おぼえた日記

2013年3月1日(金)

Урок 37 Если бы не одно событие, определившее её судьбу
能動形動詞の現在と過去、「書き言葉でよく用いられる」と柳沢先生も書かれているが、サッカーの記事では実によく出てくる。
形動詞を使うと硬い文体になるので新聞記事向きなのだということだが、簡潔で引き締まった感じになるから特にスポーツ記事で好まれるのだろう、と私が教わった先生もおっしゃっていた。

2月26日にも掲げたスポーツ記事を今一度。

Денис Дмитриевич Черышев сын бывшего нападающего сборной России Дмитрия Черышева.
デニス・ドミトリエヴィチ・チェルィシェフは元ロシア代表FWドミトリー・チェルィシェフの息子です。
・бывшего(男性生格)<бывший「かつての、前~」能動形動詞過去<быть
・нападающего(男性生格)<нападающий能動形動詞現在から生じた名詞<нападать「攻撃する」

В прошлом году он стал первым россиянином, сыгравшим и забившим за мадридский «Реал».
去年彼はレアル・マドリード初のロシア人プレイヤーとなり、更に初のロシア人得点者となりました。
・сыгравшим(男性造格)<сыгравший能動形動詞過去<сыграть「プレイする」完了体
・забившим(男性造格)<забивший能動形動詞過去<забить「打ちこむ」完了体
 私の考えでは、これは結果達成型の動詞で、完了体のзабитьは「シュートしてゴールに入った」、不完了体のзабивать「ゴールに入れようとしてシュートする」になるのではないだろうか。

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