おぼえた日記

2019年8月20日(火)

『英会話が上手になる英文法』    松本茂著(NHK出版)

 頭の中に眠っている文法の知識を呼び起こし、会話に
 使える知識に変換します。

第4章 前置詞
■of
今回取り上げるofもしょっちゅう目にします。発音すると
目だたないことが多いですが、重要な前置詞です。
基本概念として、「ある集団の一部分である」「原因とな
っている(関連している)ことを主に言い表します。
 
 まずは、集団に属している人たちを、人数に関係なく集団
 から取り出して、特別に意識を向けるときの例です。

 Some of our club members will go to Europe this winter.
(うちの会のメンバーの何人かはこの冬にヨーロッパに行きます)

Many of us would like to visit the museum.
(私たちの多くは博物館に行きたいのですが)

【全員であることを強調する場合にも使います】

 All of us support your proposal.
 (あなたの提案を全員で指示します)


【原因や関連性を説明するときにも、このofを使います】

  Unfortunately,many people are still dying of hunger.
  (残念なことにまだ多くの人が飢餓のために亡くなっています)

  dyingはdieの-ing形です。die of...で直接的な死因を説明
  しています。

【材質に焦点を当てるときにも、ofを使います】

 This seat is made of genuine leather.
 (この椅子は本革で出来ています)  承知の事:加工され
                  原形がない場合はfrom

 【人の人格や特徴を言い表すのにも使います】
  Kyouko is a woman of patience.
  (京子は我慢の女性よね)

 【名詞+of+名詞のパターンは書き言葉でよく使います】
  例)
a glass of wine(一杯のワイン)

a story of romance(ラブロマンスの物語)

a student of economics(経済学専攻の学生)

補足]------同格---------------------WEB参照--------------------

 名詞同士を同格の関係で結んで使用する。
  例文:the city of San Francisco
   (サンフランシスコ市)

  例文:the three of us
   (わたしたち3人)

  抽象名詞の補足説明の際に同格の「of」を使用することが可能。
  例文:I have never had the thought of finding a new boy
     friend.
    (わたしは新しいボーイフレンドを見つけるなんてこと全く
     考えたこともないわ)

  ※同格の[of]は[行為・経験・習慣]など表す名詞の説明に使用。
※同格の[that]節は[伝達・考え・認識など表す名詞の説明に使用。

【注意】その1-------------------WEB参照---------------------
 「B of A」「A of B」!?
  ここに間違いやすい例をご説明する。

   8年間の経験を英訳すると:

   正しい⇒eight years of experience
   間違い⇒ experience of eight years

  8年間の経験とは、AについてのBつまりAに関連するBということになる。
  言い換えると、経験に関する8年という意味だ。よって経験という固まり
  から8年を引っ張り出す、ととらえる。

 【注意】その2-------------------WEB参照---------------------  
  「B of A」 「A B」 「A’s B」のどれ使う?
   「コンピュータの性能」を英語にすると:
  1.the performance of the computer 「B of A」
  2.the computer performance「A B」
  3.the computer’s performance「A’s B」

   正式な表現と言われれば、
  1.が正式な表現。敢えていえば、少々長いことと、theが二つもあること。

  2.については、以前の関連記事「会話力上達の鍵になる形容詞をフル活用
    する6つポイント!」のところで触れたが、名詞を形容詞化(computer=
    コンピュータの)する表現となる。
    羅列可能な名詞の数は、最大でも4つとするのが一般的。
  3.は「所有」を表す。しかし本来人間や生物で使用されるもので、好まし
    くない。

★ 暗記フレーズ【ゴガクルの皆さんから拝借】自分が覚えるまで

Now (that) you mention it, (そう言われてみれば)  that省略有

例)Now that you mention it, I think she is getting fat lately.
そう言われてみれば、彼女最近太ってきてるかも。

最近、私は「Now that you mention it, I think she is getting fat lately.」と言われる可能性大です。
2019年8月20日 19時51分
前置詞 of 大西先生とは異なる面からの解説で勉強になります。
Thank you for introduce "of" from different side.

夕方にスゴイ夕立ちになりました。
2019年8月20日 17時34分
YOICHI さん
---------------------WEB参照--------------------
の部分がいつも勉強になります。
分かってるつもりのofも、色々と奥が深いですね。
2019年8月20日 12時41分
gongongon さん
妻のウクレレもペグの交換をしてみようかなと思いました。
すぐ緩んでしまうので、まだ調べていませんが、
涼しくなったら、楽器店に行って聞いてみようと思っています。
2019年8月20日 11時44分
miona-chan さん
"of"を学校で習った「~の」という意味の解釈だけではどうにもなりませんね。
昔ワーキングホリデーでカナダに住んでいたとき、レストランに行って「2人です」と言うところを"Two of us."と言っているのを初めて聞いたときの新発見を思い出しました。
2019年8月20日 11時07分
スッチー さん
「8年間の経験」は珍しく日本語と語順はいっしょなんですね。
2019年8月20日 9時54分
pretty naoko さん
何気なく使っている前置詞of の用法、ラジオ英会話とは違った解説でとても参考になりました。あまり深く考えると口からでなくなってしまいそうなので、私もimageで覚えていきたいと思っています。
2019年8月20日 9時14分
moo さん
ofのイラスト、良いですね。英語🔤はImageで覚えるのが一番ですね🐧🎶
2019年8月20日 8時54分
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