«Я хотела увидеть ангелов»
「モスクワ 天使のいない夜」
セルゲイ・ボドロフの息子を起用する以前の傑作。
ひたすら暗ーいカオスの時代のモスクワ。
この台詞を言ったヒロイン、ネットを演じたギンコはこの作品の日本上映時には既に失踪してしまっていた。
ボドロフはニューリッチ的な暮らしに馴染んでしまって、最近の作品は才能を無駄遣いしている感じだ。
スモリヤニノフが出ているから「ヤクザ・ガール」も観に行ったけどさ。
И так, сегодня я ездила смотреть оперный фильм "Евгений Онегин".
オペラ映画と言っても、観たのはメトロポリタンオペラのライブビューイング。
В "Онегине" играют конечно по-русски, а на интавью по-английски, чуть-чуть по-польски.
10月5日にメトロポリタンで上演されたオペラの世界配信を映画館で上映するもので、オペラの上演時間と同じだけ上映時間がかかる。休憩時間には舞台裏や客席を映したり、舞台の袖で出演者や指揮者のインタビューを解説者が行ったりしているのだ。
で、解説やインタビューは英語で行うので、「エヴゲニー・オネーギン」は「ユージン・オネーギン」と言っていた。
タチヤーナ役のアンナ・ネトレプコは英語が不得意なのか、ちょっとぶっきらぼうな短い応対。
オネーギン役のクヴィエチェンはひょうきん者で、レンスキー役のベチャワがインタビューを受けているときに横から出てきて「ポーランドの皆さん、こんにちは!」といきなりポーランド語で割り込み挨拶。
(この二人はポーランド人です。)
Потом купила билет на польских фильмов.
そのあと、新宿から渋谷に移動して、ポーランド映画祭のフリーパスを買う。8000円なり。
でも8回以上観るならお得。
しかも、今回は先着プレゼントにありつけた!
「エロイカ」または「鉄路の男」のブルーレイディスク、どちらも好きな作品なので迷ったが、「エロイカ」にした。
ブルーレイは6090円相当だというので、随分太っ腹だ。
Я очень рада.