おぼえた日記

2024年8月18日(日)


   sell yourself short
     (自分を過小評価する/自分を安売りする)
 sell ~ short は、「~を過小評価する、見くびる」などの意味のイディオムです。
親しい人が、「私なんて…」と自分に自信が持てないような発言をしたら、Don't sell yourself short! と言って励ましてあげてください。

A. Make sure you mention your achievements at the interview!
  <面接で自分の実績を言い忘れないでね!>
B. I don't know. I usually get nervous and tend to sell myself short.
  <できるかな。いつも緊張しちゃうし自分に自信が持てないの。>
A. But you have to make yourself stand out.
  <でも自分を目立たせないと。>


   wolf in sheep's clothing
     (羊の皮をかぶった狼)
 凶暴な狼とは相反して、羊は温厚で無害ですよね。
そこから、a wolf in sheep's clothing は、一見無害または友好的に見えて、中身は有害であったり、残酷である人のことを言います。


   burn the midnight oil
     (遅くまで仕事(勉強)する)
 直訳すると「深夜の油を燃やす」となります。
今のように電気がなかった時代は、ランプを灯すために油を入れていました。 その明かりを使って勉強や仕事に取り組んでいたところから、このような意味になりました。


   all talk and no action
     (口だけで行動しない人)
 直訳からもなんとなく意味が分かると思いますが、これは「口先ばかりで実際には行動に
移さない」人のことです。
 今風にいうと「やるやる詐欺」といったところでしょうか。
all talk だけで、and no action 
が付かない時もあります。


   cost an arm and leg
     (めちゃくちゃ高い)
 何か欲しいものがあるシチュエーションを想像してみましょう。
もしそれを手に入れるために、自分の腕と足を差し出さないといけなかったら、どうですか?簡単には買えないですよね。
 cost an arm and leg は「それほどお金がかかるくらい高額なもの」というイメージから生まれたフレーズです。


   Thank goodness for air
     (エアコン最高!)
 外はうだるような暑さ。 エアコンの効いている室内に入ってホッとした時、こんな風に言ってみてください。
 Thank goodness 〜 は、何か良いことが起きた時の嬉しさやホッとした気持ちを表します


   You can't be too careful.
     (どれだけ注意してもしすぎることはない)
 can't 〜 too… は「いくら・・・してもしすぎることはない」という意味の決まり文句で、too の後には形容詞や副詞が来ます。


   go down the rabbit hole
     (のめり込む/逸脱する)
 物語の「不思議の国のアリス」では、アリスがウサギを追いかけて行くと、ウサギの穴に落ちてしまいますよね。
 この go down the rabbit hole はそんな世界観からできたフレーズです。「未知の世界へ迷い込む」というイメージから「道を逸れる」「戻れない世界に迷い込む」「抜け出せなくなる(のめり込む)」といった意味で使われます。


   a house of cards
     (不安定な/計画性がない)
 ここで言う "cards" とは、トランプを指しています。
トランプを組み合わせてバランスをとりながら作った家は、少しの振動や衝撃で崩れてしまいますよね。 
 これに例えて a house of cards は「不安定である様子」「もろい」「計画性のないこと」という意味来ているそうです。人にも物にも使えます。



 p.s.   写真はミッドタウン日比谷、 夏のお飾り。
    かざぐるまを1000個使っているらしいです。


   『フランスが「ヨーロッパの大国」になれたのは「地形」』

 ヨーロッパの中心的存在であったフランス。 
高校の世界史の教科書の中で、ヨーロッパの大国として長らく君臨した国といえば、フランスでしょう。 フランスは豊かな農業生産力をベースに、西ヨーロッパの中心的な存在であり続けました。
 中世では、分裂状態だったドイツやイタリア、名目上はフランス王家の家臣であったイギリス王家に対して優位を誇っていましたし、近世ではブルボン家が強い王権を持ち、他国の戦争に介入しました。
 また、フランス革命の時代にはナポレオンが大陸ヨーロッパを支配しました。フランスはヨーロッパ史の主役を演じ続けたのです。
 このようにフランスがヨーロッパの大国であり続けた理由として、豊かな生産力の他に、じつは地形も大きな要素として挙げることができます。

 フランスを守る防衛線となった「ケスタ」。 フランスを「ヨーロッパの大国」にした「地形」とはどのようなものかというと、それは、大規模なケスタ地形です。
 ケスタとは、水平に堆積した地層がわずかに傾き、長年の風雨により侵食された結果、硬い地層が残り、軟らかい地層が大きく侵食され、緩斜面と急斜面が交互に現れる独特の地形です。
 パリ周辺のケスタはその代表例で、フランス北部からドイツの国境に至るほど大規模です。
しかも、パリを中心として同心円状のケスタが見られるのです。 農業国フランスは、緩斜面で小麦を、急斜面でブドウを育てるという土地の使い分けをしています。
 このケスタが、フランスを大国にした防衛線になったのです。 ケスタの緩斜面はパリ側、急斜面は外側に向かっています。ということは、パリを防衛するならば、急斜面の丘陵上に防衛線を構築すれば、登ってくる敵を見下ろしながら
攻撃することができるのです。フランスが大国であり続けた背景には、こうしたケスタによる強い防御力があるのです。


かおりん さん
風車、風が吹いているときっときれいなんでしょうね。いいですね。以前、福岡の竈戸神社が同じように風車を飾っていてきれいでした。
猛暑の愛知、Thank goodness for air!です。
2024年8月18日 19時17分
pretty naoko さん
風車のオブジェ、工夫と手数が入っていますね。
外に出かけると思わぬものを見かけてうれしくなりますね。

日本の城郭建築にも適用されるような共通した考えがありますね。
すばらしい知恵です。

2024年8月18日 16時52分
peko さん
なるほど、フランスの繁栄には、地形が関係していたのですね。 ケスタという地形は、初めて聞きました。 

I've been selling myself short since I was a little chiled.
そろそろ脱却しないとなあと思います。 

日比谷ミッドタウンでしたか。飲茶のお店と、上の階にあるお店に食事に行ったことがあります。 ずいぶん前のことです。
2024年8月18日 13時44分
戦国時代でも地形は防御の点で重要な要素ですね。
城の周りは堀構えましたね。

日本国は海が防御壁の役目をしてました。
2024年8月18日 13時32分
ぴのみ さん
ケスタという地形のことは知りませんでした。パリはこの地形に守られていたのですね。フランスはとても広大で自国生産している作物が多いので食に関してはとても豊かだと感じますが、生活インフラなどは日本の方がずっと便利だと思いました。
2024年8月18日 12時41分
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