現地語の資料の読解)を通して深くやるからね~。いきなり民俗学・文化人類学みたいなことになっているよ!
全般的にみれば、日本の地理教育は全然フランスにかなわないと思います。日本のは地図に植生や産業とかを書き込んで終わりなのに対し、フランスのは経済や政治面から動きに注目し価値の変化を将来に向けて考える姿勢があります。そもそも守備領域が異なる気がします。
「EUとロシア:世界における位置、相互関係」みたいな問題を日本の高校生に書かせたら、どうなるかなぁ、と想像してしまいました。冷戦終結後の世界情勢の変化が分かっていないと、手も足も出ないでしょうねぇ。